6時半起床。今日は、サッカーJリーグ第28節、清水エスパルスvs.名古屋グランパスの試合(@日本平)を観に行く。睡眠時間は3時間にも満たないが、何とか布団から抜け出してシャワーを浴び、身支度を整えて家を出る。東京駅08:20発の東名ハイウェイバス305号に乗り、静岡を目指す。バスは出発してから10分もしないうちに首都高に乗るのだが、その記憶はない。目が覚めた時には、既に沼津IC付近を走行していた。その後も大半の時間の記憶がないので、本当に寝て起きたら静岡だったという感じである。
定刻通りに静岡駅前に到着。
まずは、「ピザハウス ハイホー」で朝食兼昼食。今回は、シンプルに「ミートソースパスタ」を注文する。ここでは、カレーみたいにソースが別容器で出てくる。私の場合は結局すぐに全部かけてしまうのであまり意味はないのだが、何となくリッチな感じがする。ミートソースは肉の旨味がそのまま生かされているし、玉ねぎのシャキシャキした食感も良い。こういうシンプルな料理でこそお店の真価が問われるわけだが、十分期待に応えてくれる味だった。
13時過ぎにアウトソーシングスタジアム日本平に到着。今日は、いつもとは反対側のスタンド(バックスタンド)からの観戦なので、いつもと風景が大きく異なり、非常に新鮮だった。試合前の選手紹介では清水サポーターから藤本選手に大きなブーイングが浴びせられ、一方の名古屋サポーターもわざわざ彼の背番号である「8」をフラッグで作るなど、スタジアム全体が早くもヒートアップしていた。観客数もほぼ満員の2万人超え。やはり、名古屋に対しては特別な思い入れがあるのだ。
15:04キックオフ。試合は、予想に反して終始エスパルスペースで進む。前半から積極的に攻撃を仕掛け、小野選手のスーパーシュートを筆頭に、決定的なチャンスも何度か作れていた。その反面、名古屋はほとんどチャンスを作れない。特に、藤本選手はボールを持つたびに大きなブーイングを浴びせられ、そのためか今日の彼のプレーは終始精彩を欠いていた。そして、後半に入って73分。高木選手の左サイドからのクロスに大前選手が頭で合わせ、ついにエスパルスが均衡を破る。その瞬間の爆発的な歓声は、未だに耳から離れない。そして、更に84分。ユングベリ選手が右サイドを完璧に突破して切り返し、アレックス選手が冷静に流し込んで追加点を挙げる。この時は、あまりに興奮し過ぎて涙が止まらなかった。そして、そのまま最後までエスパルスが主導権を握り続け、2-0で快勝。今日の試合は、私がこれまで見た中で最も素晴らしく、感動的な試合だった。
選手入場。
キックオフ。
今日の試合では、ヨンアピン選手を筆頭に守備陣は安定していたし、小野選手の視野の広さと天才的なテクニック、ユングベリ選手の衝撃的な突破力、高木選手のキレのあるドリブルとミドルシュート、そして大前選手とアレックス選手の決定力と、全ての選手の良いところが存分に発揮された。特に、小野・ユングベリ・ヨンアピンの中盤は完璧で、彼らによって試合が完全に掌握されていたと言っても過言ではない。特に、ユングベリ選手はどんどん調子を上げてきており、今日は他とは次元の違う突破力を披露していた。これに高原選手が戻ってきたらと考えると、これからのエスパルスには大いに希望が持てる。というか、もはや希望しかない。
試合終了後の挨拶。
大前選手のヒーローインタビュー。
「マン・オブ・ザ・マッチ」に選ばれたのはユングベリ選手。
いつもの勝ちロコより気持ち良い。
静岡駅18:36発のひかり480号に乗り、一路東京へ。地元へ戻ってから、「珈琲館」で夕食に「珈琲館ハウスサンド」を食べる。ローストチキンと卵、野菜のサンドイッチで、予想以上に美味しかった。ここはホットケーキだけでなく、他の食事のクオリティも高いようだ。
アイスレモンティーはサンドイッチとよく合う。
21時半過ぎに帰宅。エスパルスの選手たちのおかげで、サザエさん症候群になる気配は微塵もない。むしろ、このまま寝なくても、明日は元気に仕事に取り組めるような気がする。