6時起床。午前中は、上司と一緒に中山にある支援先へ。会計士を紹介して欲しいということで、普段お世話になっている先生をご紹介する。当然といえば当然なのかもしれないが、先生は決算書を一瞥しただけで的確な質問・指摘をされていて、「そう言われてみれば、ここの数字って変だよな」と気付かされることが多く(粉飾があるわけではない)、隣で聞いていて心底感服させられた。やはり、数字を読めるというのは重要なことなのだ。
顔合わせ終了後、近所のステーキ屋で昼食。スープやサラダ、デザートまでついた豪華なコースを先生にご馳走になる。また、会計士の試験の話や、実際の業務の話などをお聞きすることができ、非常に楽しい時間を過ごした。この先生は、実は県内でも有名な大御所なのだが、私のような下っ端にも本当に優しい。私が彼の年齢になった時、20代の若造相手にここまで親切になれるだろうか。
14時過ぎに帰社し、15時から内部研修。外部からコンサルタントさんを招き、若手職員5名で「ロジカルシンキング」をテーマに研修を受ける。自社や自分自身の抱える課題・問題点を題材に、KJ法やマンダラートを活用し、課題・問題点の抽出と解決方法の具体化を検討する。正直、内容はよくありがちなものだったが、さすがはコンサルだけあって研修の進め方は上手だった。表情や身振り、声のトーンなど、聞き手を惹きつけるポイントをしっかりと押さえている。本来の目的とは少し異なるのかもしれないが、そういう面において非常に勉強になった研修だった。
20時半前に帰宅。1人暮らしの件は、昨日見に行った部屋に関して想定外の事実が発覚し、あっという間に白紙に戻ってしまった。めちゃくちゃ良い部屋だと思っていたのに、まさに不運としか言いようがない。これでまた、定期的に不動産会社のHPをチェックする段階に逆戻りである。しかし、あんな部屋、滅多に出てこないだろうな…。