社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

1月12日(木)

2012年01月12日 23時16分02秒 | 2012年

  6時半起床。あまりの寒さに、思わず二度寝するところだった。私の部屋は日当たりが良いので、1階にしては比較的冷えないのだが、さすがに今朝の寒さは堪えた。

  午前中は事務処理に取り組み、午後から出張。町興しに関する会議に参加する。うまく理由は説明できないのだが、正直この取り組みにはあまり気が乗らない。目的と手段が一致しておらず、手段の目的化が起きてしまっているような気がする。しかし、我々主体の事業ではないため、あまりしゃしゃり出るわけにもいかない(まあ、その分スベっても責任は少ない)。ただ、ここまで来たら、私なんかの予想に反して大成功することを願うしかない。

  夜は、部長と一緒に私の担当先の賀詞交歓会に参加する。創立40周年ということで、盛大な会となっていた。となりに議員さんが座られた時は焦ったが、皆さん気さくな方ばかりで、こんな私にも気を遣ってくださり、とても楽しい時間を過ごさせて頂いた。色々と懸念していたビンゴ大会では幸か不幸か当たらず、一安心。景品の中にはホテルのスイートルーム宿泊券やディナークルーズ招待券といった魅力的なものがたくさんあり、大変な盛り上がりを見せた。普段、自社の経営に一生懸命取り組まれている分、こういう息抜きの場は貴重なものだといえるだろう。

  終了後、部長と一緒に駅まで戻る。部長は大変博識な方なのだが、普段はなかなか2人きりになるチャンスがないので、とても貴重な時間だった。実際、たくさん興味深い話を伺うことが出来た。一番印象的だったのは、「もっと本とかを読んで勉強しなきゃいけないんですよね」という私に対して、「普段の生活の中でも勉強になることはたくさんある。この製品の原価はいくらぐらいなんだろうとか、廃棄ロスはどれくらいなんだろうとか、少し視点を変えるだけで、勉強になることはそのへんにいくらでも転がっている」とおっしゃったことである。要するに、視野を広げる、視座を増やすということだ。そう考えると、今日のような場でたくさんの経営者の方々の話を聞くことが、一番の勉強といえるのかもしれない。

  21時前に帰宅。食事は賀詞交歓会で済ませたので、入浴後にお菓子を食べる。一人暮らしを始めると、自然と食べ物をもらうことが増える。今日のお菓子も、よく考えたら全てもらいものだ。しかも、最近はもらう量が消費量を上回っているので、棚のスペースがどんどんなくなっている。お饅頭のような賞味期限の短いものも多いので、実家暮らしの頃よりも日々のお菓子の消費量は増えている。一人暮らしを始めれば自然に体重が減るものだと思っていたが、どうやら違うようだ。しかし、周りから気に掛けて頂けるというのは、幸せなことである。おかげで、そう簡単には飢えに苦しむようなことにはならなそうだ。