この1週間は忙しくて日記を書く時間がなかった。とはいっても、仕事が忙しかったというわけではなく、スマホのオンラインゲームにハマってしまったからである。「龍が如く」シリーズのオンラインゲームで、このシリーズの大ファンである私のような人間にとってはハマる要素がたくさん詰まっている。とりあえず一気に進めて現在リリースされている分のストーリーには追いついたので、あとはコツコツやっていくことになるが、課金したい欲望に負けないように気を付けなければ。
水曜日、定額給付金の申請用紙が届いた。我が家は3人分で30万円がもらえることになる。用途としては、娘の分の10万円はそのまま娘の口座に貯金(いいかげん娘の口座を作らなければ…)し、残りの20万円はそこに家計の口座からも資金を追加して新しい冷蔵庫を買うことになっている。私はもっとバカみたいな使い方をしたかったのだが、最終的には妻の提案を呑んだ。そもそも我が家は妻が世帯主なので、妻を納得させられなければ私の手元にお金が届くこともないし。もう買う機種の目途をつけているようなので、ここは素直に従うことにする。
週末の2日間を使って、庭の草木の手入れを行った。土曜日に伸びた木の枝を切り、日曜日にその回収と草むしりなどをして、120リットルのゴミ袋6袋分の草木を処理した。土日それぞれ2時間半ほどの時間をかけて作業をしたので、さすがに身体がヘロヘロである。
先述の日曜日の庭の手入れのあと、シャワーを浴びようと思ってお風呂に入ったのだが、お湯が出ない。何度試しても、洗面所や台所で試してみても出ない。給湯器の電源は入っているのだが、燃焼しないのだ。どうやら故障したようだ。我が家の給湯器は今となっては珍しい室内設置型、温度調節もダイヤル式という超がつくほど古いもので、かれこれもう半年近く使用時に変な音がしていたのだが、ずっと放置していた。
さっそく大家さんに連絡を取り、すぐに業者さんに来て頂いた。結論は、やはり寿命とのこと。付け替えには部品の取り寄せが必要になるらしく、場合によっては1週間近くはお湯が使えないそうだ。まあ仕方ない。幸運にもお風呂の追い炊き用の給湯器は別にあるので、少し不便ではあるがそこまで困りはしないだろう。むしろ、これが冬でなかったことに感謝したい。それに、ずっと異音がしていた給湯器とさよならして、新しい給湯器が設置されるのは安全面からも好ましいことである。
最後に、競馬の話。先日無事にドラフト会議を終えた新年度のPOGであるが、中央競馬では今週末から新馬戦が始まり、さっそく私の指名馬が2頭出走した。土曜日の東京5R(芝1600m)に出走したブエナベントゥーラは惜しくも2着。日曜日の東京5R(牝限・芝1600m)に出走したサトノレイナスは見事に1着。上々の滑り出しである。ブエナベントゥーラは最後に伏兵に内をすくわれて残念な2着だったが、走りからして勝ち上がりは間違いなさそうだし、何よりこの時期に無事にデビューして走り切ったことが素晴らしい。
一方で、土曜日の阪神5R(芝1600m)に出走を予定していたステラヴェローチェは、鼻出血により出走を回避。外傷性のものなので心配はなさそうだが、やはり予定していたレースに無事に出られるということ自体がありがたいことなのだということを痛感させられた。
そして、最後の最後に安田記念(G1)の話を。圧倒的人気を抱えたアーモンドアイが敗れた。勝ったのは、3番人気のグランアレグリア。昨年の桜花賞以来のG1勝利(2勝目)である。これまで私が観てきた競馬の中でも5本の指に入るくらい、「完璧」という言葉が似合うレースだった。馬の仕上がりもそうだし、道中の位置取りや折り合い、進路の見極め、最後の直線への入り方、追い出しのタイミングなど、全てが完璧で美しかった。藤沢厩舎の皆さん、調教に乗っていた杉原騎手、レースの鞍上・池添騎手、そしてグランアレグリア本人の人馬一体を見せてもらった。馬券は買っていなかった(庭いじりに疲れて昼寝をしていた)が、今日のレースは馬券云々に関係なく、観られたことにただただ感謝したくなる素晴らしいものだった。