どもども。仕事で急遽渋谷に向かっておりまして、電車での移動だったのですが、駅のホームで
「え~~隣の田町駅で人身事故発生~ぇ」
のアナウンス。
オー!パニック!!
ということで、急遽地下鉄に乗り換え振替輸送で渋谷にやってきました。
ちょっとした届け物だったので、サクッと渡してサクッと終了。
会社に戻ろうと思うも、運転再開したもののまだダイヤが乱れているらしく・・・。
ちょっと食ってくか?
というわけで、駅から程近いところに麺屋武蔵の系列店武骨外伝を発見。
武骨は常にレベルの高い麺屋武蔵の暖簾分けの中でも、豚骨を中心としたスープで勝負する異端派。
上野の武骨は美味しいのにそれ程並ばない個人的には穴場だと思っております。
さてしかし、武骨は武骨でいいんですがこの「外伝」っていうのが気になりますねえ。
武蔵のなかの一流派のさらに外伝っていうのは、いうなれば、一流料亭○○の二代目△△の弟子が「○○の直伝の技を教わりました」みたいな、武蔵のネームバリューを欲しがっているような印象を拭えません。
まあ重箱の隅をつつく小話はその辺にして、実際のラーメンをレポートしてみましょう。
重要なのは何よりも味です!
というわけで頼んだ、みそかけそば 850円
大盛同価格なのでついつい大盛を頼んでしまった。
さてやってきた味噌かけそば。
「かけそば」というと小口切りのねぎしか乗っていない、日本そばのかけそばを思い出すと思いますが、こちらはちゃんとチャーシューやメンマが乗ってますね。
たぶん汁を「かけ」て出す中華「そば」だから「かけそば」なのでしょう。
「めん」を汁に「つけ」て食べるから「つけめん」と同じ意でやや逆輸入的な言葉遊びですね・・・ってメンドクサイ?
ちょっと自分も思いました。
味噌系のラーメンは、比較的おとなしいスープと合わせると味噌が勝ちすぎてしまうことが多いのですが、さすが武骨の名前を継ぐだけあって、足腰のしっかりしたスープ。
唐辛子や山椒も効いたピリ辛の個性の強い味噌味にも負けてません。
チャーシューとメンマは結構甘めの味付けも、このピリ辛スープにあっては良いアクセントになっています。
緩急つけて来るあたりはさすがですねえ。
さて、麺は大盛にしたのでやはり多いですねえ。
この加水率の高い玉子入りのもちもちツルツルの麺は、つけめんなどには向いていそうでも、このスープとの相性はやや疑問。
このスープにはもっと低加水で、表面がざらついたような麺の方がより向いていると思います。
と思って調べたら、なんとこの武骨外伝はもともとつけめんの専門店としてでっかくオープンしたんですね。
なるほどどうりで、つけめん向きの麺のはずです。
しかし、その麺とスープの相性を差し引いても、「武蔵」「武骨」を引き継ぐ味としては十分名に恥じないラーメンだと思います。
今度はつけめんを食してみたいものですな。
ごちそうさまでした。
ではでは
【地図】東京都渋谷区道玄坂2-8-5
■ラーメン道場やぶり
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