岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

ラーメン 梅乃家

2011-06-14 12:06:03 | ラーメンレポ


お待たせしました。久しぶりに正常化したダイジェストではない岩風呂の記事です。
久しぶりのラーメンレポは遠征ネタ。千葉県は富津まで行ってきました。

って潮干狩りの帰りなんですけどね。

梅乃家は富津市の竹岡というところにあるラーメン店。
この竹岡という土地にはこのお店を元祖とする竹岡式ラーメンなるものがあります。

聞きなれない竹岡式という言葉ですが、いったいどういったラーメンかというと、

まず、大量の豚肉を醤油で煮ます。
この醤油が醤油だれ、豚肉がチャーシューになります。
麺はなんとインスタントラーメンと同じ乾麺を使用。
この乾麺を小鍋で茹で、茹で上がったら、醤油だれを入れた丼にその茹で汁ごと麺を入れて完成という、ある意味豪快、ある意味大雑把なラーメンになります。

昔からある富津の非常にローカルな地ラーメンなのですが、口コミから話題に、テレビや雑誌でも紹介され、はるばる遠方から来るお客さんも少なくありません。
自分もそうですけどね・・・

この竹岡式を食べたくて岩風呂では自分で作ったりインスパイア系のお店に行ってみたり騙されたり?となんとかそこに近づこうとしていましたが、なんせその総本山にお邪魔していないのは痛いわけで・・・そんなわけで、本日遂に念願の訪問と相成りました。



国道沿いの道端にある梅乃家ですが、国道を向いた方は実は裏口でボーっと運転していると完全に素通りしてしまうこと請け合い!



これが地味な裏口・・・



その裏に回ったところが店舗の正面となります・・・って変な文章かな?伝わるかな?



店前にこのメニューが張ってあるので行列に並びつつ、っこでメニューを決めます。
程なく入店。2階席に案内されました。



その2階席に上がるときに「お父さんこれお願いします」と店員さんに人数分のお冷のお盆を渡されました。
苦笑しつつこれを持って2階にあがります。いやいやアットホームでいいと思います。



こちらが2階席、1階席は混雑していましたが、こちらはゆったり。というのもこちらのお店、子供連れで訪れる人も多く、そういった家族の為に2階席を温存しておいてくれているのです。
ちなみに上がったときにはうちと同じ子供が2人の4人家族が、そのその後から8人くらいの大家族がやってきました。
同じ子連れなので、多少騒いでもお互い様。気を使わない気遣いでいいですね。



壁に貼ってあった張り紙。この夏の期間は週休二日になるそうです。
西日が差し込む上ずっとガスコンロに火が入っているこのお店は確かに夏場は暑さとの戦いになりますから、大変でしょうね。
訪問するときには気をつけましょう。

などと思っているうちにラーメンが運ばれてきました。





ラーメン+薬味(玉ねぎ)は650円
スープは醤油だれ+乾麺の煮汁。煮込んだ醤油の色をしていますね。
醤油だれをほぼお湯で割っただけというスープなのですが、煮込んだ豚肉の風味がしっかりしていて思ったほど物足りなくはありません。

麺も乾麺ということでもっとインスタントラーメン的なものを想像していたのですが、プリプリっとした食感があって良い乾麺といえど馬鹿に出来ないものがありますね。

さて豚肉は醤油だれに旨味を吸い取られてすっかりだしがらなのかと思いきや、この豚肉がしっかりした煮豚に仕上がっており、肉の食感も残っていてこれだけをビールのつまみにしてもなかなか進みそう。



ちなみに階段の途中においてあった乾麺の箱。
「業務用」とありますね。
これを使えれば一つ竹岡式に近づくことが出来る・・・・などと考えつつお店を後にしましす。
ごちそうさまでした。
ではでは

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