さて、佐賀出張二日目です。
お仕事の方は日中無事終わりまして、今日は先方さんと呑むのかなあ~って思っていたら、
お一人は「明日都内で同僚の結婚式があるんで」と終わってさっさと帰京。
もうお一方は「実家が近くにあるんでこれからそっちに」
と、今夜も佐賀に一人のようです。
まあ、独りも気楽でいいですけどね♪。
さて、昨日は佐賀ラーメンに呼子の烏賊となりましたが、今日は・・・
佐賀牛・・・
これでいくか!
ということで、佐賀駅辺りを中心にあちこち見まわったのですが、どうもしっくりこない。
佐賀牛を扱っているお店はあるんですけど、お一人様歓迎の雰囲気が無さそうなんですよねえ。
そんな感じでとぼとぼと歩いていると。
すてーき さかな 昭善
なんかいい雰囲気の店構え。
店先の看板にちょい飲みセットもありますねえ。
きも~ち一人で入りにくい雰囲気ではあるけれど、これは行ってみましょう!
「ごめんくださ~い」
と店に入ると、いきなり靴を脱いでお座敷の方式。
「一人なんですけど大丈夫ですか?」
と聞くと女将さんが中に案内してくれました。
掘りごたつっぽくなっているカウンターに座ります。
敷物と橋の置き方にこだわりを感じますねえ。
カウンターの向こうには、ご主人が寡黙に仕込みをしています。
手前には鉄板がありまして、これでステーキを焼くのね♪
看板にもあるし、ステーキは必須ですな。
佐賀牛かなあ?
と思いつつ、表にあったちょい飲みセットを頼もうかと思いつつ、メニューをぺらっと
2時間飲み放題!
前菜、刺身の盛り合わせ、旬のお魚料理、ステーキ・・・
ステーキは必須で頼むし、そう思うと、そこに行くのに、前菜、刺身、魚料理ってのは理想的なものに見えてきました。
しかも飲み放題。
ほっといたって5500円くらい行っちゃうから、もうこのコースで行っちゃおう!
ってか、このコース予約なしで頼めるのかな?
とおもって恐る恐る「この2時間飲み放題って今から頼んでも行けますか?」と女将さんに聞くと。
「はいコース飲み放題ね~」とすんなり通りました。
先のご主人はカウンターに後ろを向けて黙々と何やらお皿に料理を盛り付けてます。
口明けはまずビール。
瓶ビールで出てきました。こういうところの飲み放題で瓶ビールって珍しいですねえ。
女将さん曰く「うちビンしか置いてないの」とのこと。
ビールをちびちびやっていると・・・
前菜がやってきました。
スナップエンドウ、海老、玉子焼き、ほたるいか、焼き魚。
お皿が大皿なんで微妙にさみしい感じですが、いろいろちょこっと食べられるのは良いですね。
これをつまみながらビールをちびちび致します。
続きましてお造りです。
ここで初めて、ご主人に声をかけまして。
「このお魚はなんですか?」
と聞くと・・・
「すずき、ぶり、サーモン。脂乗ってるからうめ~ぞ」
と思いっきり佐賀イントネーション。
寡黙だなって思ってましたが、なかなか個性のあるご主人です。
自分の経験なんですけど「おいしいぞ」と自分からおススメしてくる料理人の料理はなぜかちゃんと美味しいことが多いです。
やはり料理の腕や食材選びの自信が言わせる言葉なのでしょうか?
こちらがすずき。
確かにおいしいです。
「ぶりはぶりとろだぁ」とご主人。
腹身のぶりは一番脂が乗っているところですねえ。
こりゃお酒だよ!ということで日本酒をリクエスト。
すると
ど~んと2本出してきて、「どっちがいい?」
東一(あずまいち)も万齢も佐賀のお酒ですね。
ってか、こういうところの飲み放題って何かもっとリーズナブルなお酒を進められるのかと思っておりましたが、良いんですか?
と戸惑っていると、何も言わずにご主人が東一を開けて、ドボドボと注がれました。
くいっと一口。
いや~やっぱり旅に出たら地の酒が美味しいねえ。
この時点で・・・この飲み放題コース相当お得なんじゃないか?
というわけで、佐賀のお酒と魚を堪能しつつ、次へ。
そしてコースも後半に入りまして、旬の魚料理。
魚の揚げ物ときのこのソテー。
「この魚なんだと思う?」とご主人。
食べてみて・・・「もしかしてこれエイですか?」
「そう!アカエイ!良く判ったねえ」
と言われました。
「実は私千葉から来たんですけど、千葉だとカスベって呼んでエイ食べるんですよ。でもこれは美味しいですね。から揚げにして南蛮漬けですか?」
というのも当りでした。
これは帰ったらやるか♪
あと、釣りに行くと時々馬鹿みたいにデカいアカエイ釣れますしね。
とエイの南蛮漬けをいただきつつ、そしたら目の前にどんと
「これもどうだ」
ともう一つの佐賀の銘酒七田(しちだ)。
実は昨日も飲んだけど・・・でもやっぱり美味しいねえ。
なんてやりとりをしているうちに、お皿がすいてきますと、それを見たご主人が
「ステーキ焼こうか?」
と聞かれたので、「そろそろお願いします♪」
と、真ん中の鉄板でジュ~ッと肉が焼かれます。
「はい!これで最後」
と渡されたステーキ。
残念ながら佐賀牛ではないようですが、佐賀弁丸出しのご主人と女将さんのやり取り、美味しい肴と銘酒の数々を考えれば、むしろお得なコースだと思います。
んで、そのステーキを前にして・・・
やっぱワインだな。
ということでグラスワインを。
お肉に合わせて、ボディーのしっかりしたちょっとタンニンの渋みが感じられる赤ワイン。
いや~ご主人自慢の料理、そしてその料理に合わせたお酒のチョイスが我ながら良かったですねえ。
・
・
・
これで料理は終わりなんですけど、呑み放題の時間はまだ残ってるなあ・・・
それに、もうちょっと食べたいな・・・これでお会計して、どこかでラーメンを・・・いや~ラーメンは昨日美味しいの食べちゃってなあ・・・。
「ご主人、ちょっとメニュー見せてもらっても良いですか?」
とメニューをもらって、ご飯もののページを見ているとカウンターの向こうからご主人が
「焼きそばぁ。うまいよ」
今日ここまで、ご主人が出してきたものはみんな美味しい。ここはもうご主人に任せよう!ということで
「じゃあ焼きそば。お願いします」
先の鉄板で、ジュージューと焼きそばが焼かれております。
こっちも牛肉入りみたいですね。
きました。
極細でちょっと硬めのそば・・・この麺かた焼きそばにする麺なんじゃないかなあ。
これはこれで面白い食感ですね。
じゃあ、ここで・・・
焼きそばにはビールでしょう!
というわけで、締めにもう一回ビールに戻します。
極細焼きそばはソース味でもやしやねぎが入っています。もちろん牛肉も♪
美味しいですねえ。
・
・
・
ごちそうさまでした。
口明けの一杯から、締めの焼きそばまで。
これだけ一軒で満足できるお店はそうないでしょう。
カウンターの向こうに立てかけてあった木札に
一期一会
お店や酒との出会いも一期一会だなあ。
と思いつつ。
ご主人と女将さんにお礼を言ってお店を後に。
今夜は無理にもう一軒とか行かず、大人しくホテルに帰るのが良いかと思いました。
佐賀に行ったら是非行きたいお店が出来ました。
ではでは
【Webサイト】
お仕事の方は日中無事終わりまして、今日は先方さんと呑むのかなあ~って思っていたら、
お一人は「明日都内で同僚の結婚式があるんで」と終わってさっさと帰京。
もうお一方は「実家が近くにあるんでこれからそっちに」
と、今夜も佐賀に一人のようです。
まあ、独りも気楽でいいですけどね♪。
さて、昨日は佐賀ラーメンに呼子の烏賊となりましたが、今日は・・・
佐賀牛・・・
これでいくか!
ということで、佐賀駅辺りを中心にあちこち見まわったのですが、どうもしっくりこない。
佐賀牛を扱っているお店はあるんですけど、お一人様歓迎の雰囲気が無さそうなんですよねえ。
そんな感じでとぼとぼと歩いていると。
すてーき さかな 昭善
なんかいい雰囲気の店構え。
店先の看板にちょい飲みセットもありますねえ。
きも~ち一人で入りにくい雰囲気ではあるけれど、これは行ってみましょう!
「ごめんくださ~い」
と店に入ると、いきなり靴を脱いでお座敷の方式。
「一人なんですけど大丈夫ですか?」
と聞くと女将さんが中に案内してくれました。
掘りごたつっぽくなっているカウンターに座ります。
敷物と橋の置き方にこだわりを感じますねえ。
カウンターの向こうには、ご主人が寡黙に仕込みをしています。
手前には鉄板がありまして、これでステーキを焼くのね♪
看板にもあるし、ステーキは必須ですな。
佐賀牛かなあ?
と思いつつ、表にあったちょい飲みセットを頼もうかと思いつつ、メニューをぺらっと
2時間飲み放題!
前菜、刺身の盛り合わせ、旬のお魚料理、ステーキ・・・
ステーキは必須で頼むし、そう思うと、そこに行くのに、前菜、刺身、魚料理ってのは理想的なものに見えてきました。
しかも飲み放題。
ほっといたって5500円くらい行っちゃうから、もうこのコースで行っちゃおう!
ってか、このコース予約なしで頼めるのかな?
とおもって恐る恐る「この2時間飲み放題って今から頼んでも行けますか?」と女将さんに聞くと。
「はいコース飲み放題ね~」とすんなり通りました。
先のご主人はカウンターに後ろを向けて黙々と何やらお皿に料理を盛り付けてます。
口明けはまずビール。
瓶ビールで出てきました。こういうところの飲み放題で瓶ビールって珍しいですねえ。
女将さん曰く「うちビンしか置いてないの」とのこと。
ビールをちびちびやっていると・・・
前菜がやってきました。
スナップエンドウ、海老、玉子焼き、ほたるいか、焼き魚。
お皿が大皿なんで微妙にさみしい感じですが、いろいろちょこっと食べられるのは良いですね。
これをつまみながらビールをちびちび致します。
続きましてお造りです。
ここで初めて、ご主人に声をかけまして。
「このお魚はなんですか?」
と聞くと・・・
「すずき、ぶり、サーモン。脂乗ってるからうめ~ぞ」
と思いっきり佐賀イントネーション。
寡黙だなって思ってましたが、なかなか個性のあるご主人です。
自分の経験なんですけど「おいしいぞ」と自分からおススメしてくる料理人の料理はなぜかちゃんと美味しいことが多いです。
やはり料理の腕や食材選びの自信が言わせる言葉なのでしょうか?
こちらがすずき。
確かにおいしいです。
「ぶりはぶりとろだぁ」とご主人。
腹身のぶりは一番脂が乗っているところですねえ。
こりゃお酒だよ!ということで日本酒をリクエスト。
すると
ど~んと2本出してきて、「どっちがいい?」
東一(あずまいち)も万齢も佐賀のお酒ですね。
ってか、こういうところの飲み放題って何かもっとリーズナブルなお酒を進められるのかと思っておりましたが、良いんですか?
と戸惑っていると、何も言わずにご主人が東一を開けて、ドボドボと注がれました。
くいっと一口。
いや~やっぱり旅に出たら地の酒が美味しいねえ。
この時点で・・・この飲み放題コース相当お得なんじゃないか?
というわけで、佐賀のお酒と魚を堪能しつつ、次へ。
そしてコースも後半に入りまして、旬の魚料理。
魚の揚げ物ときのこのソテー。
「この魚なんだと思う?」とご主人。
食べてみて・・・「もしかしてこれエイですか?」
「そう!アカエイ!良く判ったねえ」
と言われました。
「実は私千葉から来たんですけど、千葉だとカスベって呼んでエイ食べるんですよ。でもこれは美味しいですね。から揚げにして南蛮漬けですか?」
というのも当りでした。
これは帰ったらやるか♪
あと、釣りに行くと時々馬鹿みたいにデカいアカエイ釣れますしね。
とエイの南蛮漬けをいただきつつ、そしたら目の前にどんと
「これもどうだ」
ともう一つの佐賀の銘酒七田(しちだ)。
実は昨日も飲んだけど・・・でもやっぱり美味しいねえ。
なんてやりとりをしているうちに、お皿がすいてきますと、それを見たご主人が
「ステーキ焼こうか?」
と聞かれたので、「そろそろお願いします♪」
と、真ん中の鉄板でジュ~ッと肉が焼かれます。
「はい!これで最後」
と渡されたステーキ。
残念ながら佐賀牛ではないようですが、佐賀弁丸出しのご主人と女将さんのやり取り、美味しい肴と銘酒の数々を考えれば、むしろお得なコースだと思います。
んで、そのステーキを前にして・・・
やっぱワインだな。
ということでグラスワインを。
お肉に合わせて、ボディーのしっかりしたちょっとタンニンの渋みが感じられる赤ワイン。
いや~ご主人自慢の料理、そしてその料理に合わせたお酒のチョイスが我ながら良かったですねえ。
・
・
・
これで料理は終わりなんですけど、呑み放題の時間はまだ残ってるなあ・・・
それに、もうちょっと食べたいな・・・これでお会計して、どこかでラーメンを・・・いや~ラーメンは昨日美味しいの食べちゃってなあ・・・。
「ご主人、ちょっとメニュー見せてもらっても良いですか?」
とメニューをもらって、ご飯もののページを見ているとカウンターの向こうからご主人が
「焼きそばぁ。うまいよ」
今日ここまで、ご主人が出してきたものはみんな美味しい。ここはもうご主人に任せよう!ということで
「じゃあ焼きそば。お願いします」
先の鉄板で、ジュージューと焼きそばが焼かれております。
こっちも牛肉入りみたいですね。
きました。
極細でちょっと硬めのそば・・・この麺かた焼きそばにする麺なんじゃないかなあ。
これはこれで面白い食感ですね。
じゃあ、ここで・・・
焼きそばにはビールでしょう!
というわけで、締めにもう一回ビールに戻します。
極細焼きそばはソース味でもやしやねぎが入っています。もちろん牛肉も♪
美味しいですねえ。
・
・
・
ごちそうさまでした。
口明けの一杯から、締めの焼きそばまで。
これだけ一軒で満足できるお店はそうないでしょう。
カウンターの向こうに立てかけてあった木札に
一期一会
お店や酒との出会いも一期一会だなあ。
と思いつつ。
ご主人と女将さんにお礼を言ってお店を後に。
今夜は無理にもう一軒とか行かず、大人しくホテルに帰るのが良いかと思いました。
佐賀に行ったら是非行きたいお店が出来ました。
ではでは
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