ある町のクラフトショーで
今回初めてブースを持ったニックママとエンバーに
一人のフォトグラファーが声をかけて来た。
”貴方たちの作品は ちょっと違った味があるわね
000クラフトショーにでるお気持ちはおあり?”
フォトグラファーが言う 000クラフトショーは
この辺りでもよく知られたクラフトショーで
売り上げも大きくなるだろうけど
名が知られる事は大きなプラス


などをそのフォトグラファーに話し
”父が使わなくなったエアコンディショナーを
ガレージセールで売って
それを資金にして材料を買い集めたのが
始まりなんですよ。” と
付け加えたニックママ、、、


フォトグラファーとの会話が弾み
材料費の4倍にする値のつけ方や
税金の話まで進んだらしい。
フェイスブックでクラフトの宣伝をし
注文を受ける事で 人から人に伝わり
猫の手も借りたいほど忙しくもなっている、、が
それをスモールビジネス として見るより
未だ ガレージセールの感覚で捉えている二人は
税金の事など考えるまで行っていない。
”税金を支払っていないようだったら
000クラフトショーに招待する事は出来ないわ。” と
問題が起こった時を心配したフォトグラファーに
そう言われたらしい。
”別に税金をごまかそうとしてるんじゃなくて
私たちには まだ
そういう事が分かってないだけなんだけど、、” と
ニックママが独り言のように言う。
