ガレージセールで何が楽しかったかと言うと
やって来た人たちとの会話だ。
ガレージセール初日の朝やって来た60代の女性 ダイアンさんは
翌日も訪れてくれた。
”貴方が言ったように今日もやって来たわ。
どう?このブーツ?” と
初日に買ってくれたグレーのブーツを履いたダイアンさんが
それを気にいったように私に見せてくれる。
翌日も来てくれた彼女の目的は
初日に売り出していたビールのネオンサインだった。
”息子の家にホームバーがあってそこに置くといいなと思って来たんだけど、、
全部売れちゃったの?” と
3つあったネオンサインが一つも残っていないのを残念そうに言われる。
そんなダイアンさんに
”これはどうですか?” と
我が家のホームバーの壁に掛けてあった物を勧め買っていただいた。
丁度その時片付けの為、多くの品物を無料で持って行ってもらってもいた私がそれを伝えると
彼女も嬉しそうにし娘さんやお孫さんの話をしながら
いくつか袋に入れられる。
彼女のご家族の話を聞かせてもらったので
私も自己紹介を、、と
バッキーの勤め先や隣町で借家暮らしをする事などを話した。
小さな町なのでバッキーが務める会社を知らない人はいない
丁度彼女の息子さんやお嬢さんが会社の役員と同級生でもあり
そんな話で盛り上がった。
名前を訊いたとき彼女はご自身のラストネームを言われたのに
すぐにスペルが出来なかった私は
元々苗字まで知りたいとも思っていなかったので
”ファーストネームは何ですか?” と訊き返し
ダイアンさんである事を知った。
発音もしやすい上ポピュラーな名前なので
その時から彼女をダイアン と呼びいろいろ買っていただいた事のお礼も伝えた。
そしてその日の午後
ガレージの片付けをしていた私は床に置かれたレジ袋の中に
ダイアンさんに買っていただいた壁掛けがあるのを見つけた。
お金だけ貰って彼女に品物を手渡すのを忘れてしまったのだ。
あーーーん
その話をバッキーとジェイク君にし
どうにかして彼女を探し出したい気持ちを伝えると
”それで いくらで買ってもらったんだ?” とバッキー
”二つで2ドルよ。” と言った私の顔を見て
”ガハハハ 気にしなくても
誰も2ドルで買った物を惜しがったりしないから、、、。” と言う
ダイアンさんが惜しがらなくとも私の気が済まないのだ。
名前はダイアンさん
息子さんは会社の役員のマイクと友達
ダイアンさんは役員マイクが住む家の通りから10分程行った同じ通りに住んでいる
お嬢さんは町の小学校で働いている。
苗字はRで始まる長い名前
私が知るダイアンさんの情報を二人に話すと
”床屋の僕がダイアンさんを探しだすには十分な情報だ。” と
胸をはってジェイク君が言ってくれちょっと安心したのでした。
見つかるといいなぁーーー
それに
ダイアンさんが見つかるまでこの壁かけは捨てられないよぉーー
見つかるといいですね~。
確かに話し込んだりしたうえ いろいろ手に持つと 起こりえますね
今週は明日からイリノイに居るのでその間に見つかるといいな と願ってます。
苗字さえ覚えていれば家も探せるんですがね
スペル出来ない名前はすぐ忘れてしまう