日々の覚書

MFCオーナーのブログ

Go on, now, go, walk out the door

2006年08月20日 13時50分16秒 | 映画

随分前だが、ウィル・スミス主演の『メン・イン・ブラックⅡ』という映画を見た。ご覧になった人もいると思うが、簡単に言うと、エイリアンが地球生命体と共存しているという設定で、そのエイリアンたちを監視する特殊警察の話だ。そのエイリアンたちは、地球上の動物や植物に寄生して生きており、いきなり犬や猫が喋ったり変身したりする訳である。

その映画で、僕が一番印象に残っているのは、エイリアンが寄生した犬(小さいブルドッグだったと思う)が、ウィル・スミスの運転する車の助手席で、鼻歌を歌う場面である。その鼻歌が「恋のサバイバル」だったのだ。知る人ぞ知る、グロリア・ゲイナーの1979年の全米No.1ヒットである。当時のディスコブームに乗って大ヒットとなった訳だが、日本でも布施明がカバーしていた。布施版の歌い出しは「♪待ち続けていることに、疲れ果てた訳じゃないのよ」だったと記憶している(笑)

ま、ストーリーもろくに思い出せない程、この場面の印象は強烈だったという訳だ(笑)

もちろん、映画を見ていてすぐ分かったのではなく、聴いた事ある曲だ何だっけ??、とあれこれと記憶を辿って思い出したのである。映画の中では、丁度サビに差しかかる時に、ウィル・スミスが「うるさい!」と、鼻歌を止めさせてしまうので、肝心の部分が聴けなかった。なので、思い出すのにやや時間がかかったのだ(笑)

ここで気になったのは、何故この犬が「恋のサバイバル」を歌ったのか、ということ。もちろん、物語の展開とは全く関係なかった(はず)。この映画に限らず、登場人物が鼻歌を歌う場面って結構多いが、そこで歌われる歌は、どのような基準で選ばれているのか? ストーリーや映画のテーマと関わりのある歌の場合もあるが、関係ない時もある。関係ない場合は、監督や脚本家または俳優が適当に決めるのか? それとも、そこはかとなく登場人物の人となりを示唆するような歌を選ぶのか? たかが鼻歌ひとつでも、このように考えてみると、非常に興味深いものがある(爆)

でも、僕にとって最も印象に残っているのは、とある女性にこの話をしたら、「鼻歌って知ってる曲だったの?」と聞かれ、「うん」と答えたら、思いっきり呆れた顔をされた事かもしれない(爆)

コメント (8)
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