日々の覚書

MFCオーナーのブログ

21年目のU-500決算報告

2022年04月10日 22時46分32秒 | 与太話

継続は力なり、なんて、いくらでも良い方に解釈出来る(笑)格言もあったりするが、MFC名物(違)の”毎日の昼食を500円以下に抑えるプロジェクト”U-500が、昨年つまり2021年度は21回目のシーズンだった。よく続いたなぁ。自分でも凄いと思う^^; 日々の昼食の内容と金額を記録して集計し、それを一年に一度発表しているだけなんだけども、21年だもんね。あの時生まれた子供が、21歳になってしまうのである。ある意味感心してしまう。会社に出す日々の業務報告なんて、出すの忘れてて、何日分もまとめて書いて、あの日何したか分からなくなって結局うやむや、なんてことを何年も繰り返しているのにね(爆)

という訳で、2021年度(2021年4月~2022年3月)のU-500である。前にも書いたと思うが、2021年にはU-500に決定的な影響を及ぼすと思われる出来事があった。それは、

社員食堂の閉鎖

いきなり大事件だ(爆) 我が社は、社屋の一部建て直しを決め、昨年8月から解体工事が始まった。この棟にいた社員は、他の棟に分散し、解体した跡に新しい棟が完成したら、皆でそちらに移って、そしたら一棟空きにしてさらに解体そして建て直し、という工程になっていて、全部の建て直し工事完了は2023年秋の予定。だが既に、数ヶ月遅れるだろう、と言われている(笑) で、その去年解体された棟に、社員食堂があったのである。もちろん、解体と共に営業休止、跡地に新しい棟が出来るまで、我々は社員食堂なしで過ごさねばならなくなった。

社員食堂がなくなったら、社員の皆さんの昼食はどうなるの? という至極当然のご質問も当然(誰も聞いてませんけど)、結論から言うと、新しい棟と社員食堂が出来るまでは、期間限定で仕出し弁当を注文することになった。もちろん希望者のみだけど^^;

とまぁ、そんな状況を踏まえて(は?)、2021年度U-500決算報告にいかせて頂く(笑) ではまず、年間の数字から。

2021年度U-500
総昼食回数 235回
総昼食代 107,888円
1回当たりの昼食代 459.1円

毎年言ってるけど、年間の昼食代が10万円超というのに、とにかく愕然とする(笑) ま、これから増えていくのであろう(は?)

と、それはともかく、2021年度の1回当たりの昼食代は、約460円という結果となった。2020年度よりは上がっている。それをどう解析するか。では、ここで、2021年度U-500の月別の数字をご覧下さい。年月・昼食回数・月の総昼食代・1回当たりの昼食代、の順です。

2021年4月 20回  8,847円 442.4円 (14回)
2021年5月 18回  8,215円 456.4円 (12回)
2021年6月 22回 10,269円 466.8円 (11回)
2021年7月 21回  9,672円 460.6円 (9回)
2021年8月 17回  8,269円 486.4円 (5回)
2021年9月 20回  8,997円 449.9円 (7回)
2021年10月 21回  9,007円 428.9円 (7回)
2021年11月 18回  8,709円 483.8円 (9回)
2021年12月 20回  9,419円 471.0円 (7回)
2022年1月 18回  7,525円 418.1円 (9回)
2022年2月 19回  8,757円 460.9円 (7回)
2022年3月 21回 10,202円 485.8円 (6回)

以前、社員食堂を利用する以上、500円以下ではなく、450円以下を目指すべき、と言ったような気がするが^^;、2021年度は、1回当たり450円を上回った月が8回ある。それ以前の3年の数字を見ると、

2020年 6回(434.6円)
2019年 8回(457.0円)
2018年 8回(446.1円)

ま、ほとんど変わらないのだが(笑)、その後の( )内の数字、これは年間の1回当たりの昼食代になるのだが、2021年度よりは低くなっている。これは何を意味しているのかというと、昼食の最低額が上がっている、つまり社員食堂が仕出し弁当に変わったのが数字に反映されているのではないか、と思ったりする訳で、実際のところ、社員食堂は1回400円だったけど、仕出し弁当は1回470円となってて、70円も違うのである(笑) 

ちなみに、社員食堂が利用出来たのは7月まで、8月からは仕出し弁当になった。で、↑の月別実績の各月の末尾の赤い数字が、その月の社員食堂或いは仕出し弁当の利用回数である。食堂より仕出し弁当の方が回数が少ないが、これは、弁当の場合は前日15時までに頼まないといけない、という制約によるもので、要するに、翌日の予定がはっきりしなくて弁当を頼まなかった、という日が案外多かった事を示している(笑) 食堂は予約とか関係なかったからね。ちなみに、食堂を利用していた4月~7月の1回平均が456円、弁当になった8月~3月の1回平均が460円、とそんなに違わない(笑) つまり、食堂と弁当の差は、昼食代にはほとんど影響していない、という訳だ。ただ、回数が社員食堂並みだったら、どうなったか分からない。弁当頼んでなくて昼会社にいた時は、コンビニでおにぎりとかパンとか買ってて、実はそちらの方が安いのだ。ちなみに、2021年度で昼をコンビニで済ませた回数は35回、1回当たり356.5円である。安い(爆)

2021年度のU-500がやや高めだったのは、社員食堂が仕出し弁当になったせいではなさそう、というのは分かった(時間返せ)。では、他に要因があるのか。

牛丼、うどん・そばの値上がり

さっきよのも少しフォントはおとなしめ(爆) これは皆さんご存知でしょう。吉野家、すき家、はなまる、丸亀製麺あたりが、去年から今年にかけて軒並み値上げしたのである。これは大きい、と皆さん思うでしょうけど、数字で比較してみると、

牛丼屋
2021年 27回 424.7円
2020年  7回 465.3円
2019年 25回 434.7円
うどん・そば
2021年 20回 465.5円
2020年 13回 468.5円
2019年 20回 447.8円

特に変化はない(爆) 牛丼なんて2021年はその前2年間より逆に安くなってたりするが、これは、すき家でレシートのアンケートに答えると50円分のクーポンをくれるので、せっせとアンケートに答えていた結果である(笑) うどん・そばについては、ウクライナ情勢の影響もあり、そばの輸入量が減って立ち食い蕎麦が値上がりするのは時間の問題、と聞いてる。

牛丼や讃岐うどん、立ち食い蕎麦は、U-500の強い味方であったが、考えてみると、今までが安すぎた気がしないでもない。吉野家が値上がりした、と言っても、牛丼並が426円だし、すき家は400円だ。まだ十分安い。文句言っちゃあかんな。

という訳で、2021年度のU-500決算報告でした。去年、自分の昼食事情に色々変化があったものの、昼食代には大きな影響はない、というのがはっきりして良かった(時間返せ)。我が社の新社屋は、たぶん今年の10月頃に完成するので、その頃から社員食堂が再開されるはず。さて、どんな食堂になるのか。1食いくらになるのだろう。メニューは? 今から興味は尽きない(笑)

ついでに言うと、僕は今年定年を迎えるのだが、その後もしばらく勤めると思うので、U-500は継続するはず(笑) お楽しみに(時間返せ)

ところで、現在の仕出し弁当だけど、こんな感じです^^

 

ま、よくある弁当ですね。もちろん日替わり。結構美味いし、バランスも取れてて、なかなかいいんじゃないかな。これで470円なら安い方かも。

という訳で、これからもU-500をよろしくお願いしますm(_ _)m

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虹色の扉

2022年04月02日 17時23分16秒 | 音楽ネタ

もう4月なので結構前だけど、当ブログでイアン・マクドナルドの訃報をお伝えしたが、その一週間程後にプロコル・ハルムのゲイリー・ブルッカーも亡くなっていたらしい。全く知らなかった。イアン・マクドナルドより1歳上。同じく癌を患っていたようだ。特にプロコル・ハルムのファンというのではないが、時々聴きたくなるバンドであり、『ソルティ・ドッグ』は好きなアルバムでもあったので、やはりショックである。謹んでご冥福をお祈り致します。

たとえファンではなくても、いやプロコル・ハルムを知らなくても、「青い影」は誰でも知ってるはずだ。いや、タイトルではピンとこなくても、曲を聴けば「あ、これ知ってる」となるはず。とにかく、ロック・ファンのみならず誰もが知ってるスタンダード・ナンバー、それが「青い影」なのである。こういう、誰もが知ってる名曲を世に残す事が出来ただけでも、ゲイリー・ブルッカーは幸せだったのでは、なんて思ってしまう。誰にでも出来る事ではないしね。そんなプロコル・ハルムだが、以前レコード・コレクターズでプチ特集が組まれた時、とあるライターが「プロコル・ハルムは不思議なバンドである。いわゆるテンポの早い曲はあまりなく、どの曲もゆっくりとしたテンポの曲ばかり。けれどバラードなのかというとそうでもない。不思議なバンドだ」という意味の事を書いていて、なるほどと思った記憶がある。だからなんなのだ、と言われればそれまでだが(苦笑)

とにかく、ゲイリー・ブルッカーまでも逝ってしまった。淋しいものだ。

という訳で、最近買ったCDから(は?)

Physical Deluxe Edition/Olivia Newton-John

永遠の歌姫オリビアの大ヒット作のデラックス・エディションが出た。去年の夏頃出たような気がするのだが、カートに入れておいたら、いつの間にか在庫なし、再入荷も不明になってて、やはり売れたのだろう。今年に入ってから、再び在庫あり状態になったので、ようやく買う事が出来たのであった。

清純派美人カントリー歌手としてブレイクしたオリビアだが、清純派からオトナの歌手へ、カントリーからコンテンポラリー・ポップスへ、の2つの路線変更は『グリース』の後のヒット「愛は魔術師」あたりから始まっていて、「マジック」の大ヒットを経て本作で一応の完成を見たと言っていいだろう。ベスト盤を聴いてるとよく分かるが、「愛は魔術師」の頃から曲調もサウンドも歌唱法も、グッとオトナの雰囲気になっている。ジャケ写のイメージも変わった。安易にセクシー路線に走る事なく、イメージチェンジに成功した訳で、オリビアも凄いがスタッフもなかなかだと思う。特にプロデューサーのジョン・ファーラー。オリビアのカントリー時代からプロデューサーを務めているが、優れたソング・ライターでもあり、「そよ風の誘惑」「たそがれの恋」「マジック」等のオリビアを代表する名曲たちの作者でもある。彼がいなければ、オリビアの成功はなかっただろう。美人の影には男あり、なんである(意味不明)

この『フィジカル』、タイトル曲は全米No.1を10週キープする超特大ヒットだった訳だが、アルバムの方も、なかなか素晴らしい。当時、友人に録音して貰ったのだが、曲も粒よりだし、セクシーではないが肉感的な音や歌にも魅せられ、ほんとよく聴いてた。アダルト路線とはいえ、AORやブラコン系に走ってないのも良い。

今回のデラックス・エディションは、『フィジカル』のリマスターに、「ハート・アタック」「タイド・アップ」といった後にシングル・カットされた曲、「運命のいたずら」他の映画『セカンド・チャンス』の挿入曲等々及び、これらの曲のバージョン違い等も収録されたCD2枚とDVDのセット。毎度の事ながら、バージョン違いってあまり必要ないな(笑) 音を聴く限り、「ハート・アタック」あたりは『フィジカル』と同時期に録音されたもののように感じるが、『セカンド・チャンス』の曲は明らかに違うと思う。デビッド・フォスターのプロデュースだが、いかにも80’sって感じの音だし。『フィジカル』と比べると、凄く時代を感じたりする(笑)

それにしても「フィジカル」ほんと流行ったなぁ。あまりに聴き過ぎてギターソロ(ちなみにスティーブ・ルカサーです)まで覚えてしまったくらい(笑) いまでも口コピ出来るもんね(爆) 

続いては

Exit ...Stage Left/Rush

ラッシュがプログレ・ハードロック・トリオだった時期のライブ盤。1981年発表。当時の邦題は『神話大全』。70年代終わりから80年代初めにかけてのラッシュは、重厚長大でドラマチックなプログレでありながら、ギター中心の血湧き肉躍るハードロックでもあった。芸術性と娯楽性が見事にブレンドされていたのだ。アルバム・ジャケットやタイトルにも、そのアート志向や文学性が反映され、『神話大全』はそんなラッシュのイメージを具現化した名邦題と言える。もちろん名盤である(笑)

実は、僕自身は意外とラッシュは聴いてなくて、この時期では『ムービング・ピクチャーズ』と『神話大全』だけしか聴いてない。けど、どちらも名盤であり、よく聴いてた。「トム・ソーヤー」なんて、今でもめまいがするくらいの名曲と思う。前述したように、超絶技巧のプログレで、そのテクニックに圧倒されているにもかかわらず、何故かコピーしたくなるという大衆性もあり、曲の方も隙なく構築されていながらもメロディアスで、意外と親しみやすく覚えやすい。『神話大全』にも、クイーンみたいに観客が一緒に歌う場面があり、アートとエンタテインメントの共存がラッシュの持ち味だった事が分かる。

あれから時は流れ、名ドラマーであるニール・パートも2年程前に亡くなってしまった(ちなみにニール・パートは、僕が選ぶ“こいつら人間じゃねぇ”ドラマー3人のうちの一人である。あと2人は、スティーブ・ガッドと神保彰)。今でもふとラッシュが聴きたくなる時があり、『ムービング・ピクチャーズ』しか手元になかったので、最近『神話大全』を買った訳だが、聴いてると、ラッシュに熱中してた頃を思い出してしまう。若かったな、あの頃は。そして、やっぱりラッシュは凄い。

The world is the world is 
Love and life are deep 
Maybe as his eyes are wide

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