ウクライナはどうなってしまうのか。この現代において、武力による侵攻なんて考えられないし許されるはずもないというのは当然だが、このままロシアに侵攻され征服されてしまったら、次は日本が同じ目に遭うんじゃないか、と実は心配でもある。なので、ウクライナには頑張って貰いたいし、日本も可能な限りの支援をすべきだ。けど、ロシアは正常ではない。世界中の非難を浴び、経済制裁を受けているにもかかわらず、侵攻を止める気配はない。クーデターでも起こして貰って、プーチンが暗殺されない限り、収束はないような気がする。
閑話休題
以前、アメリカのローリング・ストーン誌が選定する『歴代最高のアルバム100選』というのを紹介させて貰ったが、最近、似たようなのを見つけてしまった。題して『史上最も人気のある100のロックバンド(The 100 most popular rock bands of all time)』、ま、よくありそうなランキングだが、興味を引くのは、これがウォール・ストリート・ジャーナルが発表したランキングだということ。発表されたのは随分前で2018年だそうだが、音楽誌ではないウォール・ストリート・ジャーナルが、何故、こんなランキングを発表したのか? 趣味の世界だけでなく、株価にも影響あるのだろうか? ま、音楽誌でないだけに、興味深いものがある。
人気のあるロック・バンドという、ある意味非常に曖昧な定義だけに、選定の基準が気になったりする。しかも史上と謳うくらいだから、1950年代から現代までが対象になるのだろうし、昔と今では、音楽の聴かれ方もメディアも違う。人気のバロメーターも色々あって、レコードの売り上げなのか、コンサートの観客動員なのか、最近なら配信とかダウンロード数とかなのか、そこいらをどう扱っているのか。一口にレコード売り上げと言うが、100万枚超えが奇跡だった時代もあったし、ちょっと人気があれば当たり前だった時代もある。簡単には比較出来ないのだが、さすがはウォール・ストリート・ジャーナル、単なる好みではなく、人気という物を数値化する独自の方式を用いているらしい。詳しくはこちらで。
という訳で、そのランキングを一部紹介させて頂く。いつもなら、上位10傑の紹介で終わるのだが、今回はこちらの勝手な思惑もあり(笑)30位までご覧下さい。
1位・・・ビートルズ
2位・・・レッド・ツェッペリン
3位・・・クイーン
4位・・・ピンク・フロイド
5位・・・ローリング・ストーンズ
6位・・・AC/DC
7位・・・イーグルス
8位・・・メタリカ
9位・・・ガンズ&ローゼス
10位・・エアロスミス
11位・・フリートウッド・マック
12位・・リンキン・パーク
13位・・レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
14位・・マルーン5
15位・・ボン・ジョヴィ
16位・・U2
17位・・バン・ヘイレン
18位・・ジャーニー
19位・・クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル
20位・・サンタナ
21位・・シカゴ
22位・・ニルバーナ
23位・・ザ・フー
24位・・ビーチ・ボーイズ
25位・・コールドプレイ
26位・・ドアーズ
27位・・レーナード・スキナード
28位・・グリーン・デイ
29位・・パール・ジャム
30位・・フォリナー
勝手な思惑とやらを、ご理解頂けたかと(爆)
いやしかし、フォリナーが30位とは、良い意味で驚き。正に大健闘ではなかろうか。パール・ジャムには負けたけど、ブラック・サバス(31位)には勝っている。快挙(笑) 今までに成功したロック・バンドなんて、星の数ほどあるだろうに、その中で30位とは...ちなみに、あのキング・クリムゾンですら圏外なんである。フォリナー30位というのが、いかに奇跡的な事か、お分かり頂けますよね?(笑)
前述したけど、このランキングは、レコード売り上げ、コンサートの観客動員、ダウンロード数、SNS等のアクセス数、ネットでの検索数、等々のデータを客観的に集計したものだそうな。フォリナーの場合は、かつてのレコード売り上げが物を言ったのか(笑) ↑の1位~30位にランクインしてるバンドのほとんどは、60年代・70年代から活動してるが、存続していないバンドもあり、にもかかわらず、ここにランクインしてるという事は、過去そして今に至るまでのレコード売り上げの比重が大きかったのだろうな、と思う。考えてみると、これも凄い。ま、今はツアーで稼いでそうなバンドもいるけどね(笑)
100位までのランキングはこちらで。ご贔屓のバンドがいない、なんて怒らないで下さいね。フォリナーが30位なのに○○はなんで圏外なんだ、とか(爆) こんなランキングが全てじゃありませんから^^;
ま、とにかく、一日も早くロシアがウクライナ侵攻を停止する事を祈願してます。