僕が今までの人生で(笑)使用したカセットデッキもしくはラジカセといえば...
1.中学に入学した時に買って貰ったラジカセ。
フェアメイトとかいう、知らないメーカーの製品。
夢にまで見たFMが聴けるラジカセという事で、
狂喜乱舞したものだ(笑)
中学生の頃は、せっせとこのラジカセで
エアチェック(死語!)していた。
しばらくして気づいたが、音悪かった。
一年くらいしたらヘッドがずれてきて、
消去出来なくなった。
つまり、既に録音してあるテープを消して、
何か入れようとしても、
録音済みの音が消えないのだ。
それでも5~6年使ってたかな。
2.中学2年の冬、家で買ったシステムコンポ。
オプトニカ、と書いてあったような...
我が家で初めての、本格的なステレオコンポだった。
引っ越ししたらサイクルが変わって、
それまで使っていたレコードプレイヤーが使えなくなったので、
父が買ってくれたのである。
プレーヤーの他アンプ(これに感激)、チューナー、
カセットデッキ、そして1mくらいはあったスピーカー。
皆で使うという事になってたけど、
僕の部屋に置いてあったせいもあり、
ほとんど独占していた(笑)
10年くらいは使ったかな。
デッキは何回かヘッド交換をした。
スピーカーは今も現役だ
(でも片側の音はほとんど出ない)
3.大学に入って寮生活をする時に買ったラジカセ。
AIWAだったかな?
スピーカーが2個ついた、いわゆるステレオラジカセだった(笑)
しかも頭出し機能付き(爆)
3年くらいしたらボリュームのつまみがおかしくなって、
ノイズが混じり始めた。その上、スピーカーが
ミシミシ言うようになったし...(?)
結局、いつの間にか使わなくなった。
4.就職した年の夏に買ったカセットデッキ。アカイ製だった
(実は思い出せなくて、実家に電話して聞いた...爆)
思うに、今まで使ったカセットデッキ(ラジカセ)の中で、
一番まともだったのが、これだった。
店員が「デッキのみを作ってるメーカーですから信用できますよ」
と言っていたのは、売らんが為の方便ではなかった(笑)
これまでに2~3回修理に出し、今でも現役だ。
でも、使う機会は減ったけど...
約30年程で、4台というのは少ないのか普通なのか。
現在のCD-RやMDとは違って、カセットというのは録音するデッキによって、物凄く音質に差があった。自分とこで録音したのを他人のデッキで再生すると、音が悪くて結構ショックだったものだ。あの頃(少なくとも4.のアカイ製デッキを買うまで)他人に録音してあげる、なんて滅多にしなかった。音に自信がなかったからだ。また、録音する時にもかなり神経を使ったなぁ。ヘッドを掃除して、録音レベルを合わせて...デジタルコピーが当たり前の現在では、信じがたい話だろう。
僕は車の中では、カセットしか聴かない。というか設備がないので聴けない(笑) だから車中のBGMは全てカセットなんだけど、実はカセットの音の方が好きだったりもする。友人に古いのを貰ったのをきっかけにイコライザーを導入して以来、高音と低音を上げて録音するようになり(なんじゃそりゃ)、その結果車中ではすっくりと抜け良くしかもボトムも効いたサウンドを楽しんでいるという訳だ(爆) もちろん、車の構造のせいもあると思うけど。でも、ほんとテープの音って暖かみがあっていいなと思う今日この頃。
そんな訳で、ひたすらアナログだった僕らの世代は、やはりカセットテープ抜きには音楽は語れない(笑) ジャスミンさんとこで盛り上がってるのもそのせいだろう。デシタル機器もいいけど、テープへの愛着は捨てられないな、うん。