日々の覚書

MFCオーナーのブログ

2009年・総括

2009年12月31日 21時21分45秒 | 与太話

という訳で、2009年も今日で最後である。で、毎年恒例だが(笑)、ブログを通して2009年を振り返ってみたい。

一応、僕はミュージシャンであるので(爆)、まず2009年にどんな活動をしたか、を振り返ってみる。

1月10日・・・WWRU-EX@Crawdaddy Club(セッション)
2月8日・・・FOREFINGERライブ@MOJO WEST(My Generation Vol.4出演)
3月14日・・・プログレ普及会第二回総決起集会@陰陽(セッション)
3月22日・・・大太犬ライブ@BBA
4月4日・・・エイプリル・フールズ・ライブ@セラー
4月18日・・・FOREFINGERライブ@soma
6月6日・・・いまちライブ・ツアーズ@Space With(セッション)
6月27日・・・FOREFINGERライブ@モダン・タイムス
7月19日・・・イーグルス・トリビュート・セッション@Crawfish
8月22日・・・フォリナー・セッション@Crawdaddy Club
9月5日・・・WWRU5@らぐたいむ(セッション)
9月26日・・・YOKO-YOKO ROAD BLUES BANDライブ@CROP
11月28日・・・内輪のセッション@Space With
12月23日・・・オール・ジャンル・セッション@Crawdaddy Club

4月から関東に移ってきた割には、まぁセッションに参加してるかな、という感じ(笑) 来年は是非、パーマネントなバンドでのライブをやりたい。

ちなみに、コピバンやるなら、こんなのがいいな。

スティーリー・ダン
フリートウッド・マック(スティービー・ニックスでも可)
バッド・カンパニー
グランド・ファンク・レイルロード(4人組時代限定)
ホワイトスネイク(70年代限定)
四人囃子(佐藤満時代限定)
ハート(つーか、カッコいいお姐さんのバックで演奏したい)

同志の連絡を、心よりお待ちしております(笑)

さて、次はブログについて。2009年の更新回数は、以下の通りとなった。

1月・・・9回
2月・・・7回
3月・・・13回
4月・・・9回
5月・・・10回
6月・・・10回
7月・・・9回
8月・・・10回
9月・・・10回
10月・・・9回
11月・・・9回
12月・・・11回

もちろん、今書いてる記事は含んでいない。まぁ、今年もいいペースで更新してた、と言っていいだろう。で、続いての恒例、2009年最も反響を呼んだ記事、すなわちコメントの多かった記事のベスト10である。

1.29・・8/22 フォリナー・セッション@Crawdaddy Club(8月23日)
2.22・・女の謎(3月11日)
3.21・・9/5 WWRU5@札幌らぐたいむ(9月6日)
      やっぱり男はAVが好き(12月1日)
5.20・・うれしはずかし10周年(1月18日)
6.19・・新たなる出発(6月28日)
7.18・・クイーンが終わった日(11月22日)
8.17・・ミックス・ジュース(4月28日)
      コンドルは飛んで行く(4月15日)
10.16・・左利きの夢(2月11日)
       バラード嫌い(6月25日)

いわゆる“音楽ネタ”のカテゴリーに分類される記事が、7つある。やはり、MFCは総合音楽サイトなのだった(爆)

という訳で、相変わらず意味不明な総括だった訳で(笑)、これもすっかり恒例である(爆)。来年も、是非ともMFC及び当ブログをご贔屓にお願いしますm(_ _)m

では、最後に日本ならではの年末風景を。

200912291118000

200912291116000

200912291130000

餅つきである。

「カッコつけて、日焼けサロンに行く男がいるんですよ」
「なにぃ~、やっちまったなぁ~」
「男は黙って」
「土方焼け」
「男は黙って」
「土方焼け」

と、こういう会話が交わされたかどうかは、定かではない(笑)

つきたての餅は美味かった^^

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ドリームジャーニー

2009年12月28日 23時46分36秒 | 与太話

僕は競馬はしない。つーか、生まれてから一度も馬券を買ったことないし、競馬場に行った事もない。テレビの競馬中継も見た事ない。馬主でもない(分かってるって)

と、競馬に関しては素人以下な訳だが、新聞などで馬の名前を見るのは楽しい。こないだの有馬記念で優勝したのはドリームジャーニーというそうだが、実にいい名前だ(笑) なんか、B級ロックバンドみたいでよろしい。高校生が初めて作ったオリジナル曲のタイトルみたいな感もある。競走馬の名前は、こういうB級な雰囲気が漂っているのがいい。

競走馬の名前は、もちろん馬主が命名するのだろうけど、やはり覚えやすく呼びやすく(競馬中継で実況アナが舌噛むような名前ではね...笑)、というのが基準なんだろうね。英単語なら2ワードが基本かな。

と、考えてたら良い名前があった。

ダブルヴィジョン

う~む、いかにも競走馬らしく、しかも語感もカッコいいではないか。いや、“ヘッドゲームス”でも“スターライダー”でも“ナイトライフ”でもいいんだけど、“ダブルヴィジョン”の方が強そうだし(え?)。

という訳で、僕が馬主になったら、“ダブルヴィジョン”と命名する事にする(笑)。誰か、投資しませんか?(爆)

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今年一年読んだ本

2009年12月27日 21時02分50秒 | 与太話

僕は、昨日から年末休暇に入っている。ゆっくりと休みたい所だが、実はする事多くてあれこれと忙しい。何故なら、MFC10周年感謝月間の真っ只中だからである(意味不明)。

2009年も残す所、あと4日であり、ぼちぼち今年を振り返る、もしくは総括しなければならない。なので、個人的な3大ニュースを挙げてみたい。

1.転勤、引っ越し、それに関わる諸々のこと
2.MFC10周年
3.A型インフルエンザ感染

ま、なんと言っても、転勤でしょうね。2009年は、これに尽きるかもしれない。全ての始まりも終わりも、結局はここに集約されてしまうような気がする(笑)

その他だと、フォリナー・セッションをやってしまったとか、ショックな訃報が多かったとか、ルー・グラムとフォリナーの新作が揃って出たとか、あと政権交代とか(笑)、色々あった。環境の激変を除けば、平穏な一年だったような気もする。不景気なんで、来年以降の見通しは暗いけど(笑)

という訳で、ここで今年一年で読んだ(買った)本を発表したい(は?)。前に、今年前半読んだ本を発表したが、その続きである(笑)。であるが、一年を振り返る意味もあり、1月からの分も再度掲載させて頂く。

あと4日あるのに、今年読んだ本をもう発表していいのか?、というご意見もあると思うが、年内にさらに本を買う予定はないので(笑)、心配御無用なのである(どうでもいいって)

1月
犯罪小説家/雫井脩介(双葉社)
日出処の天子(三)(四)/山岸涼子(白泉社文庫)
ピンク・フロイドの狂気/マーク・ブレイク 中谷ななみ訳(Pヴァイン・ブックス)

2月
日出処の天子(五)(六)(七)/山岸涼子(白泉社文庫)
聖なる黒夜(下)/柴田よしき(角川文庫)

3月
アンボス・ムンドス/桐野夏生(文春文庫)

4月
私立探偵・麻生龍太郎/柴田よしき(角川書店)
心にナイフをしのばせて/奥野修司(文春文庫)
バスジャック/三崎亜記(集英社文庫)

5月
名探偵はもういない/霧舎巧(講談社文庫)
6ステイン/福井晴敏(講談社文庫)
届かぬ想い/蘇部健一(講談社文庫)
貧困の光景/曽野綾子(新潮社)

6月
風の墓碑銘(上)(下)/乃南アサ(新潮文庫)
おれは非情勤/東野圭吾(集英社文庫)
激流(上)(下)/柴田よしき(徳間文庫)

7月
龍神の雨/道尾秀介(新潮社)
ペルソナ探偵/黒田研二(講談社文庫)
日本を貶めた10人の売国政治家/小林よしのり編(幻冬舎新書)
聖域/篠田節子(集英社文庫)

8月
戦争の法/佐藤亜紀(文春文庫)
血税空港/森功(幻冬舎新書)
結党!老人党/三枝玄樹(毎日新聞社)

9月
プリズン・トリック/遠藤武文(講談社)
赤い指/東野圭吾(講談社文庫)

10月
審判/深谷忠記(徳間文庫)
まだ生きている 我が老後6/佐藤愛子(文春文庫)
蹴りたい田中/田中啓文(ハヤカワ文庫)
霧の塔の殺人/大村友貴美(角川書店)

11月
ジャーナリズム崩壊/上杉隆(幻冬舎新書)
デパートへ行こう/真保裕一(講談社)

12月
となり町戦争/三崎亜記(集英社文庫)
君が悪い/新堂冬樹(光文社)
街道をゆく40 台湾紀行/司馬遼太郎(朝日文庫)

トータル39冊。上巻下巻に分かれてるものは、2冊としてカウントしてます(笑)。あと、『日出処の天子』はマンガなので、対象にならないのでは、という抗議を頂いたが、コミックも文庫に限り“読んだ本”の中に入れる事にします(笑)

と、姑息な手を使っても39冊である。年間50冊読むのを目標にしてる人もいるけど、遠く及ばない。来年は、もっと頑張りたい(爆)

39冊も読めば、面白いのもあるし、つまらないのもある。どっちにしても、その本を選んだ僕の責任なので、あーだこーだ言う気はない。面白ければ、HPで紹介したりもするが、つまらなければ何も言わない。しかし、今回は、久々にひどい本に当たってしまった。面白いかどうかは個人の好みの問題だが、この本はそれ以前にひどい。こんなもので印税収入を得ていると思うと、怒りが込み上げてくるくらいだ。あまりにもひどいので、禁を破って、ここにそのつまらなかった本を紹介させて頂く。それは...

結党!老人党/三枝玄樹

これはひどいです。買ってはいけません。本屋で見かけて、「そういえばMFCオーナーのブログに載ってたなぁ。買ってみるか」なんて気を起こしてはなりません(いねーよ)。とにかくひどいんです。高校生の同人誌やタレント本の方がずっとレベル高いんじゃないか、と思えるくらい、文章も構成もストーリー展開も無茶苦茶。類型的且つ没個性的な人物造形、ご都合主義且つ行き当たりばったりな展開、一人称と三人称が同じ章の中でごちゃごちゃになってるし、曲がりなりにもプロの書く物とは到底思えない。著者は構成作家らしいが、よくこの程度の小説を出版できたなぁ、と感心する。良いのは、プロットだけ。

この小説、去年だか今年だか、WOWOWでドラマ化され、結構評判だったらしい。アマゾンの書評でも、ドラマ見たら面白かった、という声が多かった。そりゃそうだろう。プロットは良いのだから、きちんとした映像作家の手にかかれば、面白いものになるに違いない。ただ、著者がそのプロットをまともな小説に出来なかっただけである。

繰り返す。『結党!老人党』を買ってはいけない。

という訳で、2009年回顧、次回をお楽しみに(続くんかいっ!)

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サンタの正体

2009年12月26日 11時14分00秒 | 与太話

昨日はクリスマスだった。良い子のみんな、サンタさんにステキなプレゼント貰ったかな?(笑)

このサンタクロースなんだけど、子供の頃はともかく、大人になった今では信じていない、という人が大半だろう。一体、いつ、どういうきっかけで、サンタを信じなくなるのか?

ネットで見たアンケートによると、サンタを信じなくなったきっかけについて、「辻褄が合わないことに自分で気づいた」という回答が、最も多かったらしい。どこがどう辻褄が合わなかったのか、よく分からないが、家には煙突がないのに何故入って来れたのか、とか、プレゼントに値札がついていた、とか、そんなところなんだろうか。何歳の頃かは分からないけど、鋭いガキではある(笑)

親、兄弟、友人に教えられた、という人も多い。親に言われた、なんてちょっとショックだなぁ(笑) ある日両親に呼ばれて、大事な話があるから座りなさい、なんて言われて、お前も中学生になった、昔なら元服する年だからもう話してもいいだろう、実はサンタはいないんだよ、なんて感じで知らされたのだろうか。その時の心境やいかに。

サンタの正体を知ってしまった、という回答もある。一体、誰だったんでしょうね(笑) やはり、知ってしまった時はショックだったのかな。子供が小さい頃、サンタなんていない、と言い張るので、これは良くない傾向だ、というので、お父さんがサンタの格好をして靴下にプレゼントを入れる場面をビデオで撮影して、子供に見せてようやく納得させた、という涙ぐましい努力をした人を知ってるけど、バレてしまったら元も子もないもんなぁ。子育てって、大変だ。その子も随分大きくなったけど、まだしばらくはサンタを信じていて貰いたいものだ。両親の努力を知ってるだけに(笑)

僕がサンタを信じなくなったのは、いつか分からない。ただ、妹が幼稚園くらいの頃に、サンタなんていないんだ、と僕に言われたらしいから、小学校低学年の頃には、既に信じていなかった事になる。それにしても、小さい子にそんな事言うなんて、イヤなガキだったんだなぁ(爆)

もし、僕に子供がいたら、サンタはいない、とは子供に言わないような気がする。大人になってもサンタを信じている、というのもちょっと...という気はするが、そういうのを信じる気持ちも多少は必要かと(笑)。ま、赤ちゃんはこうのとりが運んでくる、みたいなもんね(笑)

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“いいかげんなおせっかい”をあなたにも

2009年12月24日 23時00分45秒 | 音楽ネタ

Printedjelly

今日はクリスマイ・イブだが、それとは関係なく、天皇誕生日だった昨日の夜、新宿のCrawdaddy Clubで行なわれたセッションに参加してきた。テーマはオール・ジャンルという事で、とは言っても、HR/HM系の曲が多かったような気がするが、30曲以上も演奏され、店内もプレイヤーで溢れんばかり、非常に盛り上がっていた。電車がなくなるので、最後まで聴かずに店を後にしたのが、実に残念だった。

で、そのセッションで何を演ってきたのかというと、今回は一曲入魂、なんと四人囃子の「ハレソラ」である。エントリー表にこの曲があるのを見つけて、誰かに先を越されてはたまらん、と慌ててその場でエントリーしたのだが、正直成立するとは思わなかった(笑) いやいや、それにしても、セッションとはいえ「ハレソラ」を演奏出来るなんて、感激の極みである。「一触即発」のときも、同じ事言ったけど(笑)

この曲、四人囃子が1977年に発表したアルバム『Printed Jelly』の冒頭を飾っている。いやはや、初めて聴いた時は、大げさでなくブッ飛んだ。こんなカッコいい曲をやってる日本のバンドがいるなんて、ほんと衝撃だった。確かに、四人囃子は知ってたし、前作『ゴールデン・ピクニックス』が出た時、レコード会社もかなりプッシュしたのか、FMでよくかかってたから、全く聴いた事がなかった訳ではない。ただ、「ハレソラ」の四人囃子は、それ以前に僕が知ってた四人囃子とは、明らかに違っていた。こんなにストレートで分かりやすいバンドではなかった。それもそのはず、『Printed Jelly』は、ギターの森園勝敏が脱退し、新メンバーに佐藤満を迎えての、新生四人囃子の初アルバムだったのである。曲作りの中心が森園から佐久間正英に移ったことで、音楽性が大きく変化した。

単にそれだけではない。四人囃子をプログレに括って考えてみた場合、この頃、つまり70年代後半は、プログレが失速し始めた頃に当たり、欧米のプログレ・バンドたちは、それまでの重厚長大な音作りから、もっとポップな方向への転換を模索し始めていた時代なのであり、四人囃子もその潮流を敏感に感じ取って、音楽性をシフトさせていった、とも言える訳で、そこいらの嗅覚の鋭さは、やはり只者ではない。その結果が、この『Printed Jelly』なのであり「ハレソラ」なのである。

と、能書きたれるのはこのくらいにして(笑)、とにかく「ハレソラ」今聴いてもカッコいい曲である。イントロ→歌1番→歌2番→間奏→歌3番→間奏(ギターソロ)→歌4番→エンディング、と実に分かりやすい構成なのも良いが、シンプルに始まった歌が、1番、2番と進むにつれ、コーラスが増えたり、ギターのオブリカードが加わったり、とアレンジに工夫を凝らしているのも見事だ。2回入る間奏の流れも、実にスムーズで無駄がなく、凝ってはいるものの、奇を衒った感じは一切ない。また、ギターソロが終わった後、イントロのパターンに戻って4番になるのだが、この4番に入る前にブレイクがあり、そこへ切り込んでくるドラムのフィルが、言葉もないくらいカッコいいのである。どこを取っても完璧としかいいようがない。至福の6分30秒。これを名曲と言わずして何と言う。

この「ハレソラ」の凄い所は、隙なく構築されているようでありながら、ロック特有のダイナミズムを失っていない点だ。ギターもボーカルもドラムも、全てがイキがよく、聴く者を煽り立てる。小節数とか無視して、自由奔放にも演奏出来る余裕も、しっかりと残されている。だからこそ、30年以上経った今でも色褪せないのだ。

この曲、実はギターを基調に作られていて、最初から最後までギターが鳴りっ放しという曲でもある。サウンドの骨格はあくまでもギター、そしてベース、ドラムであり、シンセはその基礎の上に成り立っているのだ。ギター弾きながら歌うのは大変だろうな、という気がするけど、実際、1978年頃の四人囃子のライブを聴いてると、「ハレソラ」を演奏する時、佐藤満は相当キツそうである。歌とギターと両方に気を遣って、どっちらけ状態。ソロの時になると、生き生きと弾きまくってるので、やはり歌がかなり負担だったのだろう。

サウンドだけでなく、歌詞もこのアルバムでは重要だ。と言っても、何を訴えかけるのではなく、単にメロディに“言葉”が乗っかっている、という、考えようによっては画期的な日本語の歌詞によるロックなのである。意味があるようなないような、情景が浮かぶような浮かばないような、だけど疑いようもなく日本語であり、言葉のイメージを限定していないから、“ロックのリズム”にもすんなり乗れる。しかも、特定の歌い手だけに可能な表現ではなく、誰が歌っても、ある程度はリズムに乗れる歌詞だ。“日本のロック”誕生以来、多くのミュージシャンが格闘してきた、“日本語のロック”という永遠のテーマをクリアする方法論を、四人囃子はこのアルバムで提示してみせた。この事は、もっと評価されて然るべきではないか。

当然の事ながら、「ハレソラ」を含む『Printed Jelly』は名盤であるので、他の収録曲も素晴らしい曲ばかりだ。世間の四人囃子ファンの大半は、森園時代のファンでもあるので、佐藤満加入以降の四人囃子に対して、批判的な人も少なくない。「佐久間が四人囃子をダメにした」と言う人もいるそうな。悲しい事である。音楽性が変化した事が許せなかったのだろうけど、その変化は、決して彼らの内面だけの問題ではなかった訳で、あの時代を生き抜いていくには必要だったのだ、と思う。森園時代も好きな僕としては、全てのファンに『Printed Jelly』も受け入れて貰いたい。そういう点で、90年代以降、何度か再結成してはライブをこなしている四人囃子だけど、森園時代の曲しかやってないのは、非常に残念である。

“いいかげんなおせっかい”をあなたにも by 佐久間正英

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