日々の覚書

MFCオーナーのブログ

お疲れサマー

2019年08月13日 21時26分55秒 | 時事・社会ネタ
暑中お見舞い申し上げます。

令和最初の夏も、結局は猛暑なんである。確か、3月頃の長期予報で、今年は梅雨が長めで冷夏になる、と言ってたような気がするのだが、でも冷夏ではなかった。ま、この長期予報も多少は当たっており、梅雨は長くて、関東では、7月なのに最高気温が25度未満という日が5日間続き、これは26年振りの記録だそうで、26年前と言えば1993年、この年は確かに冷夏だった。今でも覚えている。米が不作で、タイ米を緊急輸入して顰蹙を買ったような。

そんな訳で、多少の期待というか、別に冷夏を望んでいた訳ではないが、連日35度が当たり前という猛暑も勘弁して欲しい、というのもあり、せめて最高気温30度くらいの“普通の夏”にならないかな、なんて思ってたけど、結局猛暑だった。皆さん、くれぐれも体調には気をつけて下さいね。僕も、嫁の薦めもあって、いつもは最寄り駅から会社まで歩くんだけど、この時期はバスを使うようにしてます。単に暑いだけならいいけど、この年になると、命の危険すら感じるもんで(笑) 

そんな猛暑だというのに、というか、猛暑だからなのかもしれないが、色々とニュースが多い。京都アニメーションが放火され35人が亡くなったとか、参議院選挙で、“れいわ新選組”や“NHKから国民を守る会”が議席を獲得し、政党要件を満たして政党となったとか、『あいちトリエンナーレ2019』の企画「表現の不自由展」が炎上して開催中止になったとか、例の韓国に対する輸出管理の運用見直し、及び韓国を“ホワイト国”から除外した事に関して、韓国が過剰反応しているとか、とにかく話題の多い夏である。

個人的には、京都アニメーション放火の犯人は死刑しかない、と思う。この手の事件があると、必ず犯人は精神疾患がどうのこうのという話が出てくるのだが、これだけ計画的にやってるのに、責任能力がないなんてあり得ない。ま、ちゃんと裁判してもらって、言いたい事言って、ルールに則って、死刑判決を受けて頂きましょう。

参院選だが、僕が注目してるのは、れいわ新選組より“N国党”である。こういう政党が国会で議席を獲得した、という事は、NHK(及びNHKをはじめとする放送各社)の在り方に疑問を抱いている人がそれなりにいる、という事であり、正に民意が国会に反映される訳で、今後の展開が非常に楽しみだ。なんたって、NHK解体論が国会で議論される可能性があるのである。マジ、NHKは解体されて欲しい。確かに、かつては良質なドキュメンタリーも数多く作ってたけど、今はね...。N国党の立花党首は、驚くほど色々な人と手を組み、NHKスクランブル化実現の為なら、憲法改正にも協力する、なんて言ってるみたいで、なんというか、はっきりしててよろしい(笑) ちょっと期待してます(笑)

『あいちトリエンナーレ2019』については、胡散臭い奴らが胡散臭い事やってる、ってなもんで、「表現の不自由展」を中止にした経緯や理由も、納得いくようないかないような感じで、正直言うと、主催者側のレベルが疑われるところだが、この件について、日本ペンクラブが、中止を遺憾とする声明を出した。ま、相変わらず、お前らが言うんじゃねーよ、というところで、実際日本ペンクラブは偉そうな事言う割には、神戸・大丸のイベントで自衛隊車両の展示が中止になった時も無反応だったし、昨年、杉田水脈議員の発言が原因で新潮45が休刊に追い込まれた際にも、何の声明も出さなかった。一体、何のために存在しているのか? なくなってもいいのではないか、と思う。

韓国への輸出管理の運用見直しについては、当の韓国のみならず、日本国内にも、輸出規制は不当だとか騒いでるのがいて、規制ではありません、と何度も説明してるのに、理解しようとしないのか出来ないのか、はたまた規制という言葉を使う事で、世論をミスリードしようとしてるのか、とにかく、自称知識人たちも、一流大学出てるのに何勉強してたんだか、みたいなのがバレバレで、先日、韓国への輸出許可申請を受理して、約40日程の審査の結果、輸出許可を出したら、韓国では、我々の正当な抗議が実った、なんて、ああ勘違いな大喜びしてるし、日本でも、韓国の抗議に屈するなら、最初から規制なんてしなければいいのだ、なんてとんちんかんな事を言ってるのもいて、韓国及び韓国擁護派の人たちには困ったものである。とにかく、規制じゃないので、そこんとこ、よろしく(笑)

と、社会派ブログ(違)はここまでにして(爆)

最近買ったCDから。



Greatest Hits/Melissa Manchester

メリサ・マンチェスターの日本編集のベスト盤。昔から名前は知ってるけど、ちゃんと聴くのは初めて、と言っていい。つーか、この人、こんなに美人だっけ?とジャケット見て思ってしまった。すいません^^; そういえば、『きれいだねメリサ』という邦題のアルバムもあったような...(笑)

メリサ・マンチェスターはニューヨークはブロンクス出身、ニューヨーク芸術大学でポール・サイモンに師事し、バリー・マニロウに見込まれてデビューするものの、レーベルが倒産してしまい、アリスタに移籍してから、「ミッドナイト・ブルー」等のヒットを出して、広く知られるようになった。ちなみに、ジョージ・ハリスンの『ジョージ・ハリスン帝国』収録の「哀しみのミッドナイト・ブルー(Tired Of Midnight Blue)」は、当初「Midnight Blue」というタイトルだったが、メリサの同名曲がヒットしているのを知って、ジョージがタイトルを変更したそうな。ま、どうでもいい蘊蓄であるが(爆)

という訳で、このベスト盤、前述したように、日本編集で、メリサのアリスタ時代の曲をセレクトしたもの。ちゃんと聴くのは初めてだが、なかなか良い。当時、メリサ・マンチェスターはシンガー・ソングライターとして売り出されていたが、特に自作曲にこだわる人ではないようで、後に「哀しみは心に秘めて」「気になる二人」といった、自作ではないヒットも放っている。もちろん、ソングライターとしても有能で、キャプテン&テニール等でお馴染みの「雨に想いを」や、ケニー・ロギンスの「二人の誓い」がメリサの曲とは知らなかったし(2曲共、本ベスト盤に収録)、「ユー・アンド・アイ」「幸せの日々」といった自作ヒットもいい。また、実はシンガーとしても大変な実力派だというのも、このベスト盤を聴いて初めて知った。昔は、バラードが得意なポップス・シンガー、みたいなイメージを持っていたけど、意外とソウルフルというか、メロウな雰囲気のR&B系の曲での歌いっぷりが素晴らしい。

と、いつも言ってるけど、失礼ながら、いわゆるカリスマではない人でも、グレードの高い作品を残していたのだなぁと、改めて70年代の人たちの凄さを思い知るのである。

続いては



Elmer Bernstein The Classic Soundtrack Collection

ご存知の方もおられるかもしれないが、アメリカ映画音楽の巨匠、エルマー・バーンスタインの作品を集めたボックスである。一応、内訳など、

黄金の腕(The Man With The Golden Arm)
十戒(The Ten Commandments)
成功の甘き香り(Sweet Smell Of Success)
走り来る人々(Some Came Running)
荒野の七人(The Magnificent Seven)
肉体のすきま風(Summer And Smoke)
荒野を歩け(Walk On Wild Side)
アラバマ物語(To Kill A Mockingbird)

以上8作品のサントラが4枚のCDに収められ、最後の1枚にはボーナストラックとして、『ねずみの競争』などのテーマ曲が収められている。これらは「Singles 1959-1062」となっていて、要するにエルマー・バーンスタインの名前で出したシングル盤らしい。必ずしも、バーンスタインが作曲したものばかりではないようだ。それにしても、このボリュームでこの金額なら絶対買いだ(笑)正直、こんな商品があるなんて、知らなかった。偶然ネットで見つけた時は、マジ狂喜乱舞だったです(笑)

上記8作品共、LPで出ていたと思われるサントラ・アルバムを、そのまま収録したもののようで、『黄金の腕』は僕が持っているLPと、全く同内容。『荒野の七人』も、自分では持ってないけど、友人に借りて聴いてたのと、やはり同内容である。昔のままの形態で収録されてるのが嬉しい^^

いずれも、エルマー・バーンスタインの代表作と言っていいと思うが、『肉体のすきま風』『荒野を歩け』あたりは、題名はずっと昔から知ってたけど、聴くのは初めて。長生きはするもんだ(爆) ジャズを使った『黄金の腕』『成功の甘き香り』『荒野を歩け』、大編成オーケストラでシンフォニックで壮大なスケールで迫る『十戒』『荒野の七人』、シンプルで静かなスコアの『肉体のすきま風』『アラバマ物語』と、それぞれに違う作風ではあるものの、メロディ主体の分かりやすさは共通なので、とても聴きやすい。それぞれが違うタイプの映画であるのも凄い。サスペンス、西部劇、社会派ドラマ、史劇スペクタクル、と多様な作品に音楽をつけていったエルマー・バーンスタインの功績に、改めて敬意を表するものである。ほんと、凄い人だったと思う。知ってる人は少ないけど^^;

暑い夏はまたまだ続きます。皆さま、どうぞご自愛下さい。もう若くないんですから(笑)
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ランキング・クイーン

2019年08月03日 19時36分59秒 | 音楽ネタ
昨年11月の『ボヘミアン・ラプソディ』の公開以来、正に"狂想曲"と呼ぶしかない大ブームとなったクイーンだが、そのうち大人しくなるだろう、なんて思ってたらあにはからんや、本家すなわちクイーン+アダム・ランバートの来日公演が決まって、チケット争奪戦やら何やらでやっぱり大騒ぎ、加えて、花火大会だの野田秀樹演出の舞台だの、新たなネタが次々と繰り出されている訳で、ほんと、ブームが去る気配は全く感じられない。競馬場とかでのイベントもちょくちょく開催されてるみたいで、文字通り、止まる事を知らない第3次クイーン・ブームなのである。皆さん、疲れてませんか?(笑) 無理は禁物ですよ(爆)

発端となった映画『ボヘミアン・ラプソディ』だけど、映画はもちろんだが、サントラ盤CDも日本で100万枚出荷されたそうな。これは凄い。クイーンが凄いのか、映画が凄いのか、よく分からんが、若い人たちは配信とやらで音楽を聴くのでCDが売れない、昨年度の日本国内のCD製造枚数も1億枚を割り込んだらしい(反面アナログ・レコードの製造枚数は増えてるとか)、なんて状況の中では、100万枚のセールスなんて、天文学的な数字と言ってもいいくらい。なんか、恐ろしいまでのクイーン・ブーム、一体いつまで続くのか、どのような形での終焉を迎えるのか、マジ、想像するだけでも怖い(意味不明。爆)

そんな空前のクイーン・ブームに便乗して、あれこれ書籍も出ているが、こんなのも読んでみた。



6年程前に出版されていたものの新装版だそうだが、クイーンの曲やらアルバムやら、様々な物をファンからの投票を基にランキングしたという訳で、自分もファンとして実に興味深い。楽しく読ませて頂きました^^ ランキングに投票した人たちの名前の中に、多少知ってる人もいたりして、なんか嬉しい(笑)

一番気になるのは、やはり「好きな曲ランキング」で、もちろん有名曲・ヒット曲・代表曲が上位にくるのだが、出た当時は必ずしも大きなヒットになった訳でもなく、クイーン自身もずっとライブではやってないにもかかわらず、30~40年以上過ぎた今、ランキング上位の人気曲だったりするのもあって、意外というか、そういうのも楽しみだったりして(笑)、あと、「知られざる名曲」というのもランキングで分かるので、そんなこんなもあって、「好きな曲ランキング」奥が深いというかマニアックというか、とにかく好きです(笑)

となると、自分のクイーンの「好きな曲ランキング」は、どうなるのだろう? 好きな曲を10曲なんて、とても選べないよ、というのが本音だが(笑)、そこはそれ、色々視点を変え、自分自身の深層心理と向き合い、無の境地に立ち返って、10曲選んでみた。

1.ボヘミアン・ラプソディ
2.キラー・クイーン
3.マイ・ベスト・フレンド
4.炎のロックンロール
5.ホワイト・クイーン
6.オウガ・バトル
7.懐かしのラバー・ボーイ
8.永遠の翼
9.心の絆
10.ブレイクスルー

ま、こんなとこかな。順位は、好きな順というより、知った順って感じかな。

割とフツーだね(笑) 単に好き、というだけでなく、思い入れも思い出もあり、何度聴いていも琴線を震わせるものがあるというか、ま、好き以上に自分にとって特別な10曲、が↑なのである。

ちなみに、『ランキング!クイーン』の上位10曲とは、3曲しかダブってない。そりゃそうだよね(笑)

ついでに、僕のアルバム・ランキングはというと、

特.オペラ座の夜
1.世界に捧ぐ
2.シアー・ハート・アタック
3.ザ・ミラクル

オペラ座は別格なんですよ、やっぱり(爆)
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