日々の覚書

MFCオーナーのブログ

What You Don't Know

2017年11月26日 21時55分11秒 | 音楽ネタ
しかし弱くなったな、と最近思う。もちろん酒の話であるのだが(笑)

元々、酒は飲むけど、決して大酒飲みではないし、毎日飲み歩くなんて事もしない。もちろん、決して強くもない。そのせいか、飲んで帰ってきて、そのまま寝てしまい、ふと気づいたら夜中の2時とか3時とかになってて、慌てて風呂入って寝間着に着替えて布団に潜り込んで再び寝る、なんて事はしょっちゅうだった。僕は、飲み過ぎると眠くなるのである。ま、ある程度ちゃんと寝れば、翌日に持ち越さずに済むので、ふらふらになって帰宅しても、風呂入ったりしてちゃんと寝るように心掛けていた。

ところが、近頃それが崩れつつある。飲んで帰ってきて、ついそのまま寝てしまう、というのは、相変わらずよくある。しかし、近頃は、以前のように、夜中に目が覚めないのだ。朝まで寝てしまうのである。こういうケースの場合は、ほとんど休日だから、まぁいいようなものの、朝の7時とかにふと目覚めて、昨夜の記憶を辿って、ああまたそのまま寝てしまった、と帰宅した時と同じ服で布団に横たわっている自分に自己嫌悪、となったりする(笑) 何故か、休日前夜は特にそうなのだ。疲れているのだ、とは思いたくないが、なんか酔いやすい。下手すると、店のカウンターでうとうとしてたりする。が、翌日仕事だと、自然と抑制されるのか、飲んでもそんなに酔う事はないし、帰宅しても意識ははっきりしてて、ちゃんと風呂入って寝間着に着替えて布団に入って寝るのである。翌朝の目覚めもまぁいい。でも、休日前夜は危険だ。外で飲む時だけでなく、家で飲んでても、気づいたら寝てしまったりするのも多い。嫁にしょちゅう注意されているのだが、なんかこう、眠くなるのを制御出来ないのだ。これは弱くなったという事ではないのか?

翌日仕事だと制御が働く、というのも、骨の髄までサラリーマンって感じで(笑)、あまり嬉しくはないが(爆)、ま、とにかく、これも寄る年波って事なんだろうね(笑)

という訳で、最近買ったCDについてあれこれ(唐突)



100 Greatest Film Themes

またしても映画音楽である(笑) タイトルからも察せられる通り、映画音楽を6枚のCDに100曲収録したものだ。CDはそれぞれ年代別に分けられていて、ディスク1は1939年~1961年、ディスク2は1962年~1968年、ディスク3は1968年~1978年、ディスク4は1979年~1990年、ディスク5は1990年から1998年、ディスク6は1999年~2006年、となっている。なかなかに聴き応え十分(笑)

前から言ってるけど、僕は映画音楽は好きとはいえ、古いのしか知らないので、このCDで言うと、ディスク4以降に入ってるのは、ほとんど知らない。タイトルは分かるけど、曲を聴いた事ないのが大半だ。従って、楽しめるのはディスク1から3まで、という事になる訳だが、確かに、ほとんど知ってるディスク1~3は、懐かしさもあって感動して聴いてたけど、決してディスク4~6がつまらない、という訳でもない。たとえ知らなくても良い曲は良い曲なのであり、それなりに聴いてて面白い。6枚組の割には安いし、映画音楽好きにはお薦めだ。

このCD、いわゆるサントラではなく、基本的にプラハ交響楽団の演奏によるものが多いが、なかなか格調高い演奏でよろしい。歌入りのもある。輸入盤だけに、タイトルも原題で、特に2000年以降の作品は全く分からないけど、近頃はネットで調べれば邦題(=日本公開時のタイトル)もすぐ分かるので、特に困らない(笑) 便利な世の中だ(笑)

ただ、気になる事もあって、新しい作品であればあるほど、新しい感覚の曲が多いのかと思いきや、意外とそうでもない。オーソドックスなスタイルの曲が多く、しかもゆったりテンポの曲ばかりなので、新しいもの、すなわちディスク5や6は、聴いてると少々退屈してくる。メロディもあるのかないのか、みたいなのも多いし。ディスク1や2の曲の方が、今の耳でも斬新に聞こえるのは気のせいか?(笑)



Lindsey Buckingham Christine McVie

ご存知、フリートウッド・マックの中心人物2人によるアルバム。ミック・フリートウッドとジョン・マクビーも参加してるので、言うならばスティービー・ニックス抜きのフリートウッド・マック、って感じ。音も正にフリートウッド・マック。

と、そんな訳で、安定の内容ってとこかな。長年フリートウッド・マックを支えてきた2人によるものだけに、楽曲もサウンドも予想していた通りで、なんか安心する作りだ。マンネリではない、ファンが望む通りの内容であり、それ以上でも以下でもない、と言うと批判してるのか、なんて思われそうだが(笑)、決してそんな事はなく、ま、確かに、少し冒険しても良かったかな、なんて思ったりもするが(笑)、良いアルバムと思う。クリスティンの曲は相変わらずキャッチーだし。かつてのヒット作のような華やかさはないけど。個人的には、『タスク』を思い出してしまった。



Siren/Roxy Music

僕は、ロキシー・ミュージックはあまり聴いてなくて、ベスト盤に入ってるような曲しか知らないのだが、それでも、デビューして数年後に一旦解散するまでと、70年代終わりに再結成してからとでは、随分音楽性が違うな、とは感じていた。解散前は退廃的というかデカダンな雰囲気だったような気がするのだが、再結成後はスタイリッシュに洗練されたロックになった、っとこかな。どっちが好きかと聞かれても、よく分からん(笑)

にもかかわらず、このCDを買ったのは、「Love Is The Drug」が聴きたかったからだ。ロキシーの曲はベスト盤に入ってるようなのしか知らない、と前述したが、知らないなりにも「Love Is The Drug」は好きで、手元に置いて聴きたい、という気になったのはいいけど、なんとなく、ベスト盤よりオリジナル・アルバム買う方がいいような気がして、買ってしまったのである。

で、この『Siren』、ちゃんと聴くのは初めてだが、なかなか良い。デカダンでもスタイリッシュでもない、やや硬派なロックという印象。それなりの美学も感じられて素晴らしい。「Love Is The Drug」以外の曲はやや地味目とはいえ、良い曲が並んでいる。個人的には「She Sells」とか好きだな。でも、ロキシーの歴史の中で見ると、やはり過渡期なんだろうか。別に、どちらでもいいけど(笑)



What You Don't Know/Expose

以前にも、当ブログで取り上げた事があるが、80年代に活躍したマイアミ出身の女性3人組エクスポゼの、1989年に出た2ndのデラックス・エディションである。エクスポゼの場合、1987年の1stも、2枚組のデラックス・エディションが出ているが、今回はそれを上回る3枚組というボリュームなんである。主にシングル曲の様々なバージョンが楽しめます(笑)

エクスポゼは1st『エクスポージャー』から、4曲の全米TOP10ヒットを放っており(うち1曲はNo.1)、プロデューサーのルイス・A・マルティニーもペット・ショップ・ボーイズやデビー・ギブソンのレコーディングに呼ばれるなど、その当時は飛ぶ鳥落とす勢いで、そんな中で出たのがこの2nd『What You Don't Know』だった訳で、ま、悪かろうはずがないのである。実際、この2ndからも3曲のTOP10ヒットが生まれ、正にエクスポゼは絶好調だった。ベストセラーになった1stと比べてみると、基本的には特に変化は見られないが、1stよりチャカポコ感が薄れ、よりコンテンポラリーな音になったような気がする。とても80年代的な音である事は間違いないけど。1stに続き、ルイス・A・マルティニーがプロデュースを手がけ、ほとんどの曲を書いていて、その曲たちが1stに勝るとも劣らない佳曲揃いであり、加えて、外部のソングライター(ダイアン・ウォーレンとか)の曲も取り上げていて、そのせいか、バラエティに富んだ印象を受けるが、本質的には1stの延長線上にある作りと言っていい。僕も当時よく聴いてた。実際、今回このデラックス・エディションを買って、実に久しぶり(20年以上経ってると思う)に『What You Don't Know』を聴いた訳だが、収録曲を実によく記憶してたもんで、とにかく驚いた。かなり聴いてたんだな、と自分でも思う(笑) タイトル曲はもちろん、「Stop, Listen, Look & Think」とか「Still Hang Up On You」とか好きだったなぁ。懐かしさもあるけど、曲もサウンドも今聴いても素晴らしい。

ライナーに書いてあるのだが、当時エクスポゼは日本のタカラのCMにも登場していた。そういえば、そんな事もあったっけ、と思いつつ探してみたらありました。これこれです。2種類あった。CMなんで短いけど^^; ちなみに、CMでなく正規のプロモビデオはこちらです。

それと、話題は変わるが、最近、昔買ったドーナツ盤が収納されているビニール袋を、新しいのに変えてみた。すると、なんか印象が変わる。かなり綺麗になったように感じられるのだ。まるで新品みたい(ないない)







いやぁ、やっぱり音楽っていいな(なんのこっちゃ)
コメント (2)
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