日々の覚書

MFCオーナーのブログ

2007年を振り返る-ブログ編

2007年12月31日 22時34分53秒 | 与太話

さて、2007年を振り返るシリーズの第二弾にして最終回(笑)は、もう恒例となっているが(笑)、ブログで今年を振り返ってみたい。ま、毎年やってるだけに、新鮮味はないけどね(苦笑)

で、本ブログの2007年の総更新数は118回、もちろん今書いてる記事は勘定に入ってない。月別に見ると、

1月・・・9回
2月・・・13回
3月・・・9回
4月・・・8回
5月・・・10回
6月・・・10回
7月・・・8回
8月・・・9回
9月・・・13回

10月・・10回
11月・・10回
12月・・9回

実に平均して更新してるのが分かる(だから?)。一番少ないのが7月だが、この頃はライブを控えて忙しかったのに加え、仕事で連日消耗しており、ついでにネタもなく(笑)、更新する気力もなかったのだが、でも8回だ。これは立派な数字と言わねばなるまい(なんで?)。

続いては、お待たせしました(誰が?)、今年コメントを多く集めた記事、すなわち反響の大きかった記事のランキングである。

1.く、く、くせになるかも...^^;(1月30日)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31
  あなたどっち?(7月7日)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31
2.FOREIGNER 30TH ANNIVERSARY JAPAN TOUR 2007(3月14日)・・・30
3.嗚呼、茶碗蒸し(4月2日)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
  9/23 WWRU3@札幌らぐたいむ(9月24日)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
4.想い出のアルバム-TURN BACK(3月29日)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
5.納豆ロッカー(1月22日)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20

  想い出のアルバム-THE BEATLES・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
6.ケータイ悲話(1月18日)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
  6/30 ホワイト・アルバム・セッション@BBA(7月2日)・・・・・・・・・・・・・18
  これは...(8月19日)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
  怖い話(11月28日)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
  「一触即発」な夜-プログレ普及会第一回総決起集会(12月18日)・・・・・18

なんというか、テーマは多岐に渡っているのだが、タイトルだけでは内容が分からない記事が多いなぁ(笑) いや、だからこそ、人は興味を持つのであろう(違)

でも、やはり、音楽ネタへの反響が多いのは嬉しい。なんたって、うちは総合音楽サイトなのだから(爆)

あ、それから、どうしても言いたい事が。今年は、全ての記事にコメントを頂く、という快挙を達成しました。パチパチ。皆さん、ありがとうございます。

さて、いよいよ大詰め(笑)、最後の統計だが、今回は一番乗りコメントをたくさん下さった人を調べてみた。上位5人の方は以下の通りである。

1.fxhud402さん・・・15回
2.いまちさん・・・・・・・・9回
3.陰陽師@やっさん・・7回
  那由他さん・・・・・・・・7回
  揺れ名人さん・・・・・・7回

僕も予想しなかった方々の名前が並んだ。いつも素早いチェックありがとうございます。ちなみに、僕は余所のブログで一番乗りコメントの調査をすると、案外上位に食い込むのでは、と思っている。どなたか、調べてみて下さい(爆)

という訳で、ブログで2007年を振り返ってみた。皆さん、今年も当ブログをご贔屓下さいまして、本当にありがとうございます。皆様の期待(してないって)に違わぬよう、これからも精進していきますので、来年もよろしくお願い致します m(_ _)m

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2007年を振り返る-バンド編

2007年12月30日 22時53分06秒 | 与太話

早いもので、2007年もあと一日と2時間半ほどで終わりである。自分にとって、この一年はどんな年であったのか、ここで振り返ってみたい。

と言っても、バンドでドラムを叩くしか道楽のない僕のこと(笑)、今年のバンド活動を通して一年を振り返ってみよう。

一言で言うなら、今年はライブが多かった(あくまで僕にしては、だけど^^;)。レギュラーでやってる2バンド、FOREFINGERとエイプリル・フールズ以外にも、他バンドの代打やイベントの為のバンド、またセッションも含めると、MFCオーナーの2007年のライブ活動はこんな感じ。

1月28日・・・FOREFINGERライブ(京都北山・Mojo West:産業ロックライブ出演)
2月12日・・・完全尼嗜好ライブ(京都北山・Mojo West:産業ロックライブ出演)
3月10日・・・フー&ストーンズ・セッション(京都北山・BBA)
4月1日・・・・エイプリル・フールズ・ライブ(アメリカ村・セラー)
4月28日・・・(有)かるぱっちょライブ(新開地・一番星食堂:代打)
5月12日・・・Asia vs TOTO セッション(京都北山・BBA)
5月19日・・・(有)かるぱっちょライブ(新開地音楽祭出演:代打)
5月26日・・・(有)かるぱっちょライブ(帝塚山音楽祭出演:代打)
6月10日・・・FOREFINGERライブ(京都北山・BBA)
6月30日・・・ホワイト・アルバム・セッション(京都北山・BBA)
7月28日・・・FOREFINGERライブ(西天満・えでぃさんの店:フォリナーファンの集い出演)
8月4日・・・・Shakee's ライブ(亀ジャム出演)
8月25日・・・メタル・セッション(京都北山・BBA)
9月15日・・・エイプリル・フールズ・ライブ(アメリカ村・セラー)
9月23日・・・WWRU3(札幌・らぐたいむ)
10月27日・・クイーン・セッション(京都北山・BBA)
12月15日・・プログレ普及会第一回総決起集会(京都北山・BBA)
12月16日・・ビートルズ赤盤セッション(京都北山・BBA)
12月23日・・FOREFINGER&エイプリル・フールズ・ライブ(アメリカ村・セラー)

う~む、自分として、よくやったなぁ、と思う。月一以上のペースだもんな。こりゃ確かに、仕事なんてしてられません(爆)

結成5周年を迎えたFOREFINGERが、今年は4回ライブした、というのが、個人的には凄いことだ。結成以来の新記録である(笑)。思い起こせば、結成してから初ライブまでの約2年間は、メンバーも固定せず、方向性も定まってるようなそうでないような、当然ライブの予定なんてないから練習にも身が入らない状態で、ほんといつ消滅しても不思議ではなかった。それがなんと、年間4回もライブが出来るバンドになったのである。しかも、本邦初と思われるフォリナー・ファンの集いに、コピバン代表みたいな顔をして出演するまでになってしまったのだ。感無量である。僕にとって今年一番の出来事は、これかもしれない。

今年は、ひょんなことから、フォリナーの曲を演奏する変わったバンド、という売り文句に、コスプレバンドという称号も加わった。良いのか悪いのか(苦笑) でも、バンドとしても今が一番良い状態と思えるし、メンバー間の雰囲気も良い。来年も、是非ともFOREFINGERに期待して欲しい、と思う今日この頃(笑)

もうひとつのレギュラー・バンド、エイプリル・フールズも3回ライブをやって、順調な活動ぶりだった。相変わらず、飲み会とセットになった練習も楽しかったし(笑) ただ、今年は3回ライブしたものの、いずれも十分な練習時間が取れなかったのが、反省材料である。来年は、もう少し余裕を持って本番に臨みたいもの。でも、このバンドの成り立ちからすると、無理な相談かもしれない(笑) 来年もエイプリル・フールズのライブはスリリングです(爆)

完全尼嗜好も久々に復活した。Shakee'sという瓢箪から駒みたいなバンドもあった。代打ライブも経験した。相変わらず、BBAセッションも楽しかった。札幌も行った。プログレ普及会では、念願の「一触即発」をやれて感激した。まぁ、なんだかんだ言っても、バンド活動に関しては、非常に充実していた一年だった訳だ。

これも、仲間・場所・企画に恵まれてのこと。つくづく幸せな男である(笑) すべてのバンド仲間・セッション仲間に感謝したい。皆さん、一年間付き合ってくれて、本当にありがとうございました。来年も是非お付き合い下さい。

と、バンド活動に於いては充実して2007年だったのだが、多少の弊害もあって(笑)、今年もそれなりにCDを買ったのだが、印象に残るものが少なかった。これは実は、ライブやセッションで多忙だった為、曲を覚える為にCDを聴く、という生活が続いていたせいである。プレイヤーとしてはともかく、リスナーとしては、やや消化不良気味の一年でもあったという訳だ(笑)

ま、それはそれで、いいのかも(爆)

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Flame

2007年12月27日 00時36分56秒 | 時事・社会ネタ

Flame n 1.炎、火災 2.炎のような輝き 3.情熱、燃える想い、激情 4.恋人、情人 vt 1.火炎を発する、燃え立つ、炎のように揺らぐ 2.炎のように輝く (研究社 新英和辞典〔三訂版〕より)

“炎上”という現象がある。ネットをやってる人ならご存知の通り、ブログや掲示板の記事や書き込みに対して、不特定多数の人からコメントが集中する状態のことだ。非常識な内容に対して、抗議や非難、中傷のコメントが殺到するケースがほとんどらしい。

一旦、集中砲火を浴びると、サイトの運営する立ち行かなくなり、元の記事を書いた本人が謝罪するか、サイトを閉鎖するかしないと、沈静させる方法はないらしい。ヘタに反撃したり、いきなりコメントを削除したり、といった行為に出てコメントした人たちを刺激すると、大変な事になってしまうようだ。記事の内容等々から個人を特定され、名前・住所・勤務先まで割り出され、ネット上で晒し者になってしまったり、勤務先に抗議が殺到したため解雇されたり、なんて事になってしまう。

炎上するケースというのは、非常識な内容を得意気に書いたりしてる場合が多いようだ(自分の犯罪行為を自慢する、障害者などを侮辱した発言をする、等々)。また、タレントが何気に書いた一言が、一部の人の逆鱗に触れ炎上する場合もあるそうな。確かに、炎上したブログの内容を見てみると、ひどい事書いてるのもいるし、思い上がったタレントが好き勝手書いてるのもある。そういう連中に思い知らせてやるのも悪い事ではない、と思うこともあるが、同情せざるを得ないケースもある。

非常識な事を書いていい気になってるヤツを、こらしめるのはいいが、その対象はほとんど一般人か、社会的影響力の少ない芸能人ばかりで、ある種の弱い物いじめのような気がしないでもない。願わくば、巨悪に対して鉄槌をくらわすような“炎上”に期待したい、というのは不謹慎か(笑) こういう事書くと、うちも“炎上”してしまうかも(笑)

所で、“Flame”といえば、チープ・トリック1988年のヒット曲に「The Flame」というのがある。当時の邦題は「永遠の愛の炎」。対して、バングルス1989年のヒット曲に「Eternal Flame」というのがあり、こちらの邦題は「胸いっぱいの愛」。言葉の意味を考えると、バングルスの方に「永遠の愛の炎」という邦題をつけるべき、と思うけど、チープ・トリックの方が出たのは先だし、仕方ない所なんだろうか。日本のレコード会社も同系列で、さぞかし担当者たちは苦心したんだろうな、なんて事を考えてしまったりして(笑)

ちなみに、どちらの曲が好きか、と聞かれれば、やはりバングルスの方だ。というか、この「Eternal Flame」という曲、はっきり言って名曲である。ま、実はチープ・トリックの「The Flame」は知らないので、比較する事はできないのだが^^;

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12/16 ビートルズ赤盤セッション@BBA

2007年12月20日 22時23分48秒 | あれこれレポート

さて、一人で感激・興奮しまくっていた(爆)「プログレ普及会第一回総決起集会」だが、実はその翌日も、僕は興奮冷めやらぬまま、2晩続けてBBAへ向かっていたのであった。おそらく今年最後になるであろうセッションに参加する為である。

確か、去年最後のセッションは、ジョン・レノン&ジョージ・ハリスンがお題のセッションだったけど、今年も最後のセッションはビートルズだ。去年と同じく、キハチさんがプロデュースで、今回は“赤盤セッション”、デビュー・アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』から『リボルバー』までが対象という、つまり初期というか前期の曲限定のセッションである。こういうのって、ありそうでなかったので、大変楽しみだった。楽器編成やサウンドはシンプルだけど、その分メロディラインやコーラス重視の曲ばかり。こっちの方が『ホワイト・アルバム』より難易度高いかもしれない(笑) でも、みんなで歌って和気藹々と、年末にふさわしくあったかい雰囲気のセッションになるんじゃないか、なんて思ったけど、やっぱりその通りだった。

では、ここでセットリストを。

Can't By Me Love
I Wanna Hold Your Hand(抱きしめたい)
Please Mister Postman
You Really Got A Hold On Me
Kansas City ~ Hey Hey Hey
Dizzy Miss Lizzy
Yes It Is

And I Love Her
Till There Was You
In My Life
Norwegian Wood(ノルウェーの森)
Yellow Submarine
I'm Happy Just Dance With You(素敵なダンス)

All My Loving
She Loves You

James Bond's Theme ~ Help!
Drive My Car
Please Please Me
Ticke To Ride(涙の乗車券)
Here, There And Everywhere
A Hard Days Night
Day Tripper

Eight Days A Week
If I Fell(恋におちたら)
If I Needed Someone(恋をするなら)
Ask Me Why
Nowhere Man(一人ぼっちのあいつ)
I Feel Fine
From Me To You
I Saw Her Standing There
Paperback Writer

やりもやったり、31曲! 前日のプログレとは大違い(爆) これだけ演奏しても、「あの曲がない」「あれも漏れてる」と不満が出るのは、やっぱりビートルズだから仕方ない所であって、改めてその偉大さを思い知るのである。

皆で楽しく歌える曲が多いけど、初期の特徴であるR&Bカバーも演奏されたのが、今回のセッションの深いとこなのである(笑) あと、結構シブい曲もあったりする。実は知らない曲もあった^^; 参加したとはいえ、「Yes It Is」「Till There Was You」は知らなかったもんな。「Ask Me Why」は、聴いてすぐ思い出したけど(笑)

余談だけど、キハチさんとも話したのだが、僕がビートルズを知った70年代半ばには、まだビートルズのLPは英米日それぞれの盤が入り乱れて発売されており、特に前期のアルバムはかなり種類が多かった。例の2枚組ベスト『赤盤』『青盤』のブックレットにディスコグラフィーが載ってて、それを見ているとあまりの種類の多さに混乱してしまったものだ(笑) その頃、友人宅で聴かせて貰った『ヘルプ』のLPがアメリカ盤だと知るのは、ずっと後になってからのこと。ま、種類が多いもんだから、どれを聴いていいのか分からず、当時は『赤盤』と『ロックンロール・ミュージック』くらいしか聴いてなかったので、結果として前期の曲は知らない曲も多いのだ。イギリス盤の『プリーズ・プリーズ・ミー』を聴いたのも、高校生になってからだったような気がする。

そういう点からすると、80年代中頃からビートルズがCD化され、その時に基本的にイギリス盤に統一されてから聴き始めた人の方が、きちんと整理された分聴きやすく、またよく知ってるのだろう、なんて思ったりする。僕なんか、1977年の『ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』で聴いた「シーズ・ア・ウーマン」のスタジオ版は、どうやったら聴けるのか分からずしまいだったし(笑)、今だに『ウィズ・ザ・ビートルズ』と『ミート・ザ・ビートルズ』の違いも分からない(爆)

と、与太はこのくらいにして(笑)、始まる前から予想してた通り、和気藹々としたセッションだった。初参加の人も結構いて、新鮮で良かったなぁ。途中、キハチさんが用意したプレゼントの抽選会があって、これまた盛り上がった。ちなみに僕は、キハチさんセレクトの秘蔵映像を収めたというDVDが当たった。まだ見てないけど^^; 楽しみだ^^

今年のBBAセッションは、これが最後だけど、今年もたくさんBBAで遊ばせて貰った。セッションは6回と、去年に比べれば少ないけど、その他FOREFINGERのライブやったりもして、結局月一ペースで通ってたように思う。マスター今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

という訳で、恒例の記念写真。キハチさんから頂きました。ありがとうございます。

20071216bba_1

そういや、2日連続のBBAと言ったけど、2日続けて会ったのは、忍者さん、Brendaさん、ASHさん、ろくまん氏、メリーさん、ロジャバリンさん、ふぁっつん!の7人。皆さん、本当にお疲れさまでした(爆)

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「一触即発」な夜-プログレ普及会第一回総決起集会

2007年12月18日 01時14分11秒 | あれこれレポート

去る12月15日の土曜日、お馴染み京都北山のBBAで、「プログレ普及会第一回総決起集会」が行なわれ、大盛況のうちに終了したのである。僕も4曲で演奏してきたのだが、個人的にはマジで感動した一夜、きっと一生忘れられない一夜になったのだった。もちろん、次々と登場するプログレのコピバンの皆さんが、実に素晴らしい演奏を繰り広げ、聴いてるだけでも至福の夜だったのだが、個人的にはそれ以上に感激する事があった。それは...

四人囃子の「一触即発」を初めて演奏した

これに尽きる(笑)

この、「プログレ普及会第一回総決起集会」については、演奏に参加した皆さんが、既に自身のブログでレポートを上梓されているので、そちらを是非ご覧頂きたい。

http://plaza.rakuten.co.jp/brenda0928/diary/200712170000/
http://www.sandy-jp.com/onmyon/index.php?ID=720
http://www.sandy-jp.com/rokuman/index.php?ID=595
http://ninja.asablo.jp/blog/2007/12/17/2516868
http://neo-para.cocolog-nifty.com/issi/2007/12/post_da39.html
http://yaplog.jp/imagination/archive/1901
http://manun.exblog.jp/7748714/

ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、カンサス、ドリーム・シアター、UK、ラッシュ、といったバンドのコピバンが登場する中、僕は四人囃子チームに参加(実は、言いだしっぺ^^;)した。「一触即発」をやる、と決まった時点で既に感動してた(笑) もうひとつ、カンサスのチームにも参加して、「伝承」「帰らざる航海」の2曲を演奏して、もちろんこちらの2曲も好きな曲だし、実に楽しかったのだが、でも申し訳ないけど、四人囃子とは思い入れが違う。僕にとって、四人囃子の曲を演奏する、というのは他のバンドの曲をやるのとは全然意味が違うのだ。

高校生の頃から、四人囃子は憧れのバンドだった。崇拝すらしていた。中学生の頃に、クイーンをきっかけとして、キッス、エアロスミス、スイート、ディープ・パープルあたりを聴いて、ロックにのめり込み、自分もバンドをやりたいと楽器を手にしたのは確かだが、心底憧れ、こんなバンドになりたい(やりたい、ではない)と思ったのは四人囃子が最初だ。いや、最後かもしれない。70年代の四人囃子は、ひたすらカッコ良く、ストイックで、神々しく、後光がさしているようにすら見えた(当時、彼らのライブを見た事はなかったけど^^;)。こんな素晴らしいバンドが日本人のバンドである、という事がまた僕を惹きつけた。僕のとっての究極のロックバンドというのは、すなわち四人囃子に他ならないのであり、どんなバンドでどんな音楽をやろうと、四人囃子が指標であり目標だった。その四人囃子の曲を初めて人前で演奏することが出来るのだ。これが感動せずにいられるか(笑)

僕が四人囃子を聴き始めた頃、既にギタリストは森園勝敏から佐藤満に交代していたせいもあり、佐藤時代(佐久間時代と言っていいかも^^;)の方が若干思い入れが強いけど、森園時代も素晴らしい。特に「一触即発」である。日本のロックが生み出した比類なき名曲・名演であり、当時だって外国へ出しても恥ずかしくない楽曲だったと思う。この曲の凄いとこはとんなとこなのか、ちょっと箇条書きにしてみる(笑)

1.構成が実に巧みである。様々なパーツを繋ぎ合わせ、長い曲なのに聴く者を飽きさせず、尚且つそれらのパーツが実に自然に繋がっている。音楽的な破綻は一切ない。完璧な構成である。

2.欧米のプログレバンドたちがやってそうで、実はやってない事を「一触即発」はやってしまっている。静と動との対比、めまぐるしい曲展開、しかも決めるとこは決めるけど、その場の雰囲気で自由に展開できる部分も持っている。決してコチコチのテクニック重視の曲ではないのだ。そういう点では、ライブ向きかもしれない。演奏者の技量とセンス、双方が問われる曲、それが「一触即発」だ。イエスの構成重視、中期クリムゾンのインプロ重視、フロイドの雰囲気重視、その全てが「一触即発」には詰め込まれている。

3.歌詞がこれまた、意味があるのかないのか分からない。しかし、雰囲気を醸し出す、というか、聴く者のイメージを喚起させる、という点では成功している。あの時代に、こういう歌詞を歌っていた事自体が画期的と言えよう。

4.演奏者の技術を要求する曲なのは確かだ。しかし、ここでいう技術とは決してテクニカルな意味ではない。短い時間でたくさんのフレーズを弾くのとは違う、いわば簡単なフレーズもエモーショナルに聴かせる技術、そういうのが求められる曲なのだ。だから、単にコピーすればいい、というものではない。それだけでは、この曲に魂を吹き込む事はできない。“コピー”する事より、“演奏”する事が難しい楽曲と言ってよかろう。

う~む、ちょっと興奮してしまったかもしれない(爆) でも、どれだけ「一触即発」が凄い曲なのか、は分かって頂けたかと(ないない)。そんな魂の一曲を自分も演奏するのだ。四人囃子への想いもさることながら、自分自身のドラマーとしての才覚が問われる曲、プレッシャーはさりげなくデカい。思わず武者震いしてしまったよ(笑)

と、好き放題言ってるけど、本番2週間前にスタジオで合わせてみた時は、はっきり言ってメタメタだった。難しい曲だ、というのがイヤという程分かりましたです、はい(爆) 普段、バンドの練習の時、僕は割と他の人の音を聴きながら演奏してるのが多くて、自分が出来なくても他の人がちゃんとやってれば、まぁいいかな、なんて感じで演奏してるんだけど(笑)、今回ばかりは悪いけど、他の人たちの事まで気が回らなかった。自分の事だけしか考えられなかったのだ。こういう状態は久しぶり。皆さん、迷惑かけてすいません。でも、反面、ポイントさえ掴めばやれるかな、という感触もあった。それから本番当日まで、僕の頭の中は正に「一色即発」なんちて(爆)

という訳で迎えた本番当日、意外と冷静だったのは確かだと思う。けど、ライブが始まり、少しづつ「一触即発」の時間が近づいてくるに従って、かなり頭に血が上ってきた(笑) 興奮してるのか緊張してるのか。多分、両方だ。なにせ、この自分が「一触即発」をやるのだから。自分たちより前に演奏していたバンドたちの、テンション高い演奏ぶりにも刺激されていた。見てろよ、「一触即発」で叩きのめしてやる、みたいな感じで、アドレナリン上がりっ放し(笑) よく、出番前に倒れなかったものだ。いや、倒れるなら「一触即発」を完奏してから、なんて思っていたのかも(爆)

と言ってる間に出番が来た。ひとしきり興奮してせいか(笑)、意外と落ち着いて準備ができたような。でも、なんだかんだ言っても、ミスってしまった。シンバルスタンドのネジ締めが甘く、数回叩くと首が振られて、ついにスタンドが倒れてしまった。大醜態その1。その上、一回スティックを落とした。大醜態その2。念願の一曲をプレイするには、あまりにもお粗末なミスだった。情けない。穴があったら入りたい。天国で岡井大二が怒ってる(死んでないけど)。

で、約12分後、憧れの「一触即発」は終わった。至福の時間はあまりにも濃密で、しかし短かった。でも、終わった直後からじわじわと湧いてきた充足感。ついにやった。やってしまった。このオレが。

ここで、一緒に「一触即発」を演奏した皆さん、聴いて下さった皆さんにお詫びをしなければならない。僕は、自分のプレイに満足してしまいました。ゴメンナサイ。ミスもあった。決めの部分や展開が変わる所で、ちょっと合わない箇所もあった。でも、満足だった。あんな程度でよく満足だ、なんて言えたもんだこの恥知らず、と蔑まれるのは覚悟の上。本当に、この曲やれて嬉しかったし、ある程度はこなせたんじゃないか、なんて甘い認識はあるけど、とにかく満足だったのだ。本当に、チーム四人囃子として、この曲を一緒に演奏した、まんきちさん、TOMさん、忍者さん、huemuraさん、Brendaさん、の皆さんには、深く感謝しています。最高のメンバーで、最高の楽曲を演奏する歓び、本当に何にも代えがたいものを得ることが出来ました。

そんな訳で、「プログレ普及会第一回総決起集会」は終わった。自分の事ばかりで申し訳ない。でも、今回の企画は、僕にとっては「一触即発」で始まり「一触即発」で終わってしまった。勝手な思い入れなんだけど。あの時、チーム四人囃子が演奏した「一触即発」が、聴いてる人たちに何かしらのインパクトを与えられたのなら嬉しいけど、ま、ドリーム・シアターやらラッシュやら、超絶技巧集団の後だったから、印象薄かったかもしれない。だけど、僕は「一触即発」をやれて満足だったし、もう思い残すことはない、くらいの心境にも一時的に陥ったりなんかして(爆)、とにかく感激していたのだ。自己満足で申し訳ないけど。普段は、そういう気持ちになる事はあまりないので、あの時の僕は、完全にバンドを始めたばかりの小僧に逆戻りしていたと思う。

という訳で、この日の「プログレ普及会第一回総決起集会」については、いずれこちらでレポをアップします。今、写真集めてるとこなんで、撮影された方、是非写真下さい。できたら、全バンド分(笑) よろしくお願いします。

今読み返してみたけど、やっぱ舞い上がってるなぁ(爆) しかも、訳分かんないし(爆爆) どうもすいませんm(_ _)m

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