昨日(6月27日)は、FOREFINGERのライブだった。
ま、知ってる人は知ってるけど、この4月より転勤になり関西を離れることになった。となると、関西でのバンド活動は不可能になるので、実に残念だが、辞めざるを得ない。ただ、転勤が決まった時点で、既に予定されていたライブはやらせて貰う事にした。特に、FOREFINGERの決定ライブは、なんとしてもやりたかった。ライブを前にいきなり辞めると、迷惑をかけるという思い込みもあったが、何よりも、いくつか掛け持ちしていたバンドの中でも、一番思い入れの強いバンドがFOREFINGERだったからだ。
思えば、忍者さんとバンド結成を思い立ち、ネットでメンバーを集めて初めてスタジオに入ったのが2002年9月、何度か消滅の危機を迎えながらも、よたろう帝國のよたろう皇帝&ジョージくんのサポートを得て初ライブにこぎつけたのが2004年6月。あれから、もう5年も経っている。現メンバーになってからも、既に3年。早いものだ。フォリナーという地味なバンドのコピバンを、よくここまで続けてこれたなぁ、と感心している。
そんな訳で、4月以降FOREFINGERのライブは2回予定されていた。4月18日心斎橋soma、そして6月27日京都木屋町モダンタイムス、である。4月の方は久々の難波でのライブであり、場所柄かなり集客も期待できるという事で、気合が入っていた。6月のは、結成当初からの悲願(笑)であった「Starrider」を、初期ライブバージョンで演奏する、というのが決定しており、こちらも気合が入っていた。要するに、どちらも当事者としてはおいしいライブだった訳で(笑)、多少の犠牲は払っても参加したかったのだ。単なる我儘という見方も出来るが(爆)
そんな訳で、昨日はFOREFINGERのライブだった。そして、僕にとってFOREFINGERのメンバーとして最後のライブだったのである。
神戸を中心に活動するエムクラフト、元センス・オブ・ワンダーの田辺モット氏によるプロジェクト田辺モット×内田伸吾+CHIEZO、名古屋発のELPコピバンThe Sons Of Eve、といった豪華な共演バンドのおかけで、お客さんもたくさん来てくれて、最後のライブとしては申し分のない環境だったのだが、肝心の自分は今回ミスが多かった。悲願の「Starrider」もミスったしなぁ。演奏しながら凹んでしまった。ま、最後の花道のはずがしっかりミスをするとは、僕らしいといえば僕らしい(苦笑)。聴きにきて下さった皆さん、申し訳ありませんでしたm(_ _)m
ライブ終了後、餞別を貰った。これがそう。
白のウクレレに、会場にいた皆さんが寄せ書きをしてくれたのである。写真にはないけど、表も裏もびっしりとメッセージが書かれている。なかなか良いアイデアだ、発案者は忍者さんかな?などと他人事のように言ってるけど、実は物凄く感激してたのだ。こういう餞別が一番嬉しい。皆さん、本当にありがとう。
このウクレレ、レプリカではなく本物だ。ちゃんと弾けるのである。どうやって保管するか? 色紙みたいに額縁に入れて飾っておく、という訳にはいかないし。人形を入れるような、ガラスのケースを買ってきて、その中に入れる、という手もあるが、置く場所がない。ならば、せっかく本物なんだし、弾く事にしようか。みんなのメッセージが書かれているので、汚しちゃいけにいし、弾きづらいとは思うけど、飾っておくだけでは、なんとなく勿体ないし。
という訳で買ってきた。
目指すは“ウクレレで聞くフォリナー(爆)”、まずは「衝撃のファーストタイム」を弾けるように頑張ります(爆爆)