知ってる人は知ってるけど、エルトン・ジョンの新作『The Diving Board』が発売された。まだ買ってないけど^^; オリジナル・アルバムとしては、『The Captain And The Kid』以来7年振りとなるらしい今回の新作は、ピアノ、ベース、ドラムのトリオ編成で録音された、という事で、エルトンのトリオ録音なんて、ライブ盤『11-17-70』くらいしか記憶にないが、それだけに聴くのが楽しみで仕方ない。FMで1曲だけ聴いたけど、アップテンポのブルージーな曲で、なかなか良い感じだった。あー、早く聴きたいな。諸々の事情で(笑)まだ購入してないんだけど、そろそろポチッとするか(笑)
所で、エルトンの今回の新作は、通算31作目のオリジナル・アルバムであるらしい。と、ここで思うのは、どれがオリジナル・アルバムであって、どれがオリジナル・アルバムでないのか、ということ。ま、この場合、ベスト盤等の編集盤は、除外されるであろう。アーティストによっては、ライブ盤やサントラ盤も、オリジナル・アルバムから除外する人もいる。エルトンはどうなのか? 前述したが、この度の『The Diving Board』は、“オリジナル・アルバムとしては"7年振り、という事になるらしいので、レオン・ラッセルと共演した前作『The Union』は、オリジナル・アルバムとしてはカウントしていないようだ。もちろん、去年出たペナウとの『Good Morning To The Night』も。
と、そういった事も頭に入れつつ、エルトンのオリジナル・アルバムは、本当に31枚なのか、ちょっと数えてみた。
1. Empty Sky
2. Elton John
3. Tumbleweed Connection
4. Madman Across The Water
5. Honky Chateau
6. Don't Shoot Me I'm Only The Piano Player
7. Goodbye Yellow Brick Road
8. Caribou
9. Captain Fantastic And The Brown Dirt Cowboy
10. Rock Of The Westies
11. Blue Moves
12. A Single Man
13. Victim Of Love
14. 21 At 33
15. The Fox
16. Jump Up
17. Too Low For Zero
18. Breaking Hearts
19. Ice On Fire
20. Leather Jackets
21. REG Strikes Back
22. Sleeping With The Past
23. The One
24. Made In England
25. The Big Picture
26. Songs From The West Coast
27. Peachtree Road
28. The Captain And The Kid
29. The Diving Board
あれ? 2枚足りないぞ。一体どうなってるのか。漏れはないはずだが。『The Union』がオリジナル・アルバムでないなら、『Duets』も同様の扱いのはずだし、ライブ盤やエルトン名義のサントラ盤を入れると、31枚では収まらない。一体どうなってるのだ?
実は、1980年に『21 At 33』が出た時も、アルバム・タイトルは「33歳にして21作目」の意味だ、と聞かされたけど、数えてみると合わなかった、という経験をしている。↑を見てもお分かりの通り、オリジナル・アルバムをカウントすると『21 At 33』は14作目になってしまうのだ。この時点で出ていた、ライブ盤2枚・グレイテスト・ヒッツ2枚・サントラやミニアルバム2枚、を足しても、まだ1枚足りない。当時、途方に暮れてしまったのを覚えている(爆)
という訳で、エルトンにとって、“オリジナル・アルバムとしては31作目”にあたるらしい『The Diving Board』、実際には何作目にあたるのか、理路整然と説明出来る方、是非教えて下さい。どうでもいい、っていやどうでもいい事なんだけど(笑)
さらにどうでもいい余談。オリジナル・アルバムだけでなく、ベスト盤も数多く出ているエルトンだが、どうせなら、デビューしてから今までのシングルA面・B面全て年代順に収録した、“コンプリート・シングル・コレクション”を出して欲しいなぁ。CD化されてないアルバム未収録曲もかなりあるはずだし。よろしくお願いしますよ(って、誰に言ってんだ)