日々の覚書

MFCオーナーのブログ

999

2005年10月30日 16時59分26秒 | 音楽ネタ
uccs1077pagny

僕の所有するCDがもうすぐ1000枚に到達、というのは以前に書いたけど、昨日ついに999枚目を購入した。もうすぐ1000枚、と発表(?)してから一ヶ月以上経つが、なかなか数字が進まず、ようやく999枚目となった次第である。で、その栄えある(笑)999枚目とは...

君のために歌おう/フローラン・パニーでした。パチパチパチ(記事トップはこのCDのジャケ写です)

知らない人だなぁ、という人がほとんどだろう。僕も知らなかった(苦笑) ライナーによると、この人フランス人で、本国では絶大な人気を誇るポップスターなのだそうである。クラシック畑の人で、クラシカルポップとでも呼ぶべき、クラシック風のポップソングをヨーロッパ各国で大ヒットさせているのだそうな。ま、CDライナーの写真を見ると、クラシックの人という雰囲気はあまりない。没落貴族の不良息子って感じかな(笑) ただ、フツーに僕などがイメージする洋楽とは全く違った雰囲気で、オーケストラやピアノをバックに、オペラの歌曲やポップスのスタンダード、クラシカルなオリジナル曲等々をきちんとした発声とゴージャスな雰囲気で聴かせるという、正に“敷居の低いクラシック”ってな感じだ。こういうタイプの音楽が、今ヨーロッパのチャートを席巻しているらしい。ちょっとした驚きだ。あえて例えるなら、ケツメイシやオレンジレンジに混じってジョン・健・ヌッツォがオリコン上位の常連になっている、といった感じだろうか。いやいや、世の中には知らない事がまだまだたくさんあるものなのだなぁ(笑)

で、何故このCDを買ったかというと、実はフレディ・マーキュリーのソロ曲「ガイド・ミー・ホーム」がカバーされているからなんです(爆) 情報を下さったのはマッキュさんで、ユニバーサルのサイトで試聴してみたら、実に良い雰囲気だったので、買ってしまったという訳。でなきゃ、知らないままで終わっていただろうて(笑) 思えば、世紀のプリマドンナ、モンセラート・カバリエの名前を知ったのもフレディがきっかけだった。
再びライナーによると、このパニーはフレディ(クイーン)が好きらしく、以前のアルバムでも「伝説のチャンピオン」を取り上げたりしてるらしい。クラシカルポップの世界にもクイーンのファンは多いそうで、それならクラシック歌手が集合してクイーントリビュートアルバムでも作ってくれないかな、なんて思ってしまう。クラシカルに歌うとハマる曲多いよ。ヘビメタトリビュートよりは、そっちの方がよっぽと興味ある。

という事で、いよいよリーチがかかった1000枚到達。達成はいつか?(笑)

ここからはおまけ。999枚にまで到達したという事で、これまでゾロ目を達成したCDを並べてみる(相変わらず意味のない企画)

11・・・Brasil/The Manhattan Transfer
22・・・シャリシャリズム-新米感覚/米米CLUB
33・・・Bridge Over Troubled Water/Simon & Garfunkel
44・・・The Best Of The Art Of Noise
55・・・Dancin' In The Light/河合その子
66・・・Ocean Rain/Echo & The Bunnymen
77・・・13 Cats
88・・・Dr. Feelgood/Motley Crue
99・・・Joy/山下達郎
111・・Electric Folklore Live/The Alarm
222・・The Fire Inside/Bob Seger & The Silver Bullet Band
333・・Speed Of Love/フェンス・オブ・ディフェンス
444・・3+3/The Isley Brothers
555・・Whatever And Ever Amen/Ben Folds Five
666・・Beth Nielsen Chapman
777・・Venus Isle/Eric Johnson
888・・僕たちの洋楽ヒット8 1975-76
999・・Baryton/Florent Pagny

う~む、なんとも...

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クイーン+ポール・ロジャース来日公演初日

2005年10月27日 22時48分23秒 | ライブレポート
昨日(10/26)、さいたまスーパーアリーナにてクイーン+ポール・ロジャース来日公演の初日を見た。今回の日本ツアーはあと一週間続くし、ネタバレになるとまずいので、レポートの類は11/3の福岡公演が終わるまで書かないつもりだったが、今朝(10/27)のフジテレビ系列『めざましテレビ』でおせっかいなキャスターが、かなりバラしてしまったらしい。なので、簡単にライブの様子などを書くことにする。

まずはセットリストから。

1. Reaching Out
2. Tie Your Mother Down
3. Fat Bottomed Girls
4. Another One Bites The Dust
5. Crazy Little Thing Called Love
6. Bad Company
7. Say It's Not True
8. '39
9. Love Of My Life
10. Teo Torriatte(Let Us Cling Together)
11. Hammer To Fall
12. Feel Like Makin' Love
13. (Drum Solo)
14. I'm In Love With My Car
15. (Guitar Solo)
16. Last Horizon
17. These Are The Days Of Our Lives
18. Radio Ga Ga
19. Can't Get Enough
20. Wishing Well
21. I Want It All
22. Bohemian Rhapsody
23. I Was Born To Love You
24. The Show Must Go On
25. All Right Now
26. We Will Rock You
27. We Are The Champions
28. God Save The Queen

先頃発売されたライブ盤『リターン・オブ・ザ・チャンピオン』とほぼ同じ内容。23以降がアンコールである。日本のファン向けにサプライズが用意されている、と聞いていたが、「手をとりあって」と「アイ・ワズ・ボーン・トゥー・ラブ・ユー」がそれだろう。「手をとりあって」はブライアンのアコギから始まるアレンジが新鮮に感じられた。「アイ・ワズ~」はなんと、ブライアンとロジャーの二人によるアコギバージョン。これは確かにサプライズ(笑)

「’39」と「ハンマー・トゥー・フォール」が短縮バージョンだったのは不満が残るな(笑)

クイーンとして来日公演を行うのは1985年以来な訳で、20年ぶりの来日!と熱が入ってしまうのは仕方ないところ。ただ僕自身としては、ブライアンは7年ぶり、ロジャーは11年ぶり、ポール・ロジャースは12年ぶりにライブを見る訳で、無茶苦茶久しぶりという感じはしなかった。けど、フォーマットがどうであれ、彼らが現役ミュージシャンとしてステージに立っているのを見ると、やはり感動を禁じ得ない。特に、遠目はともかくアップがスクリーンに写ると「年とったな」と感じさせてしまうブライアンとロジャーに比べ、ポール・ロジャースは非常に若々しく立ち姿も堂々としてカッコ良かった。

そのポール・ロジャース、外見だけでなく歌いっぷりも素晴らしく、改めて偉大なボーカリストである事を確信した。今回のライブは彼の為にあるのでは、とすら思ってしまうくらい(笑) 世間ではフレディの代役という認識の人が大半だと思うけど、ポール・ロジャースはフレディとはまた違ったタイプのカリスマ性溢れるボーカリストなのである。セットリストをご覧頂いてもお分かりの通り、演奏された曲のほとんどはクイーンのレパートリーだが、ポール・ロジャースはあたかも自分が書いた曲であるかのように、完璧に自分のものにしていた。「伝説のチャンピオン」など、イントロのピアノに乗せてフェイクを入れるあたり、全く新しい曲にしてしまっているのが実感出来た瞬間だった。フレディを敬愛するファンも、この圧倒的な説得力の前では、ポール・ロジャースの非凡さと偉大さを認めない訳にはいかないだろう。この英国きってのボーカリストに神のご加護があらんことを!

今回のライブに関しては、あちこちでレポートが掲載されるであろうから、僕がくどくど書くのは控えようと思う。ただ、前述したように「クイーン」という名前は使っているものの、クイーンとは違うバンドのライブであった事は隠しようのない事実である。ポール・ロジャースもさることながら、グルーブ感溢れるバンドサウンドがクイーンの曲もバッド・カンパニーの曲も、違和感なく聴かせてしまった事でも、それは明らかだ。これは元クイーン、元バッド・カンパニーのメンバーが新たに結成したバンドのライブなのである。聞いた話だと、ロジャーが日本のスポーツ新聞に「このメンバーで新曲をレコーディングする」と語ったそうで、ベテランたちの再出発にイヤでも期待してしまうのだった(笑)

ただ、その割には、「輝ける日々」で日本庭園で遊ぶ若き日のクイーンの映像を流したり、「ボヘミアン・ラプソディ」でスクリーンに歌うフレディを登場させたりと、涙せずにはいられない反則気味(笑)な演出をかましてくるのが、どうにも中途半端な気がした。ああいうのを見せられると、新バンドのお披露目という感じがしないのである。困ったもんだ。しかも、分かっていても目頭が熱くなってしまった自分も情けない(爆)

ま、そんな訳で、「やっぱフレディがいないと...」と感じた人も多いだろうが、これはクイーンではないのだから、仕方ないですよ(笑) ここはひとつ、彼らの新たなるスタートを暖かく見守っていこうではありませんか。ね、よろしく頼みますよ(誰に言ってんだ)

コメント (18)
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今日がその日

2005年10月23日 14時25分33秒 | モバイル投稿
ここか、一部で盛り上がっている「LILAQUEEN vs 完全尼嗜好」の直接対決が行われるのは(違)
p251is04866.jpg

追記:直接対決は完全尼嗜好の惨敗でした(-_-#)


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メールの作法

2005年10月22日 15時00分55秒 | 与太話
皆さんも、ひとつのメールを複数の人に同時に送る、いわゆる同報メールの経験はあるだろう。僕もよくやる。で、その場合の宛先でちと困っている。BCCにして宛先を隠す事もあるが、大抵の場合は宛先の所に複数のアドレスが並ぶ訳で、その順番というのが問題なのだ。

といっても、宛先の順番に頭を悩ませているのではなく、こちらが意図した通りの順番にならないので困っているのだ。例えば、「鈴木」「佐藤」「田中」の三人に同報メールを送りたいと思ったとする。で、僕的には、「佐藤」「田中」「鈴木」の順に宛先を並べたいのだが、アドレス帳から「佐藤」「田中」「鈴木」の順にピックアップしていったとしても、何故かメール本文の宛先には、「田中」「鈴木」「佐藤」と逆から表示されてしまうのだ。Outlookの設定はヘンだぞ。で、仕方ないから、「田中」「鈴木」「佐藤」の順に拾うようにしている。こうすれば、自分の意図通りの並びになるんだけど、CCで他のアドレスを入れたりすると、また順番が狂ってくる。あと、グループ設定で数人のアドレスを登録したりもしているが、これまた順番が無茶苦茶になるのだ。逆になるのらまだいいが、順番無視してランダムに並んでしまったりする。やっぱりOutlookはヘンだ。ちなみに、会社のパソコンではEdmaxというメーラーを使っているが、こちらは選択した順にアドレスが表示される。ま、それ以外では色々と問題が多いメーラーであるので、決してOutlookよりこっちの方がいいと言う気はないが。

同報メールの宛先の順番なんて、気にすることはないのでは?という声もあるが、気にする人は気にすると思う。テレビや映画の出演者やスタッフの並べ方と同じで、どうでもいいと言えばどうでもいいんだけどね(笑) という訳で、僕から同報メールを受け取った際、なんでオレのアドレスが最後になっているのだ、と不快に思う方もいらっしゃるとは思うが、全てメーラーのせいなんです。ゴメンナサイ(←責任転嫁)

あと、話題かややそれるが、かつて僕がネットを始めたばかりの頃、「こんなメールはいらない!」ってなタイトルのページを見た事がある。若い女性3~4人での座談会という形で、失礼なメール・鬱陶しいメールについて語っていたのだが、ここで指摘されていた失礼メールの特徴は大きく分けると、1.件名が常に「Re: こっちから送った件名」 2.本文が引用ばかりで、自分で書くのはほんの一行か二行 というものだった。なるほどねと思い、それ以降僕としては気をつけてきたつもりである。
また、とある人からは、HTMLメールは相手に対して失礼だ、という事も言われた。が、その人はHTMLメールは使わないけど、メールの件名はいつも「Re: こっちから送った件名」だし、本文を丸々引用してくる事もあって、そっちだって十分失礼なのではないか、という反発もあったものだから、そのままHTMLメールを使い続けた。今は止めたけどね。相手に失礼云々ではなく、HTMLメールは重いから、というのが理由だ。僕はメールが長いので(爆)、少しでも軽い方がいいと思ったのである。ダイヤルアクセスだから、送受信の時間は短い方がいいし。それに、HTMLメールだと文字化けする事があるしね。それだけです、すいません。

メールというのは大変に便利なものだけど、かように難しい問題も孕んでいるのである(笑) あんまり色々な事に気を遣い過ぎるとノイローゼになってしまうので、ほどほどに気配りをしつつ、楽しく充実したメールライフを送りましょう(笑) 

コメント (2)
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生きがい、あります?

2005年10月20日 22時31分31秒 | 与太話
エヌさんは会社の先輩である。年は僕よりも3つ下だが、入社は早いので、僕にとっては先輩なのである。そのエヌさんが突然入院して休職したのは去年の1月のこと。病名は「急性骨髄性白血病」、夏目雅子や渡辺謙と同じだ。

入院する2~3ヶ月前からエヌさんは身体の不調を訴えていたそうだが、仕事は休まず普通にこなしていた。が、徐々に顔色が悪くなり、ある朝出社してきた時は顔色悪いを通り越して真っ白だったらしい。で、上司が今日は仕事しないでいいからと、病院へ行かせた所即入院となったそうだ。

実際、この話を聞いた時はびっくりすると同時に不安になった。もう生きてるエヌさんには会えないのではないか、と思ってしまったのだ。でも、そこまで深刻ではなかったらしく、実のお兄さんからの骨髄移植手術を受け、術後の経過も良好という話が伝わってきたのが、去年の4月頃。体力が落ちてしまっているので、リハビリに時間がかかるが、半年くらいすれば職場復帰出来るのでは、とその時点ではそういう事だった。正直ホッとした。

所が、その後快方に向かっているという話が聞こえてこない。抵抗力が弱っていたのか、どこからか菌が入り顔が膨れ上がってしまった為、無菌病棟に隔離され、病室から一歩も出れない、なんて情報もあり、本当にエヌさんは復帰出来るのかどうか、あやしくなってきた。既に、有休休暇及び療養休暇も使い果たし、会社からはいつクビにされてもおかしくない状態。本人も復帰には自信をなくしているらしく、このまま辞めるのでは、という噂も流れた。

そんな中、年が明けるとかなり回復したという話も伝わってきて、春先になってついにエヌさんは退院した。一年と3ヶ月に及ぶ闘病生活にピリオドを打ったのだ。ゴールデン・ウィーク明けには復帰する意向で、本人が会社にも挨拶に来たらしい。いやぁ、良かったなぁ、とその時は思ったのだが...退院して一ヶ月もしないうちにまた入院してしまったのである。何でも、退院したはいいけど全く食事が出来ない状態で、食べてもすぐ吐いてしまうのだそうだ。で、家族の手に負えなくなった為病院に逆戻り。本当に大丈夫なのか?

エヌさんが再入院した直後、彼と仲が良い先輩と飲む機会があり、自然と話題はエヌさんのことになった。その先輩が言うには、病気はほぼ完治しているらしい。ただ、体力・抵抗力が極端に落ちてしまっている為、リハビリして元に戻さないと社会復帰は出来ない。それは、あくまでも本人の意志で行うものであり、本人に復帰するのだ、という強い気持ちがない限り、リハビリは進まず復帰は無理だそうだ。先輩によると、エヌさんは長い闘病生活ですっかり無気力になっていて、見舞いに行っても早くここ(病院)から出たいという強い意志が感じられなかったらしい。「一日横になってボケッとしながら、点滴を受ける生活に慣れきってしまったんだよ。その方が楽と言えば楽だもんね。あいつが出たいと思わなければいつまで経っても復帰は無理だ」

病は気から、とよく言うが、本当にある程度から先は、本人の気持ち次第で回復のスピードも違うらしい。すっかり気力が萎えてしまったエヌさんに対して、さきの先輩は見舞いに行っては、歩かせたり食事を一人でさせたりして、気持ちを奮い立たせるように試してみたらしい。その甲斐あってか、エヌさんは夏に再び退院し、盆明けからついに仕事に復帰している。体力はまだまだで、出張には行けないので、事務関係の仕事をしているようだが(元々技術職だった)、とにもかくにも病気を克服してエヌさんは復活したのである。

本人に復帰したいという強い意志がなければ、復帰は出来ない。なるほどなぁ。身近な例を見ると納得する。有名人が病気しても案外早く復帰してくるケースが多いが、これはまた仕事したい(=人前に出たい)という強い意志があるからなのだそうだ。仕事でなくてもいい、子供の顔を見たい、酒を飲みたい、遊園地へ行きたい、女の子と遊びたい、なんでもいい。◯◯がしたいから早く退院したい、と本人が切望する事が、回復へのエネルギーになるのだ。エヌさんの復帰が遅れたのは、そういう気持ちが足りなかったせいらしい。ま、確かにあまり趣味らしい趣味を持たない人ではあったけど。何か好きな事がある、というのは、こういう時にも大事なんだね。正しく“生きがい”である。生きる為の目標かぁ。あなたには“生きがい”がありますか?

僕の場合はどうなんだろう。早く退院してドラムを叩きたい、と思ってれば病気も克服出来るのかな?(笑)

生き甲斐・・・生きている価値。生きていることに感ずるはりあい。「研究に~を感じる」(旺文社:国語辞典より)

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