日々の覚書

MFCオーナーのブログ

エルトン・ジョン・コンサート・レポート~やつらの演奏は最高

2015年11月22日 02時00分21秒 | ライブレポート
いささか古い話だが、去る11月18日、あいにくの雨の中、横浜アリーナにエルトン・ジョンを見に行ってきた。エルトン自身は2007年以来8年ぶりの来日公演、僕個人はエルトンのコンサートを見るのは14年ぶり。そうか、もう、あれから14年も経ってしまったのか。あの時は武道館だったけど、今回は横浜アリーナなんだよなぁ、チケットも14年前のほぼ倍になっちまったしなぁ、などと、どうでもいい感傷に浸りつつ(笑)、開演時間ちょうどくらいに横浜アリーナに着いてみたら、既に入口前は長蛇の列だった。

関係ないけど、近頃では横浜アリーナの事を「ヨコアリ」なんて呼んだりするらしい。「ヨコアリくん」という名のゆるキャラまでいるそうな。知らなかった。何でも略しゃいいってもんじゃないんだけどね。ちなみに「ヨコアリくん」はこんな人です。



ま、仕方ないので、列の最後尾に並び、10分程経過してから、ようやく会場に入れた。とにかく人多くて、自分の席を探すのも大変。今回の僕の席はアリーナ席となっているが、横浜アリーナの場合、東京ドームではアリーナ席と呼ばれている場所が、センター席という名前となり、アリーナ席は東京ドームで言う所の2階となる。ややこしいのだが、要するに僕の席は2階席やや前より、残念ながらステージ正面ではなく、やや左にずれた場所だった。まぁまぁかな(笑)

ま、とにかく、くどいようだが、人多かった。グッズ買うのも食べ物や飲み物買うのもトイレ行くのも、とにかく長い行列に並ばねばならない。それだけ沢山の人がエルトンを見る為に横浜アリーナに集まっているという事なのか、それとも単に横浜アリーナが狭いだけなのか。14年前の武道館では、人多いとは思ったけど、こんなに行列はなかったような気がするんだけど....ま、とにかく、人多かった(しつこい)

客層を見ると、やはり年配の人が多い。若い人もいるけど、せいぜい30代じゃないかな。一人で見に来ている人が多いような気がした。実際、僕の両隣も年配の男の人で、一人だったし。アベックもいない事はないのだが、一人で見に来ているオジサン、が目立ったような...

そうこうしてる間に、定刻となり、場内が暗くなって、あのお馴染みの音が....そう、オープニングは、ほとんど定番の「葬送」。実は14年前に見た時のオープニングも「葬送」だったので、個人的には、今回のオープニングは違う曲であって欲しい、と密かに思っていたのだが、やっぱり「葬送」かぁ....と少々落胆したものの、続く「血まみれの恋はおしまい」のイントロをエルトンが弾き出すと、つい涙が出てきてしまった。やっぱりエルトンは素晴らしい。

と、ここでセットリスト。

1.葬送~血まみれの恋はおしまい
2.ベニーとジェッツ
3.キャンドル・イン・ザ・ウィンド
4.女の子、みんなアリスに首ったけ
5.リーヴォン
6.可愛いダンサー
7.ビリーブ
8.ダニエル
9.フィラデルフィア・フリーダム
10.グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード
11.ロケット・マン
12.ヘイ・エイハブ
13.ブルースはお好き?
14.ザ・ワン
15.ユア・ソング
16.布教本部を焼き落とせ
17.サッド・ソングス
18.悲しみのバラード
19.僕の瞳に小さな太陽
20.ビッチ・イズ・バック
21.アイム・スティル・スタンディング
22.ツイストは踊れない
23.土曜の夜は僕の生きがい
24.クロコダイル・ロック

やはり、お馴染みの曲が多い。14年前と被ってるのが15曲もある。それと、その時はその時点での新作からも7曲演奏されたけど、今回は最近の曲はなし。かろうじて、レオン・ラッセルとの共演アルバムから1曲演奏しただけ。ま、そこいらがちょっと不満でもある。エルトンが目の前で歌ってるんだから、不満もくそもねぇーだろ、と言われればその通りなんだけど(笑)

ステージのやや下手側にグランドピアノが置かれ、エルトンはそこでピアノを弾き歌う。バンドは、意外と少なくて、ギター・ベース・キーボード・ドラム・パーカッションの5人。もちろん、ギターはデイビー・ジョンストン、ドラムはナイジェル・オルソンだ。本当に、この二人、エルトンとの付き合いは長い。レコーディングでは名前見かけなくなってるけど、相変わらずライブでは欠かせないんだね。ちなみに、14年前にも、この二人来てた(笑)

ステージの両脇にディスプレイが配置され、そこにエルトンやメンバーたちのアップが映る。現在68才のエルトンは、サングラスかけて、パッと見、太ったタモリみたいだけど(失礼。爆)、元気そうで何より。声にもあまり変化はないけど、ややキーが低くなったかな、という感じ。それはまぁ仕方ないか。ま、でも、素晴らしい歌いっぷりだった。セットリストを見て貰えれば分かると思うが、バラード系の曲が意外と少ないのも、自分はまだ現役ロッカーなのだ、とアピールしてるんじゃないか、と思えたくらい。それくらい、エネルギッシュな歌を聞かせていたのだ。正直な所、エルトンを見れるのは今回が最後では、と思ってたけど、そのパフォーマンスを見ていたら、そんな杞憂は吹き飛んだ。エルトンはまだまだ現役だ。これからもずっと、素晴らしい曲を作り、エネルギッシュなステージを見せてくれるに違いない。来年2月には新譜を出すみたいだし。

という訳で、素晴らしいコンサートだった。エルトンは歌はもちろん、ピアノも弾きまくりで、フェイドアウトしていく曲だと、エンディングに向かってひたすらソロを弾きまくってて、他のメンバーたちも、それに刺激されたのか、最後まで見事なサポートぶりだった。デイビーは曲毎にギターを代えてたなぁ。

で、今回の収穫。





断るまでもないが、上が表で下が裏である(笑) エルトンは、日本公演の後は、東南アジアを回るらしい。年齢が年齢だけに心配だけど、まだまだ元気だから大丈夫かな。年取ると飛行機の移動は身体にこたえると聞いた事があるので、エルトンも気をつけて欲しいものだ。ま、僕だけでなく、世界中のファンが思ってるのだろうけどね(笑)

てな訳で、エルトン万歳!

コメント (4)
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11/8 FLASH!ワンマンライブ in 四ッ谷

2015年11月15日 23時24分33秒 | あれこれレポート


いささか旧聞ではあるが(汗)、先日FLASHのライブに行ってきた。クイーンのトリビュート・バンドである。僕は、ここのドラムのソルジャーさん(=FLASHのリーダー)しか存じ上げていないのだが、そんな僕でも声をかけて頂いたのである。なんと有り難いことか。という訳で行ってきた。天気が今イチだったのが残念だったけど。

FLASHのライブ会場はJR市ヶ谷駅から徒歩数分の所にあるLive inn MAGICである。クイーンのトリビュート・バンドがライブをやる為に存在してるかのような(笑)ライブハウスだ。今回のFLASHライブは、なんとワンマンということで、かなり気合いが入っていたのは想像に難くない。都内のライブハウスでワンマンだなんて、実は大変なことなのである。会場費がいくらで、それをペイするには×千円のチケットを何枚売らなければならないか、というのがつい頭をよぎってしまう(笑)と、何もそればかりではないが、とにかくワンマンである。プレッシャーもキツかっただろう。そのせいもあってか、余裕と緊張感が絶妙なバランスを保つ、実に素晴らしい演奏だった。

FLASHは前述したように、クイーンのトリビュート・バンドである。コピバンというレベルではない。僕も、クイーンのコピバンは経験あるが、自分たちのやりたい曲をやりたいようにやってただけで、FLASHとは全然レベルが違うのだ。やりたい曲をやりたいようにやってるのがコピバンだとするなら、トリビュート・バンドというのは、コピバンのようでいて、実はコピバンより遙かに上を行っている。コンサートを丸々再現したりするのである。19××年10月×日マジソン・スクエア・ガーデンで行われたコンサートを、曲順からアレンジから衣装・演出に至るまで再現するのだ。僕なんかからすると、そんな面倒な事はやりたくないのだが(爆)、FLASHは見事にやってのけるのである。今回のライブは、クイーンの1979年12月26日のハマースミス・オデオンでのコンサートを、完パケではないが再現した、という事で、そのコンサート自体は知らないのだが(笑)、でも良かったと思う。この時期、既に「セイブ・ミー」や「愛という名の欲望」をやってたとは知らなかったし(汗)

また、「ボヘミアン・ラプソディ」の中間部のコーラスや「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」を、メンバー(+α)で多重録音して、ライブで流していたが、これがまた完成度が高いのなんの。ハンパなトリビュート・バンドでは、ここまで出来ないだろう。ここいらにも、FLASHの意地と心意気、そしてワンマンライブへの気合を見たような気がする。

とにかく、演奏も演出も素晴らしいライブだった。会場も超満員で、メンバー及び関係者の皆さんもホッとしたことだろう。本当に、お疲れさまでした。







その後の打ち上げで、久々にお目にかかる人が何人かいたのだが、この人がいらしたのには驚いた(笑)

所で、その時聞いたのだが、蕨のHONEYFLASHが閉店するらしい。知らなかった。ちょっとショックだ。来年の年明け早々に、最後のクイーン・セッションが行われるらしいが、久々に参加しようかな...いつもこの時期、なかなか都合つかないんだけど...
コメント (2)
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60 Years On

2015年11月15日 01時08分55秒 | 与太話


先日、生まれて初めて欠陥もとい血管年齢の測定をしてみた。結果はご覧の通り。実際に60才になった時、血管年齢は一体いくつになっているのか。いや、この結果では60まで生きていないかも(爆)

余談だが、血管年齢の測定は会社の食堂で、昼休みを利用して行われた。もちろん無料(笑)。予約等もなく、希望すれば誰でも測定して貰える。が、この企画は某生命保険会社によるもので、そのせいか、なんとなく胡散臭い気もしたりなんかして(笑) わざと良くない数字を見せて焦らせておいて、保険の見直しを迫る、とか(笑) なんだか、ありそうなのが怖い(爆)
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