という訳で、2022年も終わりである。毎年言ってるけど早いものだ。例年のように、今回もまた2022年を振り返ってみると、それなりに色々な事があった一年だった。社会的には、
安倍元総理狙撃され死亡
とにかく、これに尽きる。今までの自分の人生では経験した事のないような、衝撃的な事件だった。首相経験者が演説中に狙撃されたのである。これはテロだ。警備の問題もあり、もっと大騒ぎしてもいいニュースなはずだのだが、マスコミは犯人が統一教会を恨んでいた、という話にすり替えて、この史上類を見ない凶悪なテロ事件を葬り去ろうとしている。いくら統一教会を恨んでいたとはいえ、一般人が個人的に計画したとは思えない事件であり、背後に大きな悪の力が働いている事は、誰でもうすうす感じていると思うのだが、マスコミがこれだけ隠そうとしている所を見ると、それは事実なのだな、という気もしてくる。話を統一教会にすり替えて、世間が統一教会を糾弾する方向に持っていった事に関しては、個人的には統一教会を含む新興宗教というのが嫌いなので、それはそれで構わないのだが、安倍元総理狙撃事件は、これとは別の話である。それを忘れてはいけない。また、批判の矛先が統一教会ばかりに向いているが、良い機会なので、他の新興宗教もまとめて攻撃して解散に追い込むくらいの事はして欲しいもの。でないと不公平である。最近のマスコミの動きを見ていると、これくらいの事はしないと腑に落ちないのだが、全くそんな気配は見せていない。与党に気を遣っているのか。その割には、安倍元総理には遠慮がなかったよな。ま、日本のマスコミなんてこんなもん。腐ってます。
それと、ロシアがウクライナに軍事侵攻、つまり戦争を始めた、というのもショッキングなニュースだった。今の世界で、こんな事が起こるとは...ロシアにはロシアなりの事情があるのだろうが、いきなり戦争というのはダメでしょう。というかあり得ない。前から思ってたけど、やはりこういう時には国連は役に立たない。だいたいロシアを(中国も)常任理事国にしている時点でアウトだ。ロシアからすれば正にやりたい放題。誰にも止められないんだからね。いや、アメリカ或いはNATOなら止められるのか。一説では、ロシアがウクライナに軍事侵攻する意向を明らかにした際、アメリカは軍隊を出さないと言ったので、安心したロシアはウクライナを攻撃した、という話で、そうであれば、アメリカはウクライナに加勢するぞ、というのがロシアに対しての抑止力になる訳で、我が日本でも、防衛力強化の方向に世論が動くのは当然。そりゃそうだ。明日は我が身だもん。
このロシアとウクライナの戦争だが、ロシアは数日でウクライナの首都キエフを陥落させて、ウクライナを降参させる予定でいたらしいが、意外とウクライナが善戦しているので、宣戦布告から10ヶ月経ってもまだ決着がついていない。報道をはじめ、色々な話を聞くけど、このロシアとウクライナの戦争については、何が正しいのか、全く分からない。日本のテレビではウクライナ有利、という観点の報道が多いが、海外メディアはそうでもない。
とにかく、戦争なんて早く終わらせて欲しい。
ま、この戦争や、相変わらずのコロナ禍の影響もあって、物資が入ってこなくなって、品薄の結果コストが上がり、運賃の上昇なども手伝って、インフレが進んでいるとか、大きなニュースもあった。一時期ほど報道されなくなったけど、コロナ禍は相変わらずで、新規感染者はまだだ多い。が、致死率は低い事もあり、2類から5類への引き下げも検討されているらしい。遅いな。個人的には、多少の規制は仕方ないけど、マスクはしないでもいい生活に戻って欲しい。
で、続いて、2022年の個人的ニュースはというと、
60才になってしまった
やっぱりこれでしょうね(笑) ま、一昔前なら60才と言ったら老人の域だったけど、少子高齢化が進んだ現代では、60才なんてまだ若く、立派な労働力であるらしい。自分としても、一部は別としても、60才を迎えた今と10年前とで、体力的に衰えを感じる、というのはないし、疾病等もないので、まだまだ若々しく元気だ、と感じてたりなんかして(笑)、結局、60才即引退、という事にはならず、立場や待遇は変わるけど、そのまま引き続き同じ会社で働いている。いつまで続くかな。働いてはいるけど、給料は減ったしね(笑) なにかいい副業ありませんか?(爆)
それと、2022年の個人的ニュースとしては、これも忘れてはいけない。
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を一年間見続けてしまった
これは僕にしては大変珍しい。大河ドラマを見る事すら近年ではまずないのに、一年見続けるだなんて。それこそ『国盗り物語』以来ではなかろうか(爆)
一年間欠かさず見ていた(正確には、2回程見れなかった回がある)のは何故か、というと、単純に面白かったから、としか言いようがない。鎌倉が舞台で、脚本が三谷幸喜というのを聞いて興味を持ち、ちょっと見てみようか(こういうのはよくある)と第一回を見たら面白かったので、続けて第二回を見て、そのまま第三回も、というパターンで見続けて、気がついたら最終回だった(笑)、という次第。まぁ、とにかく、面白かったし、実に深い。神奈川県以外の方々の間では、おそらく『鎌倉殿の13人』はあまり盛り上がっていない、と思われるので、あれこれ語るのは止めておくが、とにかく面白かったのである。歴史は好きだが、鎌倉時代や北条家についてはあまり知識がないので、勉強にもなった。最終回は衝撃的だったな。29日に放送された総集編もしっかり見てしまった。
いやとにかく『鎌倉殿の13人』で始まり『鎌倉殿の13人』に終わった一年だった、と言っても過言ではない。
他にも色々あったなぁ。公私共に、色々な事があった一年だった。その2022年がもうすぐ終わると思うと淋しい。
という訳で、年末はゆっくりCDを聴いたりしてます^^;
どちらも、以前のブログでちょっと触れたが、クイーン・ファンにはスルーされてる名盤『ザ・ミラクル』のデラックス・エディションは、お察しの通り、ミラクル・セッションズと題されたDisc2が目当て。本編収録曲のデモもなかなか面白いが、「ドッグ・ウィズ・ア・ボーン」とか「ウォーター」とか、初めて聴く曲の出来の良さに驚いた。それまでのクイーンの作風とは違うのもいい。『ザ・ミラクル』発表時に、「スティーリン」とか「ハイジャック・マイ・ハート」といった曲がシングルB面として発売されたけど、そんな曲たちと通じるものがある。80年代の終わりに、クイーンは新たな地平を目指していた事が、こういった曲を聴いてもよく分かる。この頃のクイーンはバンド史上最も創作欲に溢れていたのではないか、とグレードの高い未発表曲を聴いて思うのである。
もちろん本編も実に素晴らしい。
そのクイーンのロジャーのライブ盤、当初は配信オンリーと聞いてたので、せめて日本だけでもフィジカルも発売しろ、と当ブログで文句言ったせいか(違)、日本でのみフィジカルもリリースされた。めでたい(笑) さすがロジャーですな。実に素晴らしいライフ盤だ。声も昔と変わらないし、バンドの演奏も良い。特にギターがいいね。メンバーのクレジットはあるけど、担当楽器が書いてないので、ギタリストの名前が不明だが(笑) 分かるのはスパイクだけ。ソロ曲をメインにした選曲もよろしい。クイーンの曲では、「ロック・イット」を演奏してるのが意外だが、この冒頭のボーカルは、もしかしてフレディ?
という訳で、穏やかな年末なんである(笑) ここで高齢もとい恒例の、写真で振り返るMFCオーナーの年末^^;
解説ないと分からないよね(笑) とにもかくにも、今年もお世話になりました。来年も当ブログをよろしくお願い致します m(_ _)m