日々の覚書

MFCオーナーのブログ

怖い話

2007年11月28日 23時35分19秒 | 与太話

毎日山のように届く出会い系からのメールだが、今日とんでもないのが混じっていた。

○○○○様、初めまして☆

☆e-match☆管理者の理奈ですm(_ _)m

この度☆e-match☆で最高の出会いをして頂く為スポンサーサイト等と
協力いたしまして○○○○様の地域情報などから相性などが良いと
予想される女性会員様3名様へ○○○○様をご紹介させて頂きました☆
今回ご紹介させて頂いた女性会員様は☆

【綾子】様、【はるか】様、【由美恵】様の3名様です☆

この配信が素敵な出会いのきっかけになると良いですね☆

そして当サイト管理者である理奈からちょっとしたアドバイス★
出会いの成功の鍵は何といっても詳しい自己PRです★
会員様のプロフィール内容変更登録は、会員様トップページ
メインメニュー【プロフィール変更】から簡単に行うことができますので
もう一度チェックをして良くご確認ください★

それでは管理者理奈よりご挨拶とサービスのお知らせでした(*^3^)/!)☆

別に珍しくも何ともない出会い系からのお知らせメールであるが、なんと○○○○には、僕の本名が記されているのである! 漢字の間違いもない(笑) 何故、僕の名前を知っているのだ? 確かに、出会い系からは、いかにもよく知ってますみたいな雰囲気のメールは、よく届くけど、名前は大抵デタラメだ。けど、今度のは違う。

また、文中にもあるプロフィールだけど、覗いてみたら、名前だけでなく、年齢も血液型も居住地域も体型も、全て僕のものに間違いないのである。もちろん、こんなプロフィール作った覚えないし、出会い系に登録した覚えもない。一体、どこから僕の個人情報が漏れたのか。

恐ろしい世の中になったものだ...

しかも、僕を紹介したという3人の女性のうち、早速はるか様よりメール来てるし(笑) 介護の仕事をしてる25歳だそうな(爆) 僕のプロフィール見たのだろうけど、よく20歳も上の男にアプローチする気になったものだ(爆爆) しかも、写真も付いてて、これがなかなか可愛いのだ(爆) ヘンな気を起こしたりして(核爆)

そっちの方が怖い(爆)

コメント (18)
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たかがヘアー?されどヘアー?

2007年11月24日 21時03分17秒 | 与太話

ヘアー、とは“頭髪”の事である。決して“陰毛”を指すものではない。少なくとも、手元にある研究社の新英和中辞典には、そう記載されている(もっとも、この辞書は僕が中学の頃からずっと使っている物であるので、解釈が古いかもしれないが^^;)。しかし、近頃は“ヘアヌード”なんて言葉もあるように、ヘアーというと“陰毛”の事らしい。昔、「ヘアー」というミュージカルがあって、これは陰毛を指していたらしいのだが、あくまでスラングみたいなものであり、一般的にはヘアーは“頭髪”でいいはずなのである。でも何故か、髪の毛と言わずにヘアーと言うと、エロオヤジみたいに見られる。マイナス・イメージの方が強いのだ。困ったものである。

一つの言葉には、だいたい複数の意味やニュアンスがあるもので、どう捉えるかは人それぞれと思うが、でも一般に使われている意味、というのがあるはずだ。しかし、裏の意味の方があったりして、そちらのマイナス・イメージが強いと、逆に一般的みたいになったりする。“コンパニオン”という言葉があるが、これはレストランやホテルでの宴会やパーティで接客をする女性を、主に指す言葉だ。本来は“仲間”という意味だそうだが、日本では接客をする女性を意味する言葉として使われてきた。イベント等で接客や商品説明をする女性の事も“コンパニオン”または“イベント・コンパニオン”と呼ぶが、まぁ要するに、パーティ・イベント等で接客等をする女性が“コンパニオン”なのである。が、しかし、最近、“レセプタント”と呼び方を改めるようになったらしい。何故かというと、性風俗店で働く女性の事も“コンパニオン”と呼ぶようになった為、混同されてはかなわん、という事になったからなのだそうだ。いつから、性風俗に従事する女性を“コンパニオン”という言うようになったのか知らないが、“コンパニオン”と聞けば、10人中8人までは、パーティやイベントにいる女性の事だと思うであろう。フーゾク店の女の子を思い浮かべる人は少ないと思われる。なのに、“コンパニオン”という呼び名を改めようとしてるのだ。この言葉に潜むマイナス・イメージは、そんなに強いのだろうか。

ま、確かに、フツーの言葉なのに、マイナス・イメージの方が強い為、あまり口に出来ない言葉、というのは結構ある。例を挙げるのは、やめとくけど(笑) 何故、人はマイナス・イメージの方を喚起してしまうのか。

と、こういう事が書きたかったのではなく(笑)、ヘアースタイルの事である。今日、実は床屋へ行ってきたのだ。以前、ここにも書いたけど、岡田准一似の店長がいる、あの床屋だ(笑)

時々、ヘアースタイルを変えたら、なんて言われるけど、あまり冒険した事はない(笑) 考えてみると、20歳頃からずっと同じ髪型のような気がする。どうせオレなんか、と昔から思ってたから、髪型に頓着した事はないし、丸顔でメガネなもんで、似合う髪型も少ない(ある時期から、これに薄毛が加わった)。床屋に対して、長め短め以外の注文はつけた事がない。プロに任せておけばいい、と思っていた。こういう髪型にして欲しい、とかいうのもないし。その結果、どんくさい髪型になろうとおっさん臭い髪型になろうと、それは素材が良くないのだから仕方ない、という訳だ。どんな髪型も似合う男ってのが、つくづく羨ましい今日この頃(笑)

今でも、そのスタンスは基本的には変わらない。というか、長い間似たような髪型で通していると、イメージが変わる事を恐れて、あまり変えたくない、という気分なのだ。ま、もっと髪が薄くなったら、誤魔化すのは却っておかしいので、それらしい髪型に変えようとは思ってるけどね。けど、今は踏ん切りがつかない、というか、勇気がない、というか(笑)

別に、男の価値は中味であって、決して髪型ではない、なんて青臭い事を言う気は毛頭ない。確かに、若い時はそう思ってたけど(笑) 僕だって、もっと違う髪型にしてみたいのだ。似合わないからしないだけである。「やってみる前から似合わない、と決めつけてはいけない」なんて言われて踏み切ったはいいが、「やっぱり失敗だね、キャハハ」なんて笑われておしまい、という結果になるのは、火を見るより明らかだしね。

てな訳で、今回も髪型は変えてない。けど、少しだけどいつもと違う風にして貰った。あまり変わらないけどね(爆) 出来たら、徐々に変えていって、ふと気づくと変身していた、というのが望ましい(爆) 

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同窓会

2007年11月21日 00時01分32秒 | 与太話

明日はエルトン・ジョンの来日公演だそうな。東京のみだもんな。なんで大阪公演はないのだろう。そりゃ、かつてジェスロ・タルフォリナー見に東京まで行ったけど、あの時は比較的有休の取りやすい春先だったから行けたのであって、11月は忙しいのだ。現に、今月は一日しか休んでないし(泣) ま、仕方ないな。次に期待するとしよう。

話は変わるが、実は大学時代の同窓会が近々ある。僕は、大学の頃、軽音楽サークルに入っていたのだが、そのサークルの同期による同窓会だ。卒業してから21年を経て、初の同窓会なのである(笑)

そんな同窓会だが、実は出席するかどうかは未定。忙しいから、というのも事実だけど、あまり気が進まない、ってのもある。僕は、どういう訳か同窓会に縁がなく、今まで小中高大引っくるめて、2回くらいしか出席した事がない。最後に出席したのは、21歳の頃だったかな(爆) 何故か、僕の同窓たちは同窓会をやらないのだ。いや、もしかすると、頻繁に同窓会はやってるけど、僕が呼ばれてないだけかもしれない。ま、どっちにしても、同窓会慣れしてないので(笑)、いきなり同窓会やるよ、と言われても億劫だ、というのが正直な所だったりする。

だいたい、久々に顔を合わせると、太っただの髪が薄くなっただの皺が増えただのと言われたりなんかして、それはお互い様なのに、なんで僕ばかりそういう事を言われなければならないのだ。そんでもって、子供の自慢話が始まったりして、話題に入っていけない僕は、テーブルの隅で手酌でビールを飲まざるを得ない。そのうち、互いの子供自慢にも辟易してくると、こっちに話を振ってきて、「え?まだバンドなんかやってるのー」なんて、バカにした目で見る訳だ。かつては、皆バンドマンだったのに。で、後味の悪いままお開きってパターンだね、きっと。

学生時代の仲間と卒業後疎遠になる、というのはよく聞く話だし、僕にもそういうの多い。けど、付き合いを続けようという意志があれば、疎遠になる事はない。住んでる場所の問題もあるけど、年賀状やら暑中見舞いやらのやりとりとかしてると、案外と切れないものである。つまり、疎遠になる、という事は、付き合う気持ちがないからであって、言うなれば、疎遠になる人とは疎遠になるべくして疎遠になる、のだ。僕だって、大学時代の仲間でも、今でも付き合いの続いているのはいるので、続く人とは続くのだ。割に出張が多いので、時間があればその地に住む友人に連絡して会ったり、とかも前からやってる。付き合いとは、そうやって続けていくものだ。同窓会で久しぶりに会えば、それなりに懐かしいし、盛り上がるだろうけど、結局その時だけのことだ。昔の話ばかり、というのも虚しいしね。はっきり言って過去はどうでもよろしい。大事なのは現在と未来である(爆)

という訳で、同窓会があるんですよ(爆)

さて、寒くなってきたので、ぼちぼち暖房を入れようかな、なんて思ってるんだけど、早いかな?(笑) 冷房を入れる時の省エネ温度は、確か28度だったはずだけど、暖房の時は何度に設定すればいいんだっけ?

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いざ、ストーブ・リーグ!

2007年11月16日 00時17分23秒 | スポーツ

日本シリーズを制した中日ドラゴンズが、アジア・シリーズをも制し、プロ野球もストーブ・リーグに突入した。これからは、選手の移籍・引退・契約更改がスポーツ紙を賑わせる季節な訳だが、今年のストーブ・リーグも、中日が制しそうな雲行きだったりなんかする(笑)

ご存知の通り、中日の主力である福留がFA宣言したのだ。以前から、球団首脳との確執が伝えられていただけに、もしかするとあり得るかも、とは思っていたが、やはりFA権を行使してしまった。しかも、他球団との交渉解禁日初日に、なんと巨人と交渉してるのである。福留は、PL高校3年の秋のドラフト会議を前にして、「希望は巨人か中日、それ以外に指名されたら社会人へ行く」と宣言し、近鉄が交渉権を獲得すると、宣言通りプロへは行かず、社会人の日本生命に行ってしまった。そして、3年後中日を逆指名してプロ入りする訳だ。で、FA権を得た今、巨人と交渉している。阪神も狙ってるようだが一歩リードされ、しかも巨人の担当者がいい感触だった、なんて言ってるもんだから、福留獲得は難しくなったと言ってよかろう。本人は、大リーグも視野に入れているそうだが、案外とかつての憧れだった巨人に入団しそうな感じだ。ま、いいけど(笑)

お気づきの人もおられると思うが、FAやらポスティングシステムやらで、どのチームも主力流出という被害を被っているにもかかわらず、中日は何故かそういう目に遭っていない。確かに、FA権を行使して他所へ移籍した選手はいたけど、それこそ落合とか前田とか武田とか、戦力的にはそれほど痛手を被った訳ではない。中日が、特に選手を大事にするチームとも思えないので(笑)、これは単に運が良かっただけだろうけど(それに前述した選手は、生え抜きではなく移籍組だ)、今年に限っては、さすがの中日も主力の流出の危機を迎えている。福留もそうだが、岩瀬も今年FA権を取得しているのだ。岩瀬がどうするのか分からないが、やはり彼も人の子、大リーグへの憧れがあるらしい。それに、川上も来年FAを取得するらしいが、彼は迷わず大リーグへ行くだろう。もし、今年福留と岩瀬がいなくなり、来年川上までいなくなったら、中日はどうなる? いや、来年とは限らない。川上が、FA前年の今年、ポスティング・システムで大リーグへ行ってしまう可能性も大ありだ。そうなると、中日は先発のエース、抑えのエース、そして3番打者を一気に失う可能性だってあるのだ。

うむ、これは由々しき事態である。が、しかし、僕は実は、FA等での選手の意志による移籍を支持しているのである。そりゃそうだ。才能がある選手であれば、いずれ日本のプロ野球では満足出来なくなるのは当たり前。海外で自分の力を試してみたい、という気になるのは当然だ。海外とまではいかなくても、選手だって商売である。今より待遇の良い所に移りたくなるのは仕方ないだろう。自分の意志でチームを移る、これは実力のある者が勝ち取った正当な権利であるので、大いに行使すべきである。と、ずっと思っていたし、そういう発言もした。イチローや松井秀喜みたいな選手を、狭い日本に閉じこめていてはいけない。本人が行きたいなら、アメリカへでもどこへでも送り出してやるべきだ、というのが持論なのだ(えらそーに)。

だから、中日の選手が他所へ行きたいとか、アメリカへ行きたいとか言い出しても、それは勘弁して、とは言えない立場なのだ(笑) 福留も岩瀬も川上も、行きたいならどうぞ、と言わねばならない。これ、結構つらい(爆) けど、仕方ないのだ。選手の移籍は認めるけど、中日の選手はダメ、とは言えないでしょう。彼らに代わる選手が出てきてくれる、と思って諦めるしかあるまい(笑)

しかし、日本のプロ野球に導入されてから15年ほど経つFAだけど、選手の移籍が活発になり、球界が活性化される、なんて思ってなかったけど、やっぱりそうはなってない(笑) 結局、金のある人気球団に、スター選手が集まる事になる。巨人は福留獲ってどうするんだ。外野手はたくさんいるだろうに。広沢や清原のような失敗例もあるけど、小久保や小笠原の成功例もあるし(小久保はFA移籍ではなかったけど)ってんで、あまり気にしてないのか。しかし、今の巨人のレギュラーで生え抜きは、高橋と二岡と阿部くらいだもんな。昔は、他チームの主力でも、巨人は選手層厚いから、簡単にレギュラーにはなれない、なんて言われたけど、今は関係ないらしい。

阪神も、近頃はFAに頼りっぱなしという気がする。今年は、広島の新井とヤクルトの石井を狙ってるらしい。思い返してみても、阪神のFA成功例といったら、金本しかいないような気がするんだけど。気のせいか、失敗の方が多いような...(山沖、石嶺、片岡...)

と言いつつ、中日もFA宣言した西武の和田を狙ってるらしい(笑) 確かに、福留の代わりとしては十分過ぎるけどね。落合監督は、就任した時、現有勢力の底上げだけで勝てる、と言って、本当に優勝しちゃったけど、確かにウッズ以外は移籍の主力って見当たらない。生え抜きで固めて頑張ってる、という感じ。監督の手腕もあるけど、やっぱ土地柄かな(笑) ま、首位打者になった事もあるし、和田ならレギュラー間違いないと思うけどね。名古屋の水に慣れさえすれば(笑)

という訳で、ストーブ・リーグはこれからなんである(笑)

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Live Act Tulip 2007 "run"

2007年11月15日 00時12分16秒 | ライブレポート

久々にライブ・レポートなんである(笑)

今回見てきたのはチューリップである。チューリップ!そう、あの「心の旅」や「虹とスニーカーの頃」といったヒット曲で知られるチューリップだ。今年でデビュー35周年だそうで、一時期解散していた事もあったけど、浮き沈みの激しい業界で、これだけ長きに渡って活動を続けてきた(しかも、商業的にも成功した)彼らに、素直に敬意を表するものである。

チューリップ。中学時代の友人にチューリップのファンがいて、アルバムを何枚か聴かせて貰った事があるので、それなりに馴染み深いバンドではあるし、その作品の質の高さも十分に分かっているつもりだけど、決して思い入れのあるバンドではない。一度はライブを見てみたい、とは思っていたが、自分でチケットを手配する程ではなかった。が、今回、去年「関西ロック・セッション」でご一緒して、それ以来懇意にして頂いているyy乙さんが、チケット余ってるので行きませんか?と呼びかけていたので、行く事にしたのである。yy乙さん、ありがとうございました。

という訳で、去る11月11日の日曜日、大阪フェスティバル・ホールへ行ってきたのであった。で、その初体験のチューリップのコンサートの模様を簡単にレポートさせて頂く。

客層
フェスティバル・ホールの入り口でyy乙さんやお友達の皆さんと落ち合い、雑談をしながら、会場へ入っていく人たちを見ていると、明らかに年齢層が高い(笑) 女性はほとんど主婦と思われた。だいたい年のころ40代から50代ってとこか。10代から20代にかけて(つまり約30年前)、チューリップに夢中になった世代と見た(笑) 夫婦と思しきカップルも多かったな。自分たちの青春とも言えるチューリップが、今もまだ活動し続けている、というのは本当に嬉しい事だろう。

ステージ
今回の席は、一階真ん中より少し前の下手寄り。ステージを見るには、やや斜めだけど良い席だ。舞台は実にシンプル。さすが、サポートメンバーをゴロゴロ連れてくるのが当たり前の現在においても、5人だけでステージを務めるチューリップらしい。それだけでも、期待が高まるのを感じる。

ライブスタート
開演になると、まずステージ上に用意されたスクリーンに、懐かしの映像が映し出される。昔のコンサート映像だ。彼らも、80年代初頭から、大規模な野外ライブとかやってたんだよね。雨の中でのライブ映像もあった。

と、映像を見ていると、いつの間にかメンバーがステージに姿を現していた。で、楽器を抱えると演奏スタート。残念ながら、一曲目も二曲目も知らない曲だった^^;

財津和夫
そのオープニングと次の曲は、チューリップの中心人物である財津和夫がリードボーカルだった。変わらないなぁ、この独特の声。何でも、来年還暦という話だけど、全くそんな感じしなかった。客席から見る限り、体型も変わってないみたいだし。他のメンバーも、若々しく全員50歳を超えてるなんて思えなかった。カッコいいオジサンだちだ(笑)姫野を除いては(爆)

姫野達也
財津のボーカルで2曲やって、その後姫野のボーカルで3曲。確か、「悲しきレイン・トレイン」もやってたぞ。姫野は、昔は一番女性ファンの多いメンバーだったけど、その童顔とちょっと太ってしまった体型が災いしてか(失礼)、とっちゃん坊やみたいな感じだった(笑) 後のMCで財津に「ちょっと、ちょっと、ちょっと」と突っ込まれていて、ま、確かに言われてみればその通り(笑) でも、この人、ギターにキーボードにコーラスにと大活躍。アコースティック・ギターなんて、凄く上手い。演奏面では核と言っていい存在かも。

安部俊幸
この人が、こんなに喋る人だと思わなかった(笑) 昔から、一切歌わない人だったし、寡黙な人なんだ、と勝手に決めつけてたけど、そうではないらしい(笑) 歌わないのに、常にマイクは立てていて、実はこれMC用なんだそうな。で、この日のライブでも、MCは安部・財津の両氏が担当し、適度に笑わせてくれて良かった(笑)

もちろん、ギターも良かった。この人のギターが、ある意味ではチューリップのサウンド・イメージを決めていると言ってもいい。カーズに於けるエリオット・イーストンみたいなものだ(意味不明)。ただ、不満があるとすれば、曲のエンディングにギターソロが入る時でも、あっさりと終ってしまったこと。一周しておしまい、みたいな感じで、もっとソロ弾けばいいのに、なんて思った。歌中心のバンドだし、ギターソロで曲を引っ張る、なんて性に合わないのだろうか。勿体ないなぁ。もっとソロを聴きたい、なんて曲も多かったんだけど。

ブルー・スカイ
途中、安部のMCでこの曲が紹介された。「1977年にシングルで発売した曲で...」なんて話し始めた時は、咄嗟には思い出さなかったんだけど、この曲が聴けるなんて思ってなかったので、感動してしまった。この曲大好きだったのだ。中三だったっけ(笑) そんなにヒットしなかったのかもしれないけど、FMでよく聴いてたし、10年程前に買ったチューリップのシングル・コレクションの中でも、僕にとってはこの曲が一番輝いていた。30年経っても良い曲は良い。個人的には、この日のハイライトだったかもしれない(笑) 

この空の明るさに、まぎれながら生きていこう、悲しみが来る前に

上田雅利
この人が、一番若々しくカッコ良かったかもしれない。ドラマーだけど、コーラスもするし、リードボーカルも披露した。余談だけど、確か僕と誕生日が1日違いだったはず(だから?)

やや話が逸れるけど、この人のドラムは不思議だ。彼のスティックさばきに注目して頂きたいのだが、スティックを握って叩いている。それがフツーだろう、と思われるだろうけど、正確にはスティックは持つものであって、握ってはいけないのだ。ドラムを叩いてみた事がある人も多いと思うが、ドラムのヘッド(皮)を棒で打つと反動(跳ね返り)があり、それに負けまいとつい固く握ってしまうのだが、握ってしまうと、腕を大きく振らないと叩けなくなる。そうなると、効率が悪くなって、細かいオカズや早いリズム打ちといった連続するブレイがやりづらくなる。だから、スティックを軽く持って、腕ではなく手首で叩く感覚を身に付けないと、ドラムは難しいのだ。上手い人のプレイを見ると、手首でスティックを動かしてるのが分かると思う。

所が、上田はスティックを握っている。当然、腕の振り幅も大きい。けど、リズムが遅れたりする事はない。素人があんな叩き方をしたら、5分もすれば疲れてしまう。また、スティックを握ってしまうと、反動を利用するのではなく、スティックをヘッドに押しつけるような叩き方になるので、音も良くないはずなんだけど、上田にはそういうのもない。不思議だ。

たまにいるんです、そういう人。高橋幸宏なんかもそうだな。

心の旅
てっきりアンコールかと思っていたら、中盤で演奏された。やはり名曲中の名曲である。なんてったって、言葉とメロディのマッチングが絶妙だ。“あぁ、だから今夜だけは、君を抱いていたい”の部分は、この歌詞にはこのメロディしかないし、このメロディにはこの歌詞しかない、というくらい、ピッタリ合っている。故に覚えやすく印象に残るのだ。素晴らしい。財津は、この曲が出来た瞬間、絶対ヒットする、と確信したろうな。

そういえば、チューリップの代表的なヒット曲、例えば「心の旅」「銀の指環」「僕がつくった愛の歌」といった曲のリード・ボーカルは姫野である。聞いた話だと、財津が歌うより姫野が歌った方がヒットする、というのでレコード会社から圧力がかかったとか(笑) でも、確かに曲の雰囲気には、財津の声より姫野の声の方が合ってるような気がする。

あ、「風のメロディ」をやってくれたのも、嬉しかった。

宮城伸一郎
オリジナル・メンバーの吉田彰が脱退した後に加入した人だ。よって、あまり知らない(笑) でも、クセのない声質で、コーラス重視のチューリップには欠かせない人だろう。リード・ボーカルも披露してた。姫野の声と似てるかな。でも、この人も50超えてるとは思えなかった。半袖だったし(笑)

虹とスニーカーの頃
間違いなく「心の旅」と並ぶ、チューリップの代表曲だ。こちらのボーカルは財津だけど(笑) 良かったね、ヒットして(笑) MCでも、「この曲がヒットしたから、今まで続けてこれた」と言ってたけど、本当にそう思う。1979年というのも絶妙のタイミングだったような気がする。しかし、これも中盤で早々とやってしまった、という感じ。いいけど(笑)

銀の指環
派手さはないけど、ゆったりまったりという雰囲気でライブは進み、お約束のアンコール。で、その2曲目に「銀の指環」は演奏された。これも名曲である。流行った当時は、「心の旅」よりいいと思ってた。なんたって、寺尾聰より先に“指環”という単語を使ってたのだ(爆)

魔法の黄色い靴
2回目のアンコールで、この曲を観客と合唱する。きっと定番なのだろう。マイク片手に動き回る財津が、実に楽しそうにしてた。最後に盛り上がって終わるのもいい感じ。難を言うと、観客が歌う時、演奏を止めてもよかったのではないか。アカペラで大合唱。これ以上の盛り上がりはないよね。

総括
という訳で、レポらしい事も書かないまま、分量だけは増えてしまった(爆) チューリップというバンドは、元々テクニックより雰囲気をウリにするバンドであり、その個性が存分に発揮されたライブだっと思う。ヒット曲ばかりでなく、地味目な曲をたくさん演奏してたのも、懐メロバンドではない、という意志表示のように感じられて頼もしい。今回のツアーをもって、活動停止する、なんて話も聞いたような気がするのだが、会場で配られたチラシにもそんな事は書いてないし、ライブ自体もそんな雰囲気は微塵もなかった。やっぱり、チューリップは走り続けていくのだな、という感を強くしたライブだった。『run』と新作でも歌っているように。

いつまでも、走り続けて下さい。

では、最後に今回の獲物(笑)

200711142210000

やっぱTシャツなのだった(笑)

200711142211000

こちらは裏です(分かるって)

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