日々の覚書

MFCオーナーのブログ

寿司バイキング

2006年02月28日 12時43分59秒 | モバイル投稿

寿司バイキング

うちの本社の社員食堂の、今日のランチメニューはこれでした。イベントメニューって言ってるけど、何があったんだろう?

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睡眠バトン

2006年02月26日 00時53分32秒 | バトン・シリーズ

今回のバトンは「睡眠バトン」、なんのこっちゃという感じだが、実は僕にとって寝る事は至上の歓びなのであって(笑)、回してくれたここちゃんも実は睡眠好きらしい。ま、それはともかく(笑)、いってみよか。

1 最近の(普段の)睡眠時間は?
ここ何年も、1時に寝て7時半頃起きる、という生活を続けているので、6時間半という事になる。昼間、電車などで寝てるのも含めれば、7~8時間くらいになるかな(笑) 寝過ぎだろうか?

2 規則正しいほうですか?夜型ですか?朝型ですか?
規則正しいというのは生活パターンの事かな。だとすれば、割に規則正しい方と思う。どっちかというと、夜型。

3 徹夜をしたことがありますか?
もちろん。最近は滅多にないけど。関係ないが、仕事の場合は「徹夜」、遊びなら「オール」と区別するって、ホント?

4 あると答えた方、印象に残っている徹夜は?
オールといえば、語らずにはいられない出来事がある(笑) 以前ブログにも書いたけど、去年の9月、札幌まで遠征してQセッションに参加してきたのだが、終わった後帰れない人たち8人で、ファミレスで夜更かししたのだ。男4人女4人で、正に合コン状態(笑) 話題は深刻なのから訳分からないのまで様々。普段オールなんてしないせいか、ちょっと疲れていて、テンション低めだったのが残念だった(爆) 

5 夢はよく見るほうですか?
よく見る。目覚めた直後は覚えてるけど、時間が経つにつれて(つまり正気に戻るに従って)忘れてしまうのが、いつも勿体ないと思う(笑)

6 どんな夢が好きですか?
美人と○○する夢だったら最高!(爆) でも、あんまり見た記憶なし(自爆)

7 どんな夢が嫌いですか?
早起きして飛行機に乗るという日に、寝坊して飛行機に乗れなかった夢なんか見ると最低。起きた時、汗かいてたりするし(マジ)

8 忘れられない、印象に残っている夢はありますか?
バスケットボールをしているんだけど、ドリブルしてもボールがバウンドせず、足元で止まってしまう夢とか、サッカーしてて、フィールドに味方がほとんどおらず相手チームの選手ばかり50人くらいいる夢とか。この夢の話を友人にしたら、抑圧された生活を送っているのではないか、と言われた。そうなのかな(笑)

9 心地よい睡眠の秘訣として寝る前にするといいことは?
布団に入っても、なかなか寝付けない、というのは年に2~3回程度しかないので、どうしたら寝れるか?なんて、考えた事はほとんどない。でも、風呂は入った方がいいな。季節を問わず、気持ちよく寝れます。

10 気分よい目覚めの秘訣として起きてからするといいことは?
う~ん、なんだろう。目覚め悪くても、着替えたり歯を磨いたりしているうちに、すっきりしてくるもんなぁ。

夜も更けて眠くなって布団に入ってぐっすり、なんてごくフツーだと思っていたけど、世の中には眠れずに悩んでいる人も多い。知人にも意外といて、ある女性は睡眠薬を常用していた。眠れないなら起きてれば、と思うけど、実はそんな簡単なものではなく、前述の女性も寝ないとボーッとするのだそうだ。決して寝なくても平気というのではないらしい。薬なしで寝ようとしても、非常に浅い眠りにしかならず、ぐっすり眠る為には薬は欠かせないとのこと。気の毒だな、と思ってしまった。彼女にも、羨ましいと言われたけど(笑)

睡眠と言うと、思い出す話がある。星新一のショートショートで、タイトルは忘れたが、とある男がある日突然眠くならなくなる。ずっと起きていても平気になってしまうのだ。薬やら酒やら飲んで寝ようとしても効果なし。ならば起きていようという事になるのだが、ヒマで仕方ないので夜間警備のアルバイトを始める。寝なくても平気だから、バイトが終わったら着替えて出勤して、昼も夜も働く生活となる。文字通り、昼夜問わず仕事して遊びにも行かないから、金は貯まる一方。と、そこで目が覚める。その男は事故に遭い、長い事昏睡状態が続いており、その時に夢を見ていたという訳。医師の献身的な努力のおかげで、長い昏睡状態から覚めたのだが、その治療にかかった金額を聞いて、彼は愕然とする。一生寝ずに働かないと、払えない額だったからだ。

と、こういうお話(笑) 「寝る」という事は大切なんだよ。具合悪くても寝てれば治るし、美容と健康の為にも睡眠は欠かせない。ストレスも眠る事で忘れられる。ほんと、不眠症の人が気の毒で仕方ない。よく寝れる体質で良かった(爆)

ただ、一日8時間寝た、とすると一日の3分の1寝てる事になり、60年生きるとすると20年は寝てるという計算になる。そうなると、なんか勿体ないなぁ、と思ったりして(自爆)

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Venus On Ice

2006年02月24日 23時43分02秒 | スポーツ

現在、日本にはブログを持ってる人300万人いるそうだが、今日のブログネタで一番多いのはこの人だろう^^

Shizuka1 Shizuka2

そう、荒川静香である。言わなくても分かるね(笑) 本当に完璧な演技で金メダル。実に素晴らしい。僕は、実は村主ファンなのだが、その贔屓の村主が霞んでしまうくらい、今日の荒川は素晴らしかった。まさか、金メダルとは思わなかったけど^^; マジ感動してしまったよ。早起きして見た甲斐があった。実況のアナウンサーが、荒川の演技が終わった時、「私は9年前から荒川選手の滑りを見ていますが、今日の荒川選手は完璧です。9年間見てきた中で最高の出来でした」と、やや興奮気味に言っていたが、全くその通りと思った。ま、僕は9年前からずっと荒川を見ている訳ではないのだが(笑)

とにかく、おめでとうございます。国民栄誉賞確定ですね(笑)

荒川の前に滑ったのは、銀メダルとなったコーエン(米)だったけど、彼女は2度転倒した。荒川はそれを見ていたのか、見ていたなら何を思ったのか、今はそれを聞いてみたい。

村主も素晴らしい演技で、荒川と共にスタディング・オベーションを受けたけれど、惜しくも4位。SPで8位だった安藤は、果敢にも4回転ジャンプに挑戦して氷上に散った。二人とも素晴らしかったと思う。けど、今回は荒川にはかなわなかった。

贔屓目に見ても、今回日本代表となった3人は、技術もしっかりしているし表現力もある。他国の代表たちと比べてみても明らかだ。そして何より容姿がいい。技・演技・そして容姿を兼ね備えた日本人フィギュアスケーターが、世界を席捲する日はもうそこまで来ている。冗談でなく、本当にそう思う。

久々に感動した金メダルでした(笑) やっぱり冬季オリンピックはフィギュアに限る(爆)

あ、それと、↑の写真は某所から勝手に持ってきました。見つかったら叱られるな。まぁ、金メダルに免じて勘弁してちょ(爆) 

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とんでもないパエリアとプログレ・オリンピック

2006年02月20日 23時11分31秒 | テレビ番組

忍者さんとマットさんのブログに触発されて、先の週末での出来事を書いてみる。お二人とも、トラックバック飛ばすので、よろしく!

一応、時系列で(笑)

土曜日(18日)の夜、家で夕食をとりながらテレビを見ていた(ちなみに、この時のメニューは、ごはん・なめこの味噌汁・納豆・鯵フライキャベツ添え・ピリ辛コンニャク、でした。関係なくてすいません)。僕は、土曜夜のTBS系『バク天』をよく見ているので、この日も4チャンネルに合わせていた(関西ではTBS系は4なのだ)。で、今回はスペシャルらしく、テーマは「男に料理は出来るか」という事で、芸人たち4組に材料を買ってこさせ、レシピなしでスタジオで料理を作らせていた。作るように命じられた料理は、カニクリームコロッケ、パエリア、茶碗蒸し、ひじきの煮物、の4品。4組とも、試行錯誤しながら料理に取り組んでいたが、ここで作られたパエリアがとんでもない物だったのだ。

僕はパエリアなんて、もちろん作った事はないが、鍋というか広いフライパンみたいなので、米と具を一緒に炊く料理だ、という事は知っている(間違いじゃないと思うんだけど、忍者さん、どうでしょう?)。炊き上がると米が黄色くなるが、あれはサフランによるものだ、というのも知っている。だが、スタジオの芸人たちは...

彼らはまず、魚介をフライパンで炒め、と同時に炊飯器で米を炊いた。ここで既に間違っている。そして、どうすれば黄色になるかと悩んだあげく、ターメリックで炊き上がったご飯を炒めた。これも間違い。確かに黄色になったけど...そして、ここからが凄い。なんと鳥を丸ごと出してきて、腹を開いてターメリックで炒めたご飯を中に詰め始めた。韓国の料理と勘違いしてるような...^^; そして、それをオーブンへ。で、焼き上がると、詰めてあったご飯を取り出して器に盛り、炒めた魚介等をその上に並べて完成。一応、色とりどりのピーマンや殻付きの貝なども盛り付けられ、ご飯は黄色いし、見た目はパエリアそのもの。

スタジオの他の出演者が試食した所、「ご飯に味がない」「美味しくない」「パッとしない」と、不評さくさく。たとえ、正しい作り方ではなくても、そこそこ美味しければ良しとする雰囲気だったのに、全くウケなかった。専門家にも「見た目はともかく、作り方・味など、これはパエリアではない」という講評も頂戴していた。

多分、彼ら(厳密には、2人のうち一人が反対を押し切って自分で進めていた)は、バエリアの作り方は分からないので、ならば笑いを取ろう、とこのような事をしてみせたのだろう。けど逆効果だったね。少なくとも、僕には悪ふざけに映った。

さて、翌日曜日(19日)、この日は我が盟友(笑)はじめちゃんのバンドThe Sons Of Eveのライブがある。場所は、名古屋は今池の「涅槃」だ。で、行ってきた。はい、名古屋までね(笑)

このライブは、『プログレ・オリンピック』と題され、プログレ・バンドばかり4バンド出演するとのこと。プログレのバンド自体珍しいと思うのに、4バンドも揃うとは。そっちも非常に興味があった。時間の都合で全部は見れない、というのは最初から分かっていたが。

せっかくなので、名古屋で働いている友人に、一緒に行こうと声をかけた。彼は、現在桑名在住、大学時代僕と一緒のバンドでベースを弾いていた。残念ながら、就職と同時にベースを手放し、バンド活動からキレイに足を洗ってしまったけど。今は、休日は野球チームでの練習で汗を流したり、子供の野球の試合で審判やスコアラーを務めている。何故か、大学卒業後2~3年の空白はあったものの、彼とはずっと付き合いが続いていて、年に何度か名古屋で一杯やったりしてるのだが、その元ベーシストを誘ってみた訳だ。そしたら見たいというので、一緒に行った。

ライブ開演は19時だが、17時には今池に到着。涅槃の場所を確認すると、元ベーシストと近所の居酒屋で飲んで、19時ちょっと前に会場入りした。知ってる顔がたくさんいた。Jun Greenさん、どこ行ってもいるねぇ(爆) マットさんも来ていたので驚いた。わざわざ名古屋まで...と思ったら、名古屋の人だったらしい。しかも今池に住んでるのだそうな。てっきり京都の人だとばかり思い込んでいた(恥)

もちろん、はじめちゃんもいた(笑) 彼のThe Sons Of Eveの出番は2番目という事で、それが終わったら帰らせて貰う、と彼に伝えて了解して貰った。3番目以降のバンドの人たちには申し訳ないけど。

さてライブ開演。最初のバンドはいきなり「シベリアン・カートゥル」でスタート。キーボードが実力者とみた。2曲目は「Firth Of Fifth」、3曲目は「太陽と戦慄パート2」、たまんないなぁ(笑) 女性メンバーがいて、その人がボーカルだけでなくバイオリンを弾くのが素晴らしい。同行の元ベーシストも、知ってる曲ばかりで喜んでいた(笑)

さて、続く2番目がThe Sons Of Eveだ。いきなり、ハモンドをステージに持ち込んできてびっくり。編成もELPと同じで、曲が始まったらやはりELPだった。しかも全曲!このバンドは3人とも腕達者で、実に見事な演奏だった。どうしても目がいってしまうのがキーボードなんだけど、音からフレーズからキース・エマーソンだ。プログレ・バンドをやろうとする場合、キーボードを見つけるのが一番大変だと思うけど、よくこんな人がいたなぁ、とただひたすら感心するばかり。はじめちゃんも気持ちよさそうに歌い、プレイしていた。彼のあんな姿を見るのは久々だったりして(笑) 途中機材トラブルで、ハモンドの音が出なくなるハプニングがあったけど、空いてるギターアンプに突っ込んで何とか切り抜けた。お見事。なんだか、別世界にいるような感覚で、僕は彼らの演奏を聴いていた。

The Sons Of Eveの演奏が終わったのが、20時半頃。で、僕ら二人は挨拶もそこそこに店を出た。はじめちゃん、申し訳ない。ほんと、良かったです。このThe Sons Of Eve、4月29日に、BBAまで遠征してライブをするそうなので、京都近辺の方は是非聴きに行きましょう。

P251is06149 P251is06150 P251is06151

写真撮ったんで、一応アップします。あんまりいい写真じゃないな...ま、いつものことだけど...

店を出てから地下鉄で名古屋駅へ。バスで桑名まで帰る元ベーシストと別れ、新幹線に乗る。あ、その前にしっかりホームできしめん食べました。美味かった。

ま、いい週末だったかな(笑)

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Have A Cigar?

2006年02月19日 01時20分30秒 | 与太話

タイトル見て、またしてもフロイド・ネタか?と思った人もいるだろうが、今回は違うのだ(笑) ほんとに、タバコの話である。

知ってる人は知ってるけど、僕はスモーカーだ。セブンスターを一日20本くらい吸う。多いのか少ないのか丁度いいのか、よく分からない。近頃はスモーカーが肩身狭いのは分かってるし、周囲に迷惑にならないようにしてるつもりだけど、もしかすると迷惑をかけているかもしれない。もし、迷惑をかけているのなら、この場を借りてお詫び致します m(_ _)m

タバコを吸い始めて20数年になるだろうか。吸い始めたきっかけは、実に些細な事というかつまらぬ事というか。大学生の頃、同じサークルの女子学生(スモーカー)にタバコ吸わないのか、と聞かれて吸わないと答えたら、「ふ~ん、真面目なんだねぇ」と言われたからである。当時の僕は(今でも、ややその傾向あるけど)真面目と言われるのが、とてもイヤだったのだ。皆さんも記憶あると思うが、10代から20代にかけては、真面目という言葉は「堅物」「面白味のないヤツ」とイコールである。「あいつはいいヤツだけど、真面目だから」なんて、敬遠されたりしてしまうのだ。で、僕は真面目と言われることが多く(実際そうだったと思うが)、それゆえ損もしていたから、とにかく真面目だなんて言われないようにしよう、と必死だった。女の子だって、真面目というレッテルを貼られると寄ってこない、と思っていたし。だから、前述の女子学生に真面目だ、と言われた瞬間、僕はタバコも吸わねば酒も飲まねば、と決心したのだ。で、タバコを吸い始めた、という訳。別に、その女子学生の気をひこうとしたのではない(彼女の名誉の為に言っておくが、結構美人だったよ)。ただ、真面目だと言われるのに耐えられなかっただけなのである。もちろんのことだが、今思うと大した理由ではない。

ただ、ダハコに手を出すのには抵抗はなかった。一応20歳過ぎてたし。真面目と言われたくなかったら万引してこい、なんて言われたとしてもしなかっただろうから、元々タバコを吸いたいと思っていたのかもしれない。第一、いくら真面目と言われたくないからといっても、美味いとも思わない物を20年以上も吸ってられるはずがない。

そこで思い出す出来事がある。小学生の頃のことだ。ある時、何家族か集まって、数台の車に分乗して行楽に出かけた。で、この頃の僕は車に弱くて、長時間乗っていると必ず気持ちが悪くなって吐いたりしていた。車酔いってヤツだね。で、この行楽に出かけた時も、途中で渋滞などがあって、かなり長い間車中にいた訳だが、徐々に気持ち悪くなってきたのである。「ああもう吐きそう」と思った時、とある香りが漂ってきた。同じ車に乗っていた近所のおじさんが、我慢しきれなくなってタバコを吸い始めたのだ。そのタバコの香りを嗅いだ時、不思議な事に気持ち悪かったのが、すぅーっとなくなった。おそらく、車酔いの原因も車内の独特の匂いにあり、タバコの匂いがそれを消してくれたので、気分が良くなったのだろう。以来、僕はタバコに嫌悪感を持った事はない。

ま、そんな経験もあるし、また当時は周囲にスモーカーが多かったから、抵抗なくタバコを吸うようになったのだろう(但し、当時タバコを吸っていた仲間の半分以上は、後にタバコを止めている)。まだJRの車内は(在来線ですら)禁煙ではなかったし、レストランや喫茶店でタバコを吸うのは当たり前の時代だった。日本映画でもアメリカ映画でも、男優は皆タバコを吸っていた。「嫌煙権」という言葉が市民権を得るのは、もっと後だ。スモーカーは肩身狭い、なんて事はなかったのである。

もちろん、今は状況が違う。スモーカーは常に周りに気を遣ってタバコを吸わねばならない。とある独身女性へのアンケトーによると、43%がスモーカーとは結婚したくない、と答えたらしい。スモーカーは敬遠される側になってしまった。今僕が大学生だったら、「タバコ吸わないなんて、真面目で素敵」なんて、モテまくっていたのかもしれない(ないない)

いや、昔からタバコが嫌いな人はいたのだろう。ただ、大多数がタバコを吸う世の中にあっては、その存在は顧みられる事がなかっただけに過ぎない(実際、僕の父もタバコは吸わなかった。僕が生まれる前からずっとだ)。思うに、当時からタバコを吸わない少数派に対して、スモーカーたちが気を遣うようにしていれば、今になってここまでバッシングされる事はなかったのかもしれない。

ただ、不思議に思う事もある。タバコはご存知の通り、JTが製造販売している訳だ。が、スモーカーが確実に少なくなってると実感する今日この頃だが、そのせいでJTが経営不振に陥った、なんて話は聞かない。ちょっと調べてみたけど、JTは単体でも年間2兆6,859億の売り上げがあり、経常利益は1,951億という超々優良企業である。ここ2~3年のタバコ販売本数も(20年前に比べれば減ってるだろうが)横ばい状態。つまり、タバコの売り上げは、それほど落ちていないのだ。という事は、スモーカーの数も減っていないということになる。中高年のスモーカーは確実に減ってる、というのは周りを見ても確かだと思うので、つまりは若い世代には昔とほぼ同数のスモーカーがいる、という事になるのだろうか。

数年前、アメリカで、非喫煙者団体がタバコメーカーに対して訴訟を起こし、裁判所もこれを全面的に認めて、メーカーに賠償金を払うよう命じた事があった。この賠償金がとんでもない額で、1億や10億ではなかったような気がする。払わなければ、タバコの製造を中止しなければならない、ってんでメーカーは命じられた賠償金を払う事に同意した。何百億という賠償金を払ってでも、製造を続けていく方が得策と判断した訳だ。つまり、タバコはそれだけの売り上げと利益を会社にもたらす、という事なのだね。タバコは商売になるのだ。つまり、買って吸う人がたくさんいる、と。

淘汰されたようでも、スモーカーは決してなくならない。ならば、嫌煙・禁煙もいいが、スモーカーと非スモーカーの共存を計る事は出来ないものだろうか、と僕は思う。自分では、灰皿のない場所では絶対に吸わないとか、車に同乗者がいる場合には吸わないとか、一応心がけてはいる。吸う人を優先するのではなく、吸わない人を優先するのも賛成だ。ただ、少々狭くてもいいから、公共の場所にも喫煙ルームを設置してほしいとも思う。そのための経費はたばこ税から出すのは当然だ。吸いたいのに我慢してるより、「ちょっと失礼」とタバコを吸いに行ける環境の方がいいと思うし、その程度を容認するくらいの度量を非スモーカーには期待したい、とも思う。要するに、吸える場所と吸えない場所をはっきりと区別して、煙や匂いが吸わない人に届かないようにすればいいのではないか、と思うんだけど、どうなんだろう? やはり、根こそぎ退治してタバコそのものを絶滅させないと気が済まないのか。

それなら、タバコを無茶苦茶高価なものにしてしまう、というのもいい手だと思う。一箱1万円くらいにするのだ。そうすればスモーカーは一気に減るだろう。貧乏人には手が出ず、タバコを吸うのは金持ちばかりとなる。あ、そうなると、今度はスモーカーがモテるもかしれんな(笑)

ま、とにかく、吸う人と吸わない人の、それぞれの権利を尊重して、互いに仲良くしていきましょうよ、と僕は言いたいのである。決してスモーカーは肩身が狭い、と被害者ぶって泣き言並べているつもりはありません(え、そう聞こえるって?)

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