日々の覚書

MFCオーナーのブログ

Dear My Generation

2018年11月23日 23時46分53秒 | 音楽ネタ
どうでもいい事ではあるが、実は先月誕生日を迎えた。なんと、齢56歳である。56歳か...昔の感覚なら、立派なおじいさんだ。思えば、まだ血気盛んな10代の頃、自分が56歳になる日が来るなんて、全く考えていなかったような気がする(それはないだろ。爆)

とにかく、56歳である。人生の折り返し点なんて、とっくに通過している。言うならば、あとはゴールを待つだけなんである(笑) そして、そういうのって、考え方にも影響するのだ。例えば...

今乗ってる車が8年目で、走行距離も12万キロを超えた。そろそろ買い換えかな、なんて思ったりなんかして、嫁とも、次はコンパクトカーでいいとか、ワゴン車がいいとか、あれこれ言ってる訳だ。で、そんな時ふと、次の車が生涯最後かな、なんて事が頭をよぎったりする。僕はこれまで、車を買うと最低10年は乗っていた。安い買い物じゃないし、営業車並に走る訳でもないから、数年で買い換えてしまっては勿体ない、と思っていたのである。なので、今の車が3代目(台目)。20代で1台目、30代で2台目、40代で3台目という訳だ。今の車は8年目なので、あと2年乗って買い換えるとすると、58歳の時に4台目購入、そして10年後は68歳、そろそろ免許返納を考え始める年頃である。そうなのだ。次の車が生涯最後になってしまうかもしれないのだ。なんということか(爆)

車だけではない。最近、冬用のスーツがもう一着欲しい、という事になり、じゃ買いに行こうかって話になっているのだが、車のみならず、スーツに関しても、一度買ったら10年は着る、というスタンスで生きてきたので、やはり次のスーツが生涯最後のスーツになるのかな、なんて思ってしまう訳だ。なにせ、あと4年で定年という年頃である。逆に、あと4年なんだから、スーツ買うなんて勿体ない、という考え方もある(笑) ま、とにかく、サラリーマンとしての僕は、もう先が見えた、或いは、棺桶に片足突っ込んだ存在になってしまったのだ。思えば長い年月だったなぁ(爆) ぼちぼち年金の計算でもするか(爆) けど、定年を迎えても、決して悠々自適なんかではなく、それこそ出来る仕事を見つけて、死ぬまで働き続けなければならないだろう。ま、なんつーか、定年になってからが大変なのだ。スーツどころの話ではない(笑)

という訳で、実は結構大変な世代だったりなんかして(笑)

と、それを踏まえて(は?)、最近買ったCDから。



Dear My Generation/南佳孝

南佳孝も、今年でデビュー45周年だそうな。あの「スローなブギにしてくれ」も37年前のヒット曲なのである。時の流れは非情だ(爆) とはいえ、そんなJ-POP界で、常に第一線だった訳ではないけど、45年も活動し続けてきた、というのは素直に賞賛して然るべきかと^^; ほんと、お疲れさまでした。これからも、引き続き頑張って下さい。

という訳で、オリジナル・アルバムとしては、前作の『Smile & Yes』が2011年だったので、なんと7年振りという事になる。しかも、その7年振りの新作の出来映えがハンパない。なんというか、なんたって南佳孝である。それなりのクォリティのアルバムをずっと当たり前のように作ってきているのだが、今回の『Dear My Generation』は、それまでのオリジナル・アルバムを遙かに凌駕する内容である。もしかすると、1987年の『Vintage』以来の傑作かもしれない(それはちと大げさかも^^;)。とにかく、一聴しただけで、その素晴らしさに圧倒される。来生えつこと20数年振りに組んだ事で、非常にスムースに曲作りが出来た、と本人がラジオで語っていたが、その影響もあるのか、曲も粒揃いで、素晴らしいアルバムとなっている。デビュー45周年を飾るにふさわしいアルバムと言えよう。タイトルも、特定の世代を応援しているような感じで、とても心強いし(笑) 今後の一層の活躍に期待するものである。



Spirit Of Love/Con Funk Shun

まだまだ続くディスコ・ブーム(笑) 

コン・ファンク・シャンの事は、名前は知ってたけど、聴くのは初めて。70年代から80年代にかけて活躍してたそうな。正に、ディスコ黄金時代(笑) いわゆる有名曲やヒット曲が少ないので、アルバム自体地味な印象だけど、よくよく聴くと、それぞれの曲は実に良い出来である。適度にファンキーでメロウでダンサブルで、とても聴きやすい。ディスコとは違うのかもしれないけど。良い意味でB級の香りがするのが、とにかくいいと思う。

この時代、売れる売れないは関係なく、こういったファンキーでメロウなバンドが結構多かった記憶があり(LTDとかブラス・コンストラクションとか)、今改めて聴いてみたいと思ったりしている。と、まるで過去のバンドみたいな書き方だが、実は、このコン・ファンク・シャン、解散してた時期もあったらしいけど、まだ現役で、今年ビルボード・ライブで来日公演も行なったらしい。凄いなぁ。

ディスコって、意外と奥が深い(爆)



Jeff Beck With The Jan Hammer Group Live

お次はジェフ・ベックである。1977年に出たライブ盤だ。前年の『ワイヤード』でトップ・ギタリストの称号を欲しいままにしていた時期のライブ盤であり、悪かろうはずがない。実際、この頃、FMでよくかかってて僕もよく聴いてた。ジャケットも含め、ほんと懐かしいアルバムだ。そんなアルバムが、1000円(税別)で再発されたら、買わない訳にはいかないでしょう(笑) という訳で買った。手に取ってみると、やっぱり懐かしさ全開(笑)

『ワイヤード』のリリース後にヤン・ハマー・グループに帯同する形で、ジェフ・ベックのツアーが行われ、その模様を収録したのが本ライブ盤な訳だが、ベック本人は望まぬリリースだったらしいけど、内容は実に素晴らしい。実際のツアーでの演奏曲目は分からないけど、このライブ盤に収録されたのは、7曲中4曲がベックのお馴染みの曲で、今にして思うと、『ワイヤード』からは1曲しか収録されてないのは意外だったけど、その1曲がヤン・ハマーによる「蒼き風」で、当時人気曲であったし、途中で「トレイン・ケプト・ア・ローリン」が挿入されるのも実にカッコ良くて、一番印象に残っている。あとは『ブロウ・バイ・ブロウ』からの曲だが、冒頭の「フリーウェイ・ジャム」は、当時はよく知らなくて、ステージ上での即興演奏と思ってた^^; 『ブロウ・バイ・ブロウ』収録曲と知ったのは、その一年くらい後である(笑) ギターとキーボードでクラクションみたいな音を出して掛け合いをするのが面白くて、周囲にもマネしてるのがいた(笑) 「シーズ・ア・ウーマン」「スキャッターブレイン」の2曲もスタジオ盤と比べても遜色ない出来映えで、ベックの絶好調ぶりと、ヤン・ハマー・グループとの相性の良さが窺える。この頃のベックは良かったな^^

ご存知の通り、ベックは今でも精力的な活動を続けていて、ひたすら前進し続ける姿勢には、ほんと頭が下がる。正に、生きるレジェンドだ。そして、そのスタイルは昔とちっとも変わっていないという事が、このライブ盤を聴くとよく分かる。40年経っても全くブレていないのだ。ほんとベックって凄い。これからも、可能な限りギターを弾き続けて欲しいものだ。

最後に余談だが、最近、自分がピロリ菌を保持している事が判明した。つーか、以前の健康診断でも指摘されていたのだが、見落としていたのだ(笑) ご存知の通り、ピロリ菌がいると、胃癌になるリスクが高いというので、近所の病院に電話したら、血液検査の結果だけでなく、胃カメラ検査の結果と所見がないと、ピロリ菌の除菌は出来ないとのこと。急いで処理したかったけど残念。つーか、今まで放っておいたのであるから、少々除菌が遅れても大した影響はないのでは、と言われてしまった(笑) ま、気長に待つか。ちなみに、特定の世代はほとんどピロリ菌を保持しているそうで、それは小さい頃井戸水を飲んでいたからだそうだ。う~む、うちは水道と思ってたけど、もしかして、単に地下水を汲み上げただけだったのかも(笑)

ま、そんな訳で、特定の世代、頑張りましょう(爆)
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