日々の覚書

MFCオーナーのブログ

解体ショー

2011年11月26日 10時32分56秒 | 与太話

冬と言えば、やっぱり蟹である。日本海の蟹なら尚よろしい(笑) という訳で、ついこないだ蟹を頂いた。

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ずわい蟹のメス、いわゆるせいこ蟹である。関西ではせこ蟹と呼ばれている。越前で獲れた純然たるせいこ蟹である。決して、ロシア産やカナダ産ではない。このタグが証拠である。

オスのずわい蟹と比べると一回り程小ぶりだが、身がつまっていて“海の宝石箱”と言われているらしい。

越前、という刻印が分かるかな? 裏には水揚げされた漁港名が刻印されている。

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という訳で、早速解体に取りかかった。まずは、ひっくり返して腹の部分をはずす。

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さらに足をはずす。

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さらに口もはすず。

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そして、足も折る。

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ここまで解体すれば、もう食べられる。詳しい解体の方法はこちらで(笑)

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殻の中に見える赤い部分は内子といって、大変に美味い。こりゃ日本酒が欲しいな、というので買いに走った(笑)

そして、妻が作ってくれたのがこれ。

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せいこ蟹丼、別名を開高丼。作家の故開高健が好んで食べたことから、この名がついたらしい。非常に美味い。ペロリと一杯食べてしまった。

せいこ蟹は漁期が短く、毎年11月から1月までしか獲れない。しかも、あれこれ厳しい漁獲制限が設けられている。つまり、大変貴重なのである。そんな貴重な物を腹一杯食べられて幸せだなぁ、という事をしみしみ感じた夜だった(笑)

コメント
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