長年住み慣れた場所を離れるのは、やはり寂しいものだ。
明日には自分がここにいないなんて、信じられない。
いやいやそれにしても、快挙である。野球日本代表チームWBC優勝。連覇である。あれこれ問題のある大会であり、真の国際大会と呼べる大会でもないのかもしれないが、それでも優勝したのである。世界一なんである。これはやっぱり凄い。野球発祥の国アメリカ、世界ランキング一位のキューバ、そして北京オリンピック金メダルの韓国を撃破しての、十分に価値のある優勝である。我々は、我が国の野球をもっと誇りに思うべきだ。
日本の野球はベースボールとは似て非なる物で、メジャーの野球に比べるとつまらない、とはメジャー通を自認する人はよく言う。サッカーでもそうだけど、日本より海外の方がレベルが高い、と日本のスポーツを卑下する人は多いけど、日本の野球は世界にも通用する、というのはWBC2連覇で証明された。安定した投手力を背景に、守りを固め、シングルヒットを連ねてコツコツと点を取るスタイル、これこそ日本が世界に対抗する野球である。今回だって、負けた試合でも、ピッチャーが打ち込まれたのはあまりなかったし、勝った試合では、ランナーが出たらバントで送り、きっちりと帰す、というパターンが確立していた。そりゃ、ホームランが乱れ飛ぶ打撃戦も華やかでいいけど、短期決戦では打力をあてにしてはいけない、というのは勝負の鉄則である。それで日本は優勝した。文句あるか。
という訳で、次回は3連覇の期待がかかる。かなりキツいプレッシャーだけど、4年後も頑張って下さい。
前置きが長くなった(笑)
近頃、実はホクホクしてるのである(は?)。WBCで日本が優勝したというのだけではない(笑)。こういうのを、こういう場所で書いていいのかどうか不明だが、実は近々まとまった現金を手にする事になったのだ。それでホクホクしてるのである(笑)
それは何かというと、株である。なんと、MFCオーナーもFXで儲けていたのか、と勘ぐる人もいるかもしれないが、FXではない。自社株である。僕は、社内の持ち株制度により自社株をかなり昔から購入しているのだが、この度その配当が受けられることになったのだ。ホクホク(笑)
自社株を持つようになった経緯を説明すると、かつてのバブル期に、うちの親会社は関連会社の中でも業績が良かった我が社の株を公開して、一儲けしようと考えた。その時持ち株制度を作り、社員にも株を持たせようとしたのである。フツーこういうケースでは、社員は通常より安く買えるのだが、公開前だからという理由かどうか知らんが、実際にはかなり高かった。が、公開すればすぐこの倍の価格になるから、という甘言に乗せられ、欲の皮が突っ張った社員たちは(笑)争って持ち株会に入会したのである。
しかし、バブル崩壊と前後して、我が社の株式公開計画は白紙となった。それに伴い、持ち株会も脱退する者が増えてくる。株式公開しないのなら持ってても仕方ない、というのもあるが、毎月給料から天引きされる株式購入資金が負担になった為でもある。こういう場合、脱退者には元金を返還する訳だが、あまりにも脱退者が多い為、持ち株会の資金が底をついてしまう、という事態に発展した。それまでに集めていた株式購入資金は親会社に吸い上げられ、持ち株会が自由に出来る金はほとんどなかった、という話もあった。で、ほとんど取り付け騒ぎみたいな雰囲気になってきたので、会社より持ち株会を脱退しないでくれ、とほとんど懇願される事態にもなり、仕方ないので、僕は持ち株会を辞めずに今に至った、という訳である。
そうこうしているうちに、2年前親会社は他の会社と合併し、○○ホールディングスという新会社が誕生した。で、なんと、今年になってから、グループ会社のうち何社かに、○○ホールディングスに上納金を納めろ、というお達しがあったのである。で、うちは株式の配当金という形で上納金を納める事にしたのだが、そこで株を所有する社員にも、配当金が支払われることになった。つまり、僕も配当金が受け取れるのだ。ホクホク(笑)
その配当だが、一株?円という話だ。僕は、持ち株会に登録してから約18年になり、年100株程株を購入していたので、現在保有している株は1800以上という事になる。?円×1800株、これはデカいぞ(爆)一夜にして大金持ちである(爆爆)
色々あったけど、持ち株会辞めないで良かったね、という所だが、何も考えず、何も知らず、ただ毎月少しづつ株を購入していただけであるので、決して戦略的勝利ではない(笑)。正に“棚からぼた餅”である。ま、正直者には必ず福があるものだ、ってとこでしょうかね(爆)
という訳ですので、僕にスリスリするのは今のうちですよ(爆)もちろん、この配当金の件が本当であれば、の話だけど(爆×3)
先の週末は3連休だった。しかも、金・土・日と続く黄金の週末である(ちと意味不明)。しかし、連休の常でアッという間に終わってしまった...
それにしても、自分にとって、その黄金の3連休は何だったんだろう、なんて思ったりもする。いい連休ではあったけど...
連休1日目の金曜日。目が覚めたら10時半! そんなに疲れてるのか?>自分。それとも、単なる怠け者か。で、布団から這い出して、ネットニュースを確認すると、WBC二次ラウンド1組の決勝戦、日本vs韓国が行なわれていたので、つい最後まで見てしまった。韓国はなんとなくやる気なさそうだったけど、勝てて良かったな。これでWBCの対韓国戦は2勝2敗。
いきなり話が飛ぶが、今日WBC準決勝で、日本はアメリカを破り、2大会連続決勝進出を決めた。実に喜ばしいのだが、決勝の相手はまた韓国。これで5度目の対戦である。このルール、次回からは撤廃して欲しい。WBCどころか、これじゃ単なる日韓戦ではないか。
そして夕方になり、家を出る。夜エイプリル・フールズのスタジオ練習があるからだが、その前に美容院に寄る。カットして貰う為だ。そう、いつの間にか、僕は床屋ではなく、美容院でカットして貰うになっていたのである(笑)
しかし、美容院という場所は、やはり自分にとって異世界だな、と思う。まず、店内には客・従業員問わず女性が多い。半分以上は女性では?(至極当たり前のことだが...) 高校の吹奏楽部以来、女より男の比率の方が高い世界で生きてきた僕にとっては、女性の比率が高い世界は、やはり異世界なのである(笑)。やや緊張する(笑)。男もいるが、皆なんとなくスマートだ。女性の中にいるからか?(笑) 野球選手に例えるなら、松井秀喜よりイチローみたいな感じ。これも異世界(笑)。
受付して、「ここでお待ち下さい」というので座って待っていると、ヒマつぶしにどうぞ、というつもりなのか、雑誌を何冊か置いていく。が、ヘアーカタログやファッション誌ばかりなので、手に取って見る気にもならず、ボーッとするしかない。美容院には、決して『ゴルゴ13』は置いてないのだ(笑)
美容院を出ると、練習まで時間があるので、タワーに寄って近頃マイ・ブームのキャメルのCDを買う(こちら参照)。そして、その後軽くビールをひっかけてから(笑)、スタジオへ。
ライブも迫ったこの時期に、2時間ではやや足りない。アッという間に終わってしまった。あと一回練習がある予定だが、大丈夫か? 多分、大丈夫だろうけど(笑)。そんな訳で、エイプリル・フールズは4月4日にライブやります。詳細はこちらを。どうぞ、よろしく!
連休2日目の土曜日。この日も夜練習がある。今度は、翌日にライブを控えた大太犬だ。諸事情により、急遽ライブを決めて、新曲もいきなり4曲も増やした為、かなり詰め込み気味の練習が続いているが、それもまた楽し(笑)
この日、午前中風呂掃除をした。久々である。無精者なので、あまりマメに掃除をしてないのだ。なので、僕の部屋は汚い。どれくらい汚いか、というと、そうだねぇ~“百年の恋も冷めるくらい”と言えば、その汚さが分かって頂けるかと(爆)
夜の大太犬の練習は、やっただけの成果は残して終わった。心配なのは、自分のボーカルだけだ(笑)。しかし、翌日曜日の予報は雨だという。お客さん来てくれるか、凄く心配になりながら、眠りにつく。
いよいよ連休3日目の日曜日。大太犬ライブ本番の日だ。この日の昼食に、ゲン担ぎでカツ丼を食べたオレって、一体何?(爆)
しかし、笑えぬアクシデントが(笑)。昼食の為、とある店に入った瞬間、背中に痛みが走った。時々ある、背中の痛みがいきなり襲ってきたのである。参った。痛さと、今日ライブこなせるのか、という不安でカツ丼の味も分からん(爆)。ま、とにかく、湿布をせねば、と近くの薬局でモーラステープを買い、スタジオに着いてから、やっさんに頼んで背中に貼って貰った。一体、何やってんだか(爆)
と、湿布をしたら、気のせいか痛みも引き、大太犬の直前練習の後、BBAへ。対バンの3Pの皆さんと顔合わせして、音出しして、サウンドチェックして、いざ本番。
まぁ、なんとか、本番は無事終わりました。ご来場下さった皆さん、ありがとうございました。
今回も、やはりミスがあった。聴いてる皆さんやバンドメンバーが気づかなかったのも含めて、ミスのほとんどを、自分が歌う曲で犯してしまった。楽器をやりながら歌を歌うことの難しさをつぐつく感じる。どこか、集中力が散漫になるのだ。歌に気を遣うと、演奏でミスし、演奏に気を取られると、歌を間違う。まだまだ未熟だ。これを解消するには、結局練習するしかない。そう、大太犬はひたすらスタジオに入って練習する事を宿命づけられたバンドなのだ(なんのこっちゃ)。
あ、いちお、ここでセットリストを発表させて頂きます。
天ぷら食べるな
Finger
踊るインド人
Black Cat Moan
Let Me Out
夕暮れの消防士
De Do Do Do De Da Da Da
一触即発
Drive Me Nuts
Superstition
それぞれの曲についての解説等は、いずれこちらで(笑)
という訳で、3連休は終わったのであった。有意義だったような、そうでなかったような、ちょっと悲しくもある、不思議な3連休だったな(笑)
どうでもいいと言えば、どうでもいい話だけど、公明党の幹事長やってる北側一雄という人、本名なのだろうか? 父親も政治家で、同じ苗字なので、やはり本名なんだろうな。なんか、名前だけでその政治的スタンスが分かってしまうような感じ(笑)。言っちゃなんだが、あまり日本の為に働きそうもない名前だ。プロフィール等を見て、余計そう思った。
と、いきなり関係ないネタで始めてしまったが(笑)、先日ここでも告知した「プログレ普及会第二回総決起集会」が、去る3月14日に、京都は丸太町の陰陽で開催された。その時も書いた通り、今回のお題はリック・ライト追悼という事でピンク・フロイド、目玉は『狂気』全曲演奏である。
という訳で、恒例のセットリストである。
In The Flesh-イン・ザ・フレッシュ
Speak To Me~Breathe In The Air-スピーク・トゥー・ミー~生命の息吹き
On The Run-走り回って
Time-タイム
The Great Gig In The Sky-虚空のスキャット
Summer '68-サマー’68
Shine On You Crazy Diamond-クレイジー・ダイアモンド
Wish You Were Here-あなたがここにいてほしい
Money-マネー
Us And Them-アス・アンド・ゼム
Any Colour You Like-望みの色を
Brain Damage-狂人は心に
Eclipse-狂気日食
See Emily Play-エミリーはプレイガール
Comfortably Numb-コンフォタブリー・ナム
Pigs(Three Different Ones)-ピッグ(3種類のタイプ)
Rhayader~Rhayader Goes To Town-醜い画家ラヤダー~ラヤダー街へ行く
やっぱり、プログレつーかフロイドは邦題抜きでは語れない(笑)。このセットリストを見て、洋楽しりとりを思い出した人も多かろうね(爆)
そういえば、「Shine On You Crazy Diamond」の邦題は、当初「狂ったダイアモンド」だった。いつの間にか「クレイジー・ダイアモンド」になっていたが、「21世紀の精神異常者」という邦題が使われなくなったのと、同様の理由によるものなのだろうか? でも『狂気』はOKなんだよな。
と、話が逸れたが(笑)、『狂気』完全再現(?)なかなかのものだったのでは、と思う。演奏でカバー出来ない部分は、ちゃんとSEも使ったし。「スピーク・トゥー・ミー」とか「タイム」や「マネー」の冒頭とか。オープニングの「スピーク・トゥー・ミー」から「生命の息吹き」への流れは鳥肌もんでしたよ^^ 「走り回って」はシンセのシーケンスとSEで再現。よたろう皇帝殿、ご苦労さまです^^ 「タイム」の冒頭の目覚まし時計のSEに続く長いイントロは、最初レコードと同じシーケンスを流す事になってたけど、実際にはそれに演奏を合わせるのは難しいので、本番ではドラムのカウントで始めるようにしたけど、ライブ感を高める結果となって、かえって良かったと思う。さめさん、ナイスアイデアでした^^ そして、いわば『狂気』のハイライトとも言える「虚空のスキャット」、誰がスキャットやるの?と興味津々の人もいたけど(笑)、担当したのはBrendaさん。スキャットというより絶叫みたいな歌だけど、お見事でした^^
『狂気』A面が終わると、その他のフロイドの曲が続く。「クレイジー・ダイアモンド」として演奏されたのは、『炎』のA面のパートです、念のため(笑)。この曲でリードギターを弾いたのはKeithさんだったけど、これまたお見事でした^^ 自他共に認めるストーンズ・フリークのKeithさんだが、実はフロイドもお好きなんだそうな。
そしていよいよセションは『狂気』B面へ。ついに僕の出番である(笑)。「マネー」の7拍子は、かなり適当に誤魔化してしまってすいません(爆)。それに続く4曲は、技術レベル云々より、とにかく演奏しているうちに、雰囲気に同化してしまうような感覚が、実に心地良かった。ただ、この4曲は流れを断ち切らないようにと、レコードと同じく続けて演奏されたのだが、やっぱり違う曲を繋げてる訳で、曲が変わるとテンポも変わるので、やりにくいと言えばやりにくかった。メドレーって構成じゃないしね。「狂人は心に」から「狂気日食」に移る時が、一番神経遣ったかな。今回やってみて気づいたけど、「狂気日食」って3拍子だもんね(笑)
感動のうちに『狂気』が終わると、再びフロイドの曲が続く。「ピッグ」を生で聴くのは初めて。そしてラスト、セットリストを見て「フロイド・セッションのはずなのに、何故ここにキャメルが?」と思われた人も多いと思うが、最後に一曲キャメルの曲が演奏されたのである。「プログレ普及会」の企画が持ち上がった時から、キャメルは演奏候補に挙がっていたが、ついに実現した訳だ。
この「醜い画家ラヤダー」と「ラヤダー街へ行く」は、僕がドラムを叩いたのだが、実は知らない曲だった。本番の前週のリハの時も、構成(というかフレーズ)を完全に忘れてしまい、パニックに陥ったりしてたくらい(恥)。しかし、実は『狂気』以上に楽しみにしていたのが、この曲のセッションだったのも事実。なんというか、聴いてたら結構気に入ってしまったのだね(笑)。特に「醜い画家ラヤダー」は、フルートによるエキゾチックなメロディがたまらない。30年近く前、リー・オスカーの「約束の地」という曲が、アパレルか何かのテレビCMに使われた事があったが、それにも通じるイメージがある。「ラヤダー街へ行く」も実にカッコいい曲だ。アルバム『スノー・グース(白雁)』も買ってしまいました(笑)。オールインストとは知らなかったけど^^;
いやはや、キャメルっていいっすねぇ。今さらだけど(爆)。同じプログレといっても、抒情派に分類されるタイプのようだけど、確かにテクニックや構成より、流麗なメロディと、それを滑らかに奏でるギターやキーボードが印象的なバンドだ。でも、結構難しい事もやってる。フュージョン的要素も取り込んだりしてるし、なかなか侮れないバンドだ。派手さに欠けるというか、ハッタリをきかせてる風ではないので、イエスやクリムゾン、ジェネシスといったバンドに比べると、インバクトが弱いのだろう。しかしどうして、聴けば聴くほど深いバンドである。
と、フロイド・セッションなのに、キャメルの話で締めるのもどうかと思うけど(笑)、演奏してる方も聴いてる方も、なかなかに楽しんだセッションではなかっただろうか。第一回総決起集会の時と比べると、参加者が少なかったのが残念だが、お題がフロイドだし、仕方ない所か(意味不明)。
ま、とにかく、主催のよたろう皇帝殿、、そして参加した皆さん、観戦して下さった皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。第三回はいつかな?(笑)
余談だが、会場となった陰陽の女子従業員が、あまり感じ良くなくて、なんじゃこいつ、なんて思って見てたのだが、翌日忘れ物を取りに陰陽へ行った忍者さんによると、その時はニコニコとして実に愛想良かったらしい。プログレ普及会の日は、ただ単に機嫌悪かっただけなのか? それとも、愛想悪くさせる要因がプログレ普及会にあったのか? ま、どうでもいいけど(笑)
暖かくなってきて、もうコートはいらないなぁ、なんて陽気だった今日、仕事帰りに、某所の立ち呑み屋で一杯やってたと思ってくれ(笑)
その店のカウンターの端っこで、知らないオッサンが何やら喋っている。なんとなく、耳を傾けてみると、
「桃栗3年柿8年、この後に続く言葉があるはずやねんけど、思い出されへんのや。誰か知らんか?」
言われてみれば気になる(笑)。確かにあった。誰か、ご存知の人がいらしたら、是非コメント下さい(笑)
どうでもいい事だが、この立ち呑み屋の向かいにスパゲッティ専門店があって、長蛇の列ができていた。看板を見ると、店名の横に「渋谷スペイン坂」と書いてある。なんでイタリアンなのにスペイン坂やねん。
と、さすが大阪、ツッコミ所満載なのだった(爆)