霧に覆われた遠野盆地、しかし霧が消えると見事な秋空が広がり、まさに秋晴れの一日。
さて、前夜、遠野高校に通う長男が、ボソッと「明日ウサギ狩だ」と言う。
むむ・・・ちびまるこちゃんの親友、たまちゃんのお父さんではないが、すぐさま反応してしまい・・・「何処で、何時から・・・俺もついでいくぞ・・・」と口に出してしまった・・・。
息子はホント来るのかよ~・・・とケゲンそうな顔付きながらも、おおよその時間を教えてくれた・・・。
場所は、物見山ではなく蕨峠、こちらは歴史探訪なんかで時折赴いた経緯があったので、だいたいの場所は予想がついておりました。
物見山
その前に・・・
遠野高校に通っていた高校時代、伝統行事「うさぎ狩」は物見山で行われていた。
物見山マイクロウェーブ下の丘陵地で、当時は木々がほとんどなくて、草地と丈の短い木々があるだけの場所でした。
また、うさぎ狩は隔年で行われ、小生は1年生の時と3年生の時、2度経験しております。
学校から鍋倉山の裏を通って徒歩で物見山へ・・・1年生の時の記憶は確かではないが、1年生は勢子役で丘陵下部に一列に並び、下から上へウサギを追いやる役目、2年生や女子生徒は左右に展開し、3年生が上部で待ち受ける。
テニスやバレーボールでのネットを広げて待ち受ける、びっくりしたのは弓道部の先輩方が弓を構えていたこと・・・パフォーマンスかとは思いますが、それでもうさぎはホントに飛び出るかもしれないと思ったりもした。
しかし、うさぎの登場はなかった。
3年生の時
今度は上級生であり、上部に整列して陣取る我々3年生・・・。
しかし、考えてみればわかることながら、遠足気分で1千人を超える生徒、教員が山へ出かける、静かにしろ・・と注意されてもそうは簡単に統制がとれるものではない、ウサギはこれらを察知してその場に居る筈もない・・・なんて思ったりもしたが、何故か、この年はウサギが捕れた・・・・確かに捕れたはず・・・下部から追い立てられたウサギが上部で待つ生徒の懐だったか?脇の下にスポッと入ったところを確かに見た、茶色の毛、飛び跳ねながら小生の前方から方向変換して走り去ったウサギ1羽・・・やはり確かである。
このウサギのその後は知らない・・・噂では生物の先生の解剖の餌食になった後、教員だけで食べたとか?また可哀想なので放逐したとか・・・色々とあったようですが、仔細は不明であーる。
昼時間にはジンギスカンが振る舞われ手弁当と共に美味しくいただいた記憶、そして3年生は各クラス毎に卒業アルバム用の記念撮影をしたこと、これははっきりと覚えております。
洋楽なら・・・ビージーズやABBAが流行った頃、邦楽ならピンクレディが最盛期の頃の話である。
さてさて前置きが長くなりましたが・・・・
うさぎ狩御一行は、蕨峠入口、小友土室と上郷来内に通じるT字路付近でバスから下車、そのまま峠方面に真っ直ぐ向って徒歩で移動しておりました。
時間を置いて小生は車で途中まで至り、さらに少し間を置いて徒歩でこちらも現地へ向かいました。
途中、要所、要所には・・・・
うさぎ狩という行事ながらも、ピクニック、遠足気分が大方であろうとは思いますが、それでもパフォーマンスとはいえ、少し真面目な面もあって、これがまた楽しそうでもある・・・笑
現場に到着・・・現着
陣構えの最中・・・配列中
配列完了・・・
教員の誰かが言ってましたが関ヶ原の戦いみたいだっ、軍勢の采配を執るといった錯覚に陥る雰囲気はよく小生もわかります・・・笑
最上部のネット部隊も準備完了
いよいよ・・・幕が立てられると・・・。
吹奏楽部により突撃の吹奏・・・・
包囲の輪を縮める如く・・・・しかし、野うさぎは姿をみせず・・・。
と・・・そこへ・・・・汗
ネズミかウサギかはわかりませんが、4羽登場・・・随分と大きいウサギがいたもんだっ・・・・笑・・・。
で・・・ついに捕獲・・。
決して遠野の野山に野兎が居なくなったわけではない、此処蕨峠にだって、居る筈だけど、そうは簡単に出てくるものでもないし、また捕まるといったことは、極めて難しいだろう・・・。
かつて我々がウサギ狩を行った物見山は木々が生い茂り、ウサギ狩に適した場所が確保できないということから、蕨峠のとある場所に場所移動したのだろう、またウサギも本気で捕まえようなんて思うこともないのであろう・・・着ぐるみを登場させて皆で大いに楽しむ・・・これで良いと思います。
いずれ90年の長きにわたり続けられている伝統行事「ウサギ狩」・・・形や場所は変っておりますが、それでも何処か懐かしい場面もあり、なんとか今後も続けていただきたいと思いました。
遠野高校の生徒、教員の皆様、ご苦労さまでした。
終わった後は山野でジンギスカンですかね・・・涎
ほんの一部ですが、大きめの画像は分家ブログ「遠野発信・MAYAKUSYAず!」にて掲載しております。
こちら
民法テレビ局の撮影クルーも来ておりましたよ。
さて、前夜、遠野高校に通う長男が、ボソッと「明日ウサギ狩だ」と言う。
むむ・・・ちびまるこちゃんの親友、たまちゃんのお父さんではないが、すぐさま反応してしまい・・・「何処で、何時から・・・俺もついでいくぞ・・・」と口に出してしまった・・・。
息子はホント来るのかよ~・・・とケゲンそうな顔付きながらも、おおよその時間を教えてくれた・・・。
場所は、物見山ではなく蕨峠、こちらは歴史探訪なんかで時折赴いた経緯があったので、だいたいの場所は予想がついておりました。
物見山
その前に・・・
遠野高校に通っていた高校時代、伝統行事「うさぎ狩」は物見山で行われていた。
物見山マイクロウェーブ下の丘陵地で、当時は木々がほとんどなくて、草地と丈の短い木々があるだけの場所でした。
また、うさぎ狩は隔年で行われ、小生は1年生の時と3年生の時、2度経験しております。
学校から鍋倉山の裏を通って徒歩で物見山へ・・・1年生の時の記憶は確かではないが、1年生は勢子役で丘陵下部に一列に並び、下から上へウサギを追いやる役目、2年生や女子生徒は左右に展開し、3年生が上部で待ち受ける。
テニスやバレーボールでのネットを広げて待ち受ける、びっくりしたのは弓道部の先輩方が弓を構えていたこと・・・パフォーマンスかとは思いますが、それでもうさぎはホントに飛び出るかもしれないと思ったりもした。
しかし、うさぎの登場はなかった。
3年生の時
今度は上級生であり、上部に整列して陣取る我々3年生・・・。
しかし、考えてみればわかることながら、遠足気分で1千人を超える生徒、教員が山へ出かける、静かにしろ・・と注意されてもそうは簡単に統制がとれるものではない、ウサギはこれらを察知してその場に居る筈もない・・・なんて思ったりもしたが、何故か、この年はウサギが捕れた・・・・確かに捕れたはず・・・下部から追い立てられたウサギが上部で待つ生徒の懐だったか?脇の下にスポッと入ったところを確かに見た、茶色の毛、飛び跳ねながら小生の前方から方向変換して走り去ったウサギ1羽・・・やはり確かである。
このウサギのその後は知らない・・・噂では生物の先生の解剖の餌食になった後、教員だけで食べたとか?また可哀想なので放逐したとか・・・色々とあったようですが、仔細は不明であーる。
昼時間にはジンギスカンが振る舞われ手弁当と共に美味しくいただいた記憶、そして3年生は各クラス毎に卒業アルバム用の記念撮影をしたこと、これははっきりと覚えております。
洋楽なら・・・ビージーズやABBAが流行った頃、邦楽ならピンクレディが最盛期の頃の話である。
さてさて前置きが長くなりましたが・・・・
うさぎ狩御一行は、蕨峠入口、小友土室と上郷来内に通じるT字路付近でバスから下車、そのまま峠方面に真っ直ぐ向って徒歩で移動しておりました。
時間を置いて小生は車で途中まで至り、さらに少し間を置いて徒歩でこちらも現地へ向かいました。
途中、要所、要所には・・・・
うさぎ狩という行事ながらも、ピクニック、遠足気分が大方であろうとは思いますが、それでもパフォーマンスとはいえ、少し真面目な面もあって、これがまた楽しそうでもある・・・笑
現場に到着・・・現着
陣構えの最中・・・配列中
配列完了・・・
教員の誰かが言ってましたが関ヶ原の戦いみたいだっ、軍勢の采配を執るといった錯覚に陥る雰囲気はよく小生もわかります・・・笑
最上部のネット部隊も準備完了
いよいよ・・・幕が立てられると・・・。
吹奏楽部により突撃の吹奏・・・・
包囲の輪を縮める如く・・・・しかし、野うさぎは姿をみせず・・・。
と・・・そこへ・・・・汗
ネズミかウサギかはわかりませんが、4羽登場・・・随分と大きいウサギがいたもんだっ・・・・笑・・・。
で・・・ついに捕獲・・。
決して遠野の野山に野兎が居なくなったわけではない、此処蕨峠にだって、居る筈だけど、そうは簡単に出てくるものでもないし、また捕まるといったことは、極めて難しいだろう・・・。
かつて我々がウサギ狩を行った物見山は木々が生い茂り、ウサギ狩に適した場所が確保できないということから、蕨峠のとある場所に場所移動したのだろう、またウサギも本気で捕まえようなんて思うこともないのであろう・・・着ぐるみを登場させて皆で大いに楽しむ・・・これで良いと思います。
いずれ90年の長きにわたり続けられている伝統行事「ウサギ狩」・・・形や場所は変っておりますが、それでも何処か懐かしい場面もあり、なんとか今後も続けていただきたいと思いました。
遠野高校の生徒、教員の皆様、ご苦労さまでした。
終わった後は山野でジンギスカンですかね・・・涎
ほんの一部ですが、大きめの画像は分家ブログ「遠野発信・MAYAKUSYAず!」にて掲載しております。
こちら
民法テレビ局の撮影クルーも来ておりましたよ。