良いお天気の土曜日、遠野地方は田植えが急ピッチで進められ、田園には機械の音、家族総出で田植えに勤しむ光景が随所でみられました。
また、農家で子供がおられる家庭では田植えも一休みといったところで、小、中学校は運動会シーズン、良いお天気の下、こちらも市内各地の小学校等は子供達の歓声とスピーカーからこぼれるアナウンスが聞こえました。
小生はというと、子供達は既に大きくなり、学校の運動会に関わるということはなくなってますし、農家も辞めておりますので、田植え作業も無し、天気に誘われて近場の風景を撮影に昼前にひとり出掛けたに過ぎません・・・。
附馬牛町東禅寺
沢の口方面
桑原方面
模様替えしたバス停・・・坂の下バス停(附馬牛町東禅寺)
やはり、遠野といえば茅葺屋根の風景が一番かな?
こちらは、元祖、茅葺屋根の風景
山口の水車小屋(土淵町山口)
今や茅葺屋根では青笹町中沢の「中村のお堂(荒神様)」が有名となりましたが、それ以前は山口の水車小屋が遠野を代表するイメージスポットだったと思います。
もちろんも現在もそのイメージは健在でもあります。
また、土淵町山口地区は、遠野物語の主要な場所であり、遠野物語生みの親、「佐々木鏡石(佐々木喜善)」の出身地区でもある。
折しも遠野は今、遠野物語発刊百周年の記念すべき年を迎えており、6月13日にメインイベントが開催予定となっております。
観光地化された感のある遠野ではありますが、その原点は遠野物語であり、遠野物語が世に出ていなければ、ただの田舎町で、今ほど賑わいのある遠野ではなかった可能性が高い・・・と私は思います。
遠野物語様々、柳田先生様々であろう・・・とは思いますが、現在の遠野には未だに昔ながらの風景が残されている場所もあり、ちょっと前の懐かしい光景を目にする場面もあると思います。
遠野物語
遠野物語は少し難解という声も少なからずありますが、画像中央の水木しげる先生の漫画などは最初の段階ではかなり分かりやすいと思います。
そういえば某国営放送での連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」5/22放映分で、貸本屋の常連、工員の太一青年は、岩手の出身で、しかも遠野の出身という設定だったようです・・・驚・・・なんかうれしいような・・・?
いすれ遠野物語を読んで遠野へ行こう・・・笑・・・読まなくても遠野へ行こう・・・節目の遠野、是非にご堪能ください。
なんか宣伝になってしまいました・・・遠野物語発刊百周年イベント関連は検索サイトで「遠野物語百周年」のキーワードでヒットいたしますので、ご参照ください。