「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

朝焼け雲海

2010-10-03 16:45:28 | 遠野

 くっきり雲海が出た翌日ですが、本日は天気も崩れ傾向とのことで早朝の雲海は望み薄かな?と夢見ながら寝ておりましたが、午前3時半過ぎに気になって眼が覚めてしまいカーテン越しに外を見ますと、遠野の街明かりは、ぼんやり見えるものの、霧が発生している雰囲気。

 高清水に行こうか否か?とりあえずPCの電源を入れて、ブログのコメント返し・・・。

 そうこうしているうちに4時も回って迷いに迷って、折角起きたのだからとソソクサと準備して4時半過ぎに自宅を出発、外に出てみると濃霧が発生しており、街明かりも確認できないほどで、雲海出現の期待度大、これは昨日に続いて二番煎じながらも久しぶりに秋の雲海堪能かと勇んで出かけた次第でした。

 

 午前5時少し前に高清水到着、予想通りに完全な雲海が出現している。

 なのに・・・先行者もなく高清水は自分独り・・・・でした・・・

 

 

 本日(2010年10月3日(SUN))AM5時頃の雲海

 遠野盆地にビッシリ張り付いている完全雲海・・・。

 ただ、六角牛山をはじめとしての正面(東側)の山々は厚く黒い雲に覆われてその姿は見えない・・・。

 

 

 この調子だと、ご来光は無理かな?と思いながらも東の空は、みるみる間に赤く染まり出す・・・。

 山々を覆う黒雲の上に毒々しいといいますか、満にらラーメンのスープみたいな色合いに染まっていく・・・汗・・・笑

 

 間もなく、ご来光の時刻か?・・・小生はフェンス下の牧草地に移動して、その時を待っていたが、どうやらご来光は望めない雰囲気、その時、綾織側から一台の乗用車が来たようでしたが、人数は3名位か?凄くテンションが高く、ふざけ合っている雰囲気、とにかくうるさい・・・

 展望台の中で漫才でもしているのか?動画撮影でもしているのか、変なテンションでうんちくを言っている若者達、それにしてもうるさい・・・

 

 神々からの領域という意味合いで高清水からの雲海を位置付けている小生にとっては許し難い光景・・・

 世が世であれば、彼らには遠野の雲海というものは縁がなくて、知らずにいたものだろうと思ってますが、カメラマンとか極一部の通しか知らなかった雲海がこうして一般にも知れ渡ること、マスコミも含めブログの紹介等によるものも大きいと思われ、小生自身、自分で自分の首を絞めるが如く・・・みたいなことになったりもしますが、それでもこんなすばらしい場面の独り占めも悪いと思いながらと複雑な心境でもあります。

 まっ、自分も地元ブロガーや遠野通い人さん達の情報なんかでハマったクチですから、他人の事は言えませんが・・・・・・感動の言葉は別としても、悪ふざけやら大声で奇声を発することだけは止めてもらいたいですね。

 

 

 

 午前6時近く、おそらく日の出の時刻間もなくか?黒い雲の上に太陽も出ては来るだろうと思いながらも、ちょっと気分が悪くなる事案に触れたので、山を降りることに・・・・自家用車に乗りがけに飛行機雲が見えたので数枚撮って家路につく・・・。

 

 

ちょっと天気も良いとはいえませんでしたしね・・・。

でも、雲海は綺麗な雲海でした・・・。

 

 

ということで、今月は晴れた休みの早朝は雲海詣となりそうです・・・

 

 

10月3日

松崎・土淵方面

 

遠野町方面

 雲海の下は街並が広がっているとは、想像し難いですが、雲海スポットが比較的近くに存在するという珍しい立地、そして何よりも雲海が市民生活の場に頻繁に出現するという素晴らしい環境の遠野でもあります。

コメント (20)
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