「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

中高はバス通学だった

2013-02-12 19:23:20 | 思いで

 画像は全て2/11撮影です。

 

厳寒の遠野、積雪もそれなりにあって街場の中学、高校に通う際は必然とバス通学となりました。

それでも、冬休みまでは積雪があっても氷点下ふた桁であっても自転車で通学していたのが松崎町駒木の生徒達でありました。(主に男子生徒)

(片道遠野中まで約6キロ、農高入口の八幡バス停約5キロ、遠野高約8キロ)

 

流石に冬休み明けの厳冬期の自転車通学は自殺行為・・・

車の前で転倒という場面は何度もあって、轢かれなかったのが不思議なくらい・・・

 

早池峰バス 松崎路線

下駒木バス停

 

吾輩の地元集落ではあるが実は主たるバス停は附馬牛路線の「福泉寺」なんです。

でも何故かこちらの松崎路線、当時は松崎周りを多く利用しておりました。

 

矢崎バス停

 

 

こういった雨風を凌ぐ待合所も健在でもあります。

 

まずは「東部バス」が遠野市内を走っておりました。

祖母や父は「とぶバス」と言っており、てっきり吾輩は「飛ぶバス」とばかり勘違いしていた時期がありました。

飛ぶように来るとか走るとかのイメージではないのですが、それでもなんとなくそんな雰囲気があったのかな?と思われます・・・(ーー;)

といっても吾輩が物心ついた頃は既に「岩手県南バス」が遠野を走っておりました。

祖母も父もバス会社の名称はどうでもよく、しばらく「とぶバス」と言ってましたから・・・(^_^;)

 

 

早池峰バス

 

日中なのでバスが稼働中ということで待機のバスが少ないですが・・・

 

少し遠野のバス事情を調べますと・・・

 

1966年(昭和41年)には東部バスは岩手県南バスの傘下となり遠野では県南バスが運行している。

 

吾輩が中学、高校の頃、特に冬期間の通学時間帯(夕方も)は満員御礼、しかもギュウギュウ詰めの状態で、附馬牛路線では既に附馬牛からの高校生等で座席は埋まってほとんど立って行くという状態、海上からは北小に通う小学生もいたのでさらに混雑という具合でした。

 

反面、松崎路線は始発が駒木でしたので下駒木でも矢崎からでも余裕で座って行ける、帰りも多少混雑しても松崎を過ぎれば駒木の生徒や住人しか乗ってないので座れるというメリットがあったので、よく松崎路線を利用したということですね。

 

 

 

駒木ですと附馬牛路線、松崎路線ともに停車という利便性がありました。

たまに家を早く出て駒木バス停まで歩いて行って乗車したりもしました。

(約500メートル)

 

 

岩手県南バスが馴染みあるバス会社でしたが、経営難?自家用車利用が増大した時代なのか、県南バス、花巻バス、中央バスの3社が合併して「岩手県交通」が発足、1976年(昭和51年)のことのようです。

 

1986年(昭和61年)岩手県交通遠野路線一部廃止により、早池峰バスがその受け皿として発足。

後に廃線となったJRバス路線を引き継ぎ現在に至る・・・。

とのこと・・・。

 

中学、高校の頃は県南バスにお世話になったことになりますし、一部県交通にも・・・

 

とにかく今は昔・・・

路線バスも大きく、あのバスが朝晩はギュウギュウ詰めの満員であったこと、今は全く想像もできない・・・(ーー;)

 

無論、遠野の在郷ではバスよりは自家用車が断然便利で日常的なので、バスを大いに利用しましょうとは、とても言えませんが、それでも時折、街場へ飲み会に出かける時とかはバスを利用しております。

市内在住の皆様も時折、バスを利用されてはいかかでしょうか?

また遠野へ帰省されたり観光に訪れた際には是非にバスもご利用願えればと思います。

 

コメント (14)
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