旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

記念の会は薔薇咲く庭とともに

2012年06月05日 10時31分24秒 | お出かけ先の庭と花

6月3日の日曜日、若いころ勤めていた会社での同期たちと、出会って30周年の記念の食事会をしました。
幹事の私の独断と偏見で、日時とレストランを選びました。
薔薇の咲く時期に合わせて、「仏レストラン ヴィラージュ片瀬山」で。
私たちに一寸した所縁のあるレストランであることも知りましたし。

今年は冬が厳しくて、バラの芽出しが遅く、当日に設定したものの、5月に気温の高い日が続き、花が一気に開いてしまったし、
何より当日は週間天気予報も前日の予報も雨でしたから、気をもんでいましたが、そこは自称☆晴れ女、見事に晴れわたり、薔薇の咲く庭を堪能することが出来ました

レストラン裏の斜面一杯に咲き誇るバラとクレマチスと宿根草etc.の競演が、素晴らしい
ローブリッターのフェンスが、可愛らしくて
ここで記念撮影



淡い柔らかい花びらの優しげなバラと色付きはじめた紫陽花のコントラストがロマンチック

斜面中断にはクレマチスのトレリス。
隣には柏葉紫陽花。バラが終わっても庭を楽しめる工夫が

友人たちとのお喋りに忙しく、薔薇の名前をチェックできない~
全体的な色のトーンを大切にしている印象の薔薇の組み合わせ。

ブルー系の色合いのクレマチスの咲く中段あたり。
このような風景を翌日見ることになるとは・・・その時は思いもよらず・・・

上段の東屋の屋根を薔薇が覆っていて、小屋の中にはレリーフが、陽を透かして浮き上がっていました
この風景は・・・湘南なのよね

友人たちに「ここを見て」と指差したのは、下草群。
ドクダミが生えているのです。 
「自然に生えてきたんじゃないの?}という友人
「そうだとしても、あえて残しているのよ~」と別の友人が一言。
分ってるね~ 花菜ガーデンでも生やしていましたのよ。
黄金葉とのコントラストも素敵でしたし、バラにつけられた陶片のタグもオリジナル。

友人たちのスナップショットも幹事の仕事。
薔薇と昔乙女がなかなか絵になってたよ~アハハ
キャーキャーと、すっかり気持ちが30年前に戻った女性たちの華やかな声が、乙女チックな花園に響き渡ってしまったのでは

個人のオープンガーデンをいくつか拝見させていただいていますが、ここは植物の組み合わせ色合わせや魅せ方が素敵
庭主の趣味にブレがないんでしょうね。
このお庭のために、何度でも足を運びたくなる、そんなガーデン・レストラン
ギリギリまでバラを切らずに残しておいていくださったマダムに感謝です

 

               

レストランは個室をお願いして、ランチメニューで。
アンティークな室内は、とても落ち着く空間です。
お喋りに興じ過ぎて、各プレートの名前をすっかり忘れました
左が前菜。右がメインの一つのお肉料理。他にカボチャのスープとお魚料理も。

デザートは3種類から選べました。
私は大好物のマンゴープリン。

友人たちはお店自慢のクレーム・ブリュレ(左)とサクランボのパイ(右)を。

このレストランのお味は、なんというか、また行きたくなるようなホンワカした美味しさなんです
オーナーやマダム、そしてシェフの雰囲気そのままなのかな、お料理もお庭も


出会いは一期一会。
一期一会が繋がって、今の縁(くされ縁
だと、この度もつくづく感じる時間でした。
一生大事にしたいと思う人々との出会いを持てた自分は幸せ者

ありがとう、みんな & これからもよろしくね