卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

婆娑羅温泉(廃業)

2013-12-30 00:52:38 | 温泉(青森市)
2013年に(2012年後半頃からも含めて)廃業・休業した青森県内の温泉一覧。
「嶽温泉高原の宿山楽」「湯段温泉長兵衛旅館」「板柳温泉旅館」「空の平温泉」「民宿温泉葵荘」「大鰐温泉羽黒湯」「花岡荘」「あづま湯」「浅虫温泉南部屋」「湯の川観光ホテル」「石坂温泉しゃくなげ荘」です。
「山楽」は新しい買い手が決まって来春再オープン予定だとか。
「空の平温泉」は落雷によるポンプ故障?で休業中なのだが再開しそうな気配が無い。
「花岡荘」は老朽化の為現在建て替え中。
「浅虫温泉南部屋」は閉館し、隣の「海扇閣」と統合。
年々感じるが、新規オープンより廃業の方が遥かに多くて悲しいですね…。それにしても津軽地方が圧倒的に多い!
廃業・休業理由は各々複雑な事情があるから仕方ないが、自分は少しでもただただ名湯を紹介するのみです…。ま、どうでもよくない話。





先日こちらの「婆裟羅(ばさら)温泉」に行ってきました。



場所は浪岡の県道146号線の浪岡自動車学校の真裏にあります。

ザ・ビッグや夢屋のあるショッピングモールのある県道27号線から農道(温泉の看板あり)を直進するアクセスもあり。



こちらは宿泊も受け付けている温泉施設です。

家族風呂もあります。



こちらの婆娑羅温泉が何と来年1月5日で閉館します!!

閉館情報は東奥日報に載ってたので温泉ファンならずとも知ってるかもしれません。


意外な事に13年の歴史なんですね。
もっと営業してたような印象がありますけどね(自分の温泉歴が短いだけですが)



浴場は、深め浴槽、主浴槽、打たせ湯、水風呂、サウナといった造り。



シャワー付きカランは18ヶ所で、掛け湯専用シャワー1ヶ所あり。
カランも温泉利用しています。



お湯は黒褐色で、ほぼ無味、微モール臭、ツルツル感あり。



深め浴槽は41度の4人サイズ。

源泉掛け流しです。


主浴槽は40度の5人サイズ。

源泉掛け流しです。


打たせ湯は2つの湯口ありで、39度の寝湯としても使える。

浴槽内に別に源泉投入ありで、吸込口作動しているのでここだけ半循環だろう。


水風呂は15度の2人サイズ。

笹濁りの金気臭ありなので別源泉ですね(カランの水栓も同じく)


ちなみにサウナは90度の6人サイズ。RABラジオが流れてる。



平日の昼間でしたが客は結構いました。
ほぼ常連客っぽかったので閉館が近いからというわけではない気がします。


その常連客にマナーが悪いおっさんが二人もいて非常に残念でした。
サウナから出て汗だくになったままそのまま打たせ湯(しかも主浴槽側)で汗を流して飛び散らすオッサン。
カランがガラガラなのに浴槽脇(しかも狭い深め浴槽の前)で体を洗うオッサン。
たまに来てこういうマナー悪い人二人もいたら、再訪したくないと思う人も少なからずいるかもしれません。
施設側に落ち度がなくても客が悪い施設はたくさんありますから、それで客足が減ったのでなければいいですけど。



お湯は相変わらずの浪岡名物の黒褐色で、浪岡の他の施設と比べてもかなり濃いです(駅前温泉と同等かな?)


去年も同じ時期に行きましたが結構ぬるめになってました。

それでも浴後はポッカポカに体が温まってました。



そんなわけでとても良い温泉でした。

閉館は非常に残念でなりません!!仕方ないですが…。


建物は売りに出されるとの事で、せめて買い手が見つかるのを願っています!




オススメ度(温泉評価)・☆☆☆★(3.5)


泉質・単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温・43.2度
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・300円
備品・リターン式コインロッカー
施設・日帰り、家族風呂、宿泊、大広間

住所・青森市浪岡字林本65
電話・0172-69-1380
営業時間・7:00~22:00
定休日・無し