葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

歌声よ、おこれ

2013-12-08 19:51:40 | せいじの政治カフェ

 1945年12月8日、作家宮本百合子が「歌声よ、おこれ」を執筆した日です。

この文芸評論は満州事変以来、十五年の期間にわたって暗い戦争時代、天皇

制権力の下で惨めな状態jにおかれていた文学者や民衆に新しい文学運動・新

しい社会の建設にむけて出発を呼びかける声でした。

 

 この写真は今日付けの「しんぶん 赤旗」です。68年前の宮本百合子の思いを

今日受け継ぎ高め拡げようとする紙面です。

 

  今日は「赤旗」編集部がお休み(明日付は休刊)ですので、HPでもこの紙面は

見れません。全文掲載は無理ですので、党議員団総会での「志位委員長よびかけ」

文の「見出し」と若干の内容を書き出します。

  国民多数の声を踏みつけにした採決強行に抗議する

  今日、1万5千人もの方々が国会に駆けつけた、その声に耳を傾けることなく、こ

 れだけの国民世論――国民多数の反対、国民の圧倒的多数の慎重審議をという

 声をふみにじったことに、満身の怒りを込めて抗議する。

  「自共対決」国会を象徴する光景――国民の声を体してたたかいぬいた

  (参議院の)法案討論で賛成討論を行ったのが自民党の議員、反対討論を行った

 のは日本共産党の仁比議員ただ一人ーー「自共対決」国会を象徴するような光景

 だったと思います。 

  今日を新たなスタートに、秘密保護法撤廃のたたかいに立ち上がろう

  私は、このたたかいは、これで終わるものではない、新しいたたかいに臨もうでは

 ないか ということを言いたいと思いいます。

  憲法違反の法律をつくってはなりません。秘密保護法は国民主権、基本的人権、

 平和主義をことごとくじゅうりんする違憲立法です。ですから、通ったから仕方がない

 ではすみません。今日を新たなスタートにして、秘密保護法撤廃のたたかいに立ち

 上がろうではありませんか。

 平和と民主主義を求める巨大なエネルギーを日本国民は持っている

  この悪法は、撤廃するしか解決の方法はありません。この法律がつくりだす暗黒社

 会など、だれも望んではおりません。国民多数がこの法律はいらない、なくそう、こうし

 た声が広がることになることは間違いないと思います。

  私は、今度のたたかいを通じて、日本の未来への希望を感じました。短期間に、これ

 だけの人々が反対の声をあげた、これは平和と民主主義を求める巨大なエネルギー

 を日本国民が待っていることを証明するものではないでしょうか。

  みなさん、大義は国民のたたかいの側にあります。この悪法を必ず撤廃に追い込もうで

 はありませんか。

 安倍政権の終わりが始まった――この暴挙は国民と歴史によって裁かれる

  安倍政権が暴走すれば、その一つひとつが自らの墓穴を掘ることになる、自らの基

  盤を掘り崩すことになると言ってきました。今回のこの強行劇というのは、安倍政権の

   終わりが始まった、ということになると思います。

  必ずこの暴挙は、国民と歴史によって裁かれる。その日が必ずやってくる。

  みなさん、たたかいはこれからです。この悪法の撤廃に向けて、頑張りましょう。

コメント (2)
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