葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

「冬至 ・日短」、貧乏神、税金どろぼう。

2013-12-22 22:07:18 | 詩的なつぶやき

 今日冬至、一年でもっとも昼時間が短い、さて東京の昼時間は?

日の出6時47分、日没16時32分 昼時間 9時間45分でした。

 同じ日本でも、札幌は9時間1分、仙台9時間31分、大阪9時間51分、

福岡9時間57分、那覇10時間31分。 札幌と那覇の差1時間30分。 

 

 明日からは昼時間が長くなりますが、寒さの厳しくなるのはこれから

です。 風邪など引かないように柚子湯に入るのも、人の生命力の衰え

る時期に、植物の力を得て甦るようと願うことからきているのでしょう。

  生まれ出るごとくに柚子湯上がりけり     高橋悦男

  毛穴より疲れ抜けゆく柚子湯かな       森山暁湖

 

 季語・短日で現実的な句を、

  日短やかせぐに追いつく貧乏神

この現実性は何時の時代か?詠み手は 一茶。

一茶の「日永」の句を

  禄盗人日永なんどゝほたえけり

説明 ≪季語は「日永」で春。「禄盗人」は、今日の「税金どろぼう」であろう。

当時の武士階級を暗示している。「ほたる」は、つけあがる、ふざける意の

口語。これもまた権力者批判である≫(矢羽勝幸 『「あるがまま」の俳人

一茶』 NHK出版) 

 

 現代の権力者・支配者への批判の姿は、

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-12-22/2013122204_05_0.html

今日は参加できませんでした、明日の「赤旗」などでご報告します。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする