昨日に続き「しんぶん赤旗」の紙面、スポーツ面は初めてかと思います。
いい言葉は聞く人読む人の気持ちを良くします。紙面から言葉を紹介します。
一昨日のJリーグの表彰式、フェアプレー個人賞表彰の壇上で、
柿谷選手(C大阪・写真左)が、もう一人の受賞者の佐藤選手(広島・同右)を前
にこう切り出しました。
「去年、ここで(佐藤)寿人さんがフェアプレー賞をもらったとき、来年は僕ももら
いたいと思いました。そして相手に敬意をもって、ラフプレーもなくすようにした。
寿人さんに本当に感謝したいなと思っています」
佐藤 「サッカーに必要なのは、相手を思いやる心だと思います。僕自身、いつ
もそれを胸にプレーしています」。 「いつも、レフェリーや相手選手をリスペクト(尊
重)し、いっしょにいいゲームをつくっているつもりなのです」。
チームとしてフェアプレー賞を獲得した広島の森監督の言葉。
「今日、指導者講習の席で(日本代表の)ザッケローニ監督の言葉が印象に残
りました。 『日本に足りないものは何か?』 と問われ、『相手を欺く、ずるがしこい
プレー』 と答えた。 そしてこう言ったのです。 『でも、それは日本人のいいところ
なのです』 と」。 森監督の話の結び、「私はこれからもフェアな日本のサッカーの
価値を高めたいと思っています」。