葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

豆腐三題。

2013-12-17 21:12:10 | 本州縦断

 偶々立ち止った先に墓があったことから大村益次郎のことに触れて三日

目になってしまいました。

 このことではあと二件ばかり触れておきたいのですが、今日はそのひとつ

豆腐のこと、あと一つは蔵六とイネさんのことです。イネさんとはオランダ人

シーボルトの娘で日本で初の女性産科医です。だた彼女とのことは 『花神』

をよく読んでからにしたいと思います。ですから今日は豆腐のことだけです。

 

 NHK大河ドラマ「花神」はかなり熱心に観たものです。蔵六を演じた中村梅

之助は前進座の俳優だということもあり、私が名前と顔が一致する数少ない

歌舞伎役者でした。

 蔵六は豆腐と晩酌の二本があればなにもいらない、という日常生活で、その

様を演じる梅之助の姿が思い浮かびます。あわせて妻お琴の怒りに触れそう

になると庭から飛び出し、近くの草むらに身を隠す姿も目に残っています。明治

維新の十傑とか日本陸軍の創立者とかいわれる人の姿として大変面白く観た

ものです。

 

 豆腐の話二題目。

 これはBSの朝ドラでやっている「ちりとてんちん」です。この題名の意味すると

ころが豆腐の変質変形で、ドラマでも落語「ちりとんちん」としても知ったいる方に

は余計な話ですが、腐った豆腐のことをいいます(念の為に、この名称は落語で

のはなしです)。

 ドラマの案内は http://www.nhk.or.jp/drama/chiritotechin/ で。

 

 三題目は、豆腐屋の話、といっても「赤旗」の紙面の「ニュース問答」です。

 まず、2012年度の豆腐業界の売り上げが21億円減になったということ。

 豆腐業者の52%が売上1億円未満の中小零細企業、21億円は大きい。

 全国豆腐連合会の話では、1年で500件が廃業しているとのこと。

 12月初めにユネスコの無形文化遺産に和食が登録されたが、和食の中

心の豆腐を担う豆腐店がなくなってしまう危険があると全国豆腐連合会は

危機感を強めています。

 消費税増税の強行がこの危険性をいっそう深刻なものにする、ということ

です。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする