リミニの旅の続きです。
一休みした後、「テンピオ・マラテスティアーノ」が再開するまで、街の中を歩いてみました。「アウグストの門」から街の中心広場を通り抜け、一直線に続く道を歩いていくと川に突き当たり、川にはローマ時代の「ティベリオの橋」が架かっています。橋を渡ると川辺は公園になっていて、市民の憩いの場のようです。
「ティベリオの橋」
折り返して街中に戻ろうとしたら、右側にコムネーのパラッツォのある広場があり、その先はシスモンド城になっていました。そのコムネー前の広場に丁度チョコレート市が開かれていて、店先を覗いてみました。イタリア人ってチョコレート好きなのだとつくづく思います。
で、その広場の中央になんとパウルス5世の銅像があって、肖像画に顔がよく似ているのです!!なんだか知り合いのおじさんに会ったような気がしてしまいました(笑)。
ちなみに、カラヴァッジョの絵をいたく好んだシピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿の叔父さんでもあり、慶長遣欧使節の支倉常長が謁見した教皇でもあります。でも、何故リミニに銅像があるのだろう??
広場から市立美術館に向かいました。テンピオと同じでお昼は休館ですが、場所チェックだけはしておこうと思ったのです。
「リミニ市立美術館」
で、美術館の隣の教会の壁が変わっていて、凸凹があり、フェッラーラのパラッツォ・ディアマンテを想起してしまいました。こんな時はH先生にお尋ねしたいなぁ。ルスティカ壁の一種でしょうか??>先生(今ごろクロアチアですか?)(蛇足:先生はこのブログを知りません)
時間もまだあるしホテルも近いので(旧市街はこじんまり)、一旦戻って一休み。で、開館時間に合わせて、歩いて5分のテンピオに再度出勤です。
ということで、まだ続きます。