さあ、足下を固めて出かけるぞ。
でもまずはご近所の章平クリニックへ。夫婦そろってインフルエンザの予防注射だ。
本日はこれで。
予防注射が終わったら、稲村ガ崎の谷戸を降りる。
昨年から新しい習慣をつくったのだ。
夫婦で章平クリニックでインフルエンザの注射を打ってもらい、そのまま徒歩で遊びに出かけるのだ。茶々之介君は家でお留守番である。
稲村ガ崎の駅前。江ノ電が来た。でも乗らない。鎌倉の中心部に向かってどんどん歩く。
知っている人はよく知っているスポット。海沿いの国道134号線の混雑を避ける抜け道から、国道134号線と相模灘を眺める。
変わったアパートだ。私もこういう変わったアパートを何軒か経営したい。
有名な焼豚の店、稲村亭。江ノ電の踏切のそば。あまりに線路に近い位置にあることで有名だ。
稲村ガ崎から極楽寺に抜ける道。江ノ電も単線なら、道路もクルマのすれ違い困難。しかしここを抜けるクルマは多数。
このあたりは鎌倉石をつかった石垣は多い。古い住宅は近場の石を組んだものが多い。大正時代に開発された鎌倉山など、これだらけ。
江ノ電極楽寺駅前。よく絵になったり、写真を撮られている赤いポスト。
キョンキョンや中井貴一が出演したテレビドラマ「最後からニ番目の恋」の舞台として極楽寺駅周辺はたびたび使われた。40代50代の鎌倉のオヤジにはかつて熱心なキョンキョン・ファンだった者も多い。鎌倉市内在住のオヤジ・ジェネレーションの間では、いつどこでキョンキョンのロケが行われるかといった事前情報が飛び交った。私もキョンキョンに会いたい。
最近鎌倉市内によく見かける、その地点の海抜の表示。極楽寺坂の上は、想定される最高の津波でも大丈夫そう。
極楽寺坂の上から見下ろす。大昔からの交通の要所で、鎌倉入りしたポイントのひとつ。我々もここから鎌倉(現在の広い行政区分としての鎌倉市ではなく、歴史的な意味での狭い領域の鎌倉)入り。
坂を下りた所に、有名な井戸のひとつ、星の井がある。
餅屋クラシック! 力餅。坂の下を代表するお店。
戦前の鎌倉別荘族の御用達で、今ではご近所さんにとってのオシャレな食品・酒店「三留商店」。輸入モノも充実。
三留商店では福島県二本松市の酒蔵「大七」の酒を売っている。私は一升瓶を買い求めた。
きもと作りの大本命だ。燗にしてもすごくおいしい大七の純米。酒の色はやや山吹色。
長谷の以ず美を通り過ぎる。うまそうだが、相当なお値段。私は行ったことがない。
長谷寺前。いつも混雑。人とクルマが交錯する。
サーファーも立ち寄る肉屋。コロッケがよく売れる。買ってその場でサッと食べる。
由比ヶ浜通りを進む。鎌倉彫の陽堂。
鎌倉文学館前の交差点に到着。
そこにあるのが小花寿司。本日の目的地だ。しかし暖簾がかかってない。我々は到着が早過ぎたのだ・・・寒い。
鎌倉の老舗である。あの夏目雅子・伊集院静と縁の深い店。
寒さにふるえながらウインドウにあるメニューを見る。
メニューを見飽きたら、これも老舗でちょうど道路の反対側になる牛乳店を眺める。
我々夫婦の寒そうな姿が同情を誘ったのか。時間前で暖簾も掛かってないというのに「寒いから中へどうぞ!」と言われる。カウンターはまだ準備中なのに。なんと気取らないお店でしょ。お言葉に甘え中へ。こちらはご家族経営で、お店のお父さんと息子さんが握り、お母さんが店内を仕切る。
準備中のところカウンターに座り、図々しくビールを飲んじゃう。ビールのグラスの向こうに、本来なら寿司ネタが並んでいるのが見えるはずだが、白い布がかかっていることからも準備中なのがわかるでしょ。
カウンターが7席。座敷がその倍くらい。全部で20席ほどの小さなお店だ。開店からスグに満席だ。
まずはお通しで生シラス。
どーーん!と二段重ねで登場。これが特上ちらし。お店のおかあさんは「特ちら」と呼んでいた。
こちらはネタ。すごい。豪華。
こちらはご飯だ。
改めてネタを。
妻はにぎりを注文したのだが、私はそれを撮影するのを忘れてしまった。
すっかりお腹がいっぱいになったが、カウンターでいろいろ眺めているうちに食べたくなって注文。赤貝。かなり立派な赤貝である。大きく分厚い。磯の香りがプンッ!とする。
角度を変えて撮ろう。赤貝は貝類の王者。華やかさで抜群。これまたキレイに切ってある。
トリ貝。大きいのだ。甘いなぁ。くっちゃくっちゃ噛んで楽しむ。
〆サバ。「これからどんどんうまくなりますよ」とお店のお父さんから声がかかる。確かに脂も適度にあり、うまい。
そうやって食べているうちに、お店のお父さんがすごくタイムリーに「ウチはアナゴがうまいんです」とおっしゃる。食べちゃうじゃないの、そんなこと言ったら。
それで終わるつもりだった。ところが他のお客さんがウニの軍艦巻きを注文。見てたら食べたくなったのだ。トロトロである。香り高く甘いウニ。
これで終了。「七里ガ浜から徒歩でやって来た」と私が言ったら、お店の息子さんの方がすかさず「ウチは正月も営業、お宅まで出前も可能」とおっしゃり、カードをくれた。わかったわ。今度頼むわ。鎌倉で古くから有名なお寿司屋さんだもんね。
禁煙が有難かった。飲み屋と同じで、寿司店とそば店は喫煙可の店もいまだに多く、私は横でタバコを吸われると微妙な魚の味なんてわからなくなってしまう。
すぐ近くの六地蔵。
とぎ屋さん。もちろん包丁の。販売もしてますよ。
御成通り。車道なのだが、ほとんどいつも歩行者天国状態。
こちらは御成通りにある、妻が髪を切りによく行くお店。
鎌倉駅西口すぐ、市役所前の紀ノ国屋。
何でも高価過ぎて、紀ノ国屋には普段行かないのだが、何しに行ったかというとペコロスを買うため。これは七里ガ浜では手に入らない。
鎌倉駅西口だ。腹いっぱいで相当歩き疲れ。これはもうタクシーに乗るしかない。
5kmほど走ってもらう。コースは鎌倉山経由で七里ガ浜。運転手さんはよくお話する人だった。車中、私、妻、運転手さんの3人で、地元の話題で盛り上がった。あぁ~幸せ。でも疲れた休日。
でもまずはご近所の章平クリニックへ。夫婦そろってインフルエンザの予防注射だ。
本日はこれで。
予防注射が終わったら、稲村ガ崎の谷戸を降りる。
昨年から新しい習慣をつくったのだ。
夫婦で章平クリニックでインフルエンザの注射を打ってもらい、そのまま徒歩で遊びに出かけるのだ。茶々之介君は家でお留守番である。
稲村ガ崎の駅前。江ノ電が来た。でも乗らない。鎌倉の中心部に向かってどんどん歩く。
知っている人はよく知っているスポット。海沿いの国道134号線の混雑を避ける抜け道から、国道134号線と相模灘を眺める。
変わったアパートだ。私もこういう変わったアパートを何軒か経営したい。
有名な焼豚の店、稲村亭。江ノ電の踏切のそば。あまりに線路に近い位置にあることで有名だ。
稲村ガ崎から極楽寺に抜ける道。江ノ電も単線なら、道路もクルマのすれ違い困難。しかしここを抜けるクルマは多数。
このあたりは鎌倉石をつかった石垣は多い。古い住宅は近場の石を組んだものが多い。大正時代に開発された鎌倉山など、これだらけ。
江ノ電極楽寺駅前。よく絵になったり、写真を撮られている赤いポスト。
キョンキョンや中井貴一が出演したテレビドラマ「最後からニ番目の恋」の舞台として極楽寺駅周辺はたびたび使われた。40代50代の鎌倉のオヤジにはかつて熱心なキョンキョン・ファンだった者も多い。鎌倉市内在住のオヤジ・ジェネレーションの間では、いつどこでキョンキョンのロケが行われるかといった事前情報が飛び交った。私もキョンキョンに会いたい。
最近鎌倉市内によく見かける、その地点の海抜の表示。極楽寺坂の上は、想定される最高の津波でも大丈夫そう。
極楽寺坂の上から見下ろす。大昔からの交通の要所で、鎌倉入りしたポイントのひとつ。我々もここから鎌倉(現在の広い行政区分としての鎌倉市ではなく、歴史的な意味での狭い領域の鎌倉)入り。
坂を下りた所に、有名な井戸のひとつ、星の井がある。
餅屋クラシック! 力餅。坂の下を代表するお店。
戦前の鎌倉別荘族の御用達で、今ではご近所さんにとってのオシャレな食品・酒店「三留商店」。輸入モノも充実。
三留商店では福島県二本松市の酒蔵「大七」の酒を売っている。私は一升瓶を買い求めた。
きもと作りの大本命だ。燗にしてもすごくおいしい大七の純米。酒の色はやや山吹色。
長谷の以ず美を通り過ぎる。うまそうだが、相当なお値段。私は行ったことがない。
長谷寺前。いつも混雑。人とクルマが交錯する。
サーファーも立ち寄る肉屋。コロッケがよく売れる。買ってその場でサッと食べる。
由比ヶ浜通りを進む。鎌倉彫の陽堂。
鎌倉文学館前の交差点に到着。
そこにあるのが小花寿司。本日の目的地だ。しかし暖簾がかかってない。我々は到着が早過ぎたのだ・・・寒い。
鎌倉の老舗である。あの夏目雅子・伊集院静と縁の深い店。
寒さにふるえながらウインドウにあるメニューを見る。
メニューを見飽きたら、これも老舗でちょうど道路の反対側になる牛乳店を眺める。
我々夫婦の寒そうな姿が同情を誘ったのか。時間前で暖簾も掛かってないというのに「寒いから中へどうぞ!」と言われる。カウンターはまだ準備中なのに。なんと気取らないお店でしょ。お言葉に甘え中へ。こちらはご家族経営で、お店のお父さんと息子さんが握り、お母さんが店内を仕切る。
準備中のところカウンターに座り、図々しくビールを飲んじゃう。ビールのグラスの向こうに、本来なら寿司ネタが並んでいるのが見えるはずだが、白い布がかかっていることからも準備中なのがわかるでしょ。
カウンターが7席。座敷がその倍くらい。全部で20席ほどの小さなお店だ。開店からスグに満席だ。
まずはお通しで生シラス。
どーーん!と二段重ねで登場。これが特上ちらし。お店のおかあさんは「特ちら」と呼んでいた。
こちらはネタ。すごい。豪華。
こちらはご飯だ。
改めてネタを。
妻はにぎりを注文したのだが、私はそれを撮影するのを忘れてしまった。
すっかりお腹がいっぱいになったが、カウンターでいろいろ眺めているうちに食べたくなって注文。赤貝。かなり立派な赤貝である。大きく分厚い。磯の香りがプンッ!とする。
角度を変えて撮ろう。赤貝は貝類の王者。華やかさで抜群。これまたキレイに切ってある。
トリ貝。大きいのだ。甘いなぁ。くっちゃくっちゃ噛んで楽しむ。
〆サバ。「これからどんどんうまくなりますよ」とお店のお父さんから声がかかる。確かに脂も適度にあり、うまい。
そうやって食べているうちに、お店のお父さんがすごくタイムリーに「ウチはアナゴがうまいんです」とおっしゃる。食べちゃうじゃないの、そんなこと言ったら。
それで終わるつもりだった。ところが他のお客さんがウニの軍艦巻きを注文。見てたら食べたくなったのだ。トロトロである。香り高く甘いウニ。
これで終了。「七里ガ浜から徒歩でやって来た」と私が言ったら、お店の息子さんの方がすかさず「ウチは正月も営業、お宅まで出前も可能」とおっしゃり、カードをくれた。わかったわ。今度頼むわ。鎌倉で古くから有名なお寿司屋さんだもんね。
禁煙が有難かった。飲み屋と同じで、寿司店とそば店は喫煙可の店もいまだに多く、私は横でタバコを吸われると微妙な魚の味なんてわからなくなってしまう。
すぐ近くの六地蔵。
とぎ屋さん。もちろん包丁の。販売もしてますよ。
御成通り。車道なのだが、ほとんどいつも歩行者天国状態。
こちらは御成通りにある、妻が髪を切りによく行くお店。
鎌倉駅西口すぐ、市役所前の紀ノ国屋。
何でも高価過ぎて、紀ノ国屋には普段行かないのだが、何しに行ったかというとペコロスを買うため。これは七里ガ浜では手に入らない。
鎌倉駅西口だ。腹いっぱいで相当歩き疲れ。これはもうタクシーに乗るしかない。
5kmほど走ってもらう。コースは鎌倉山経由で七里ガ浜。運転手さんはよくお話する人だった。車中、私、妻、運転手さんの3人で、地元の話題で盛り上がった。あぁ~幸せ。でも疲れた休日。