Reflections

時のかけらたち

ぐるっと銀座→上野 ・・・ around Ginza to Ueno

2018-04-24 23:59:58 | a day in the life


先週、レミ・ジュニエのコンサートから帰るとトントンから現代工芸美術展が会期がもうすぐ終わるけど
三田村君も審査員だったことに気が付いてチケットを送ってくれるとの電話。行けるかどうかわからないけど
チケットを送っていただくことにしました。三田村君の作品は昨年芸大退官記念の展覧会で
流れを追ってたくさん見せていただいたので、他に現代工芸展というのにも魅かれました。



トントンらしいステーショナリーで送ってくれました。まさかこれがチケットじゃないよね?
それだったらトンでるという感じ。

最終日の24日に行けるかなと思ったら、なんと最終日は1時半に閉会。あわてて23日のリスケ。
一度家に帰ってから丸洗いの長襦袢とツグミさんからいただいたきものの幅だしのため持って
銀座いち利の半期に一度のきものクリニックに持っていく予定だったけれど、職場から続けて行って後から
見る時間を充分取った上で相談に乗ってもらいました。久しぶりのいち利です。この期間は特別価格になって
いるのでよく利用しています。







とても素敵な藍色の紬です。もし藍染だったら色が出る恐れがあるので、帯も濃い色がいいとアドバイスを
受けました。どうしても袖が短くて出さないと着れません。藍田正雄の帯にも似合いそうで、突然着たくなって
羽織ってみましたが、ちょっと短すぎ。考えたあげく、身頃の幅だしもお願いしました。




行きに王子ホールの前の花壇のふちに座ってお弁当のサンドイッチを食べて、帰りにもここで座って、電話連絡など。
この日はもともと都民劇場のコンサートだったので、ここから上野に回ります。その間に現代工芸美術展によります。
きものクリニックの予約を取り直し、前倒ししたので、充分時間はあります。




上野の文化会館の横では不思議な音楽が流れて、大道芸人が不思議なクリスタルを操っている横を
通り過ぎました。



インスタグラムとFBを掲示してなかなかです。あとから見てみたら、世界中廻っている人でした。ヨーロッパからインド
シンガポールを回り、そして日本に来たようです。滑らかな動きがバレエのようでした。YouTubeにローマのコロッセオで
演じているのがアップされていました。




現代工芸美術展の三田村君の作品は「光ある処」。夜の星のようで宇宙を感じさせました。
漆は年を経て素敵になる時間の芸術です。漆工芸もたくさんありました。皮の素材の工芸も面白かったです。
作品数がとてつもなく多すぎないので、何とかゆっくり見れました。すっきりした作品が多く、具象より抽象の方が
おもしろかったです。染織の分野が私が思っていたものより幅が広く、ここではプリントもそこに入るようでした。
キルトも中にいいのがありました。多くの人たちがものつくりに携わっているのだと思い、すそ野の広さを感じます。




サクラでにぎわった上野はもう遠い過去の様に静かです。特に月曜日は多くの美術館が公募展を除きお休みです。
動物園もclosed。 







コンサートはエマニュエル・パユが続き、レ・ヴァン・フランセの心地よいアンサンブルです。
何という贅沢な一日でしょう。


                          


電気がまの窯が随分前から剥げていて、やっと土曜日に買い換えました。
カメラのポイントを使って。今の電気がまはすごくて、いろいろな炊き方があって
それぞれの単価も出るようになっているので驚き。今まで1kWhあたりの単価を気にしたことも
なかったのですが、それぞれの単価をセットするようになっていました。今は電力自由化でした。
家はマンションでガスを使用しないので東京瓦斯の電力にするメリットもなく、そのままにしていましたら、
電気がまに最初に設定してあった単価が27円で、我が家の電気代のレシートを割り算で計算するとずっと高いので
ショック。マンションでも電力の契約は個々で替えることができると以前理事会の役員をしている時に
聞いたことがありました。見直しをする必要があるのかな~
コメント (2)
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