
昨日の午前中はヨガで、筋トレが少し入っている私にはハードなコースで、汗をたくさんかいて
きました。できないことが少しずつできてくるのも面白いのですが、体力が衰えて行っている
感じもよくわかります。そして最近家事をしてまっすぐ立っているときも、長い間だと体が
傾いてしまうというか、体幹がまっすぐでなく、体もどちらかに傾いているのが良くわかります。
今月は最後にまとまってしまいましたが、3日間続きます。今日の朝一のヨガも、徹底的に胸を
開くポーズで猫背気味の私には助かります。上半身をトレーニングするとバランスもうまくとれるように
なり、今日の木のポーズは今までで一番安定していました。日曜の先生はベテランで予約がなかなか
取れない基礎をしっかり教えて下さる先生で、今日は珍しく外の騒音がうるさかったので
ヨガは五感もコントロールできるようになるというお話で、小さい頃の悲しい思い出のために
痛みを感じなくなっていたというカミングアウトがあり、驚きました。先生の強さがそこから
来ているようでした。

昨日の午後、たまった郵便物や書類の整理をしながらEテレをかけていたのですが、心の時代に続いて
ドキュメンタリーをやっていて、おもしろくて思わず真剣に見ました。
マイクロフォンの魔法~人生を録音する~ こちらでvideoが見れます。
ごく普通の人々の会話を録音するアメリカのNPOストーリーコア。
親子、夫婦、友人とマイクの前に座ると、思いがけない感動の物語があふれ出す。そして日本人が語るのは?
詳細15年前、ひとりのラジオディレクターが発案したストーリーコア。大切な人を誘って録音ブースを訪れ、
会話を録音する。認知症の父と娘が交わした最後の会話。前に進むために辛い過去を告白した夫婦。40万人が参加し、
貴重な「声の歴史」が刻まれている。テキサス州で行われた録音ツアーに同行しマイクの前で起きる「魔法」に立ち会う。
また日本でも島根県で録音に挑戦。私たちのすぐそばにあるかけがえのない物語に耳を傾ける。

当たり前のことが大切なことだったことの発見。家族や友人を大切にしていくこと。
つらい過去、つらい出来事も話せることで、言葉に表すことで、救われるようなことも。
誰もが話を聞いてもらいたい。
NOVAでの英会話でそんな会話をしていたことを思い出しました。人生で一番感動したこととか、子供時代の思い出など。
今こそ人の話を聞いてあげなくてはいけない時代なのかもしれないというコメントに納得。

Stories of the human heart. A candid, unscripted conversation between two people about what's really
important in life: love, loss, family, friendship. When the world seems out of hand, tune in to StoryCorps
and be reminded of the things that matter most.

番組の中でのコメントなど
・家族や友人を何より、大切にするという生き方。
Story Corps CEOの言葉
耳を傾け、相手を尊重することは今の世界で最も求められていることかもしれない。
小さな出来事や、人々のやさしさを感じるエピソードは感動的。
9.11で亡くなった女性の母と姉の会話
形に残るものは何もなかった。できるのは自分の気持ちを話すことだけ。
忘れたくない。話すことはつらいけれど、話すことでしか生かし続けさせられない。
記録が残されたことで気持ちが楽になり、いつも彼女が一緒にいるような気がする。

子供のころの虐待を話すことで自分を解放することができた人もいました。
最後に日本で行ったStory Corps では話すことによって、当たり前のことが
一番大事なことだったと気づかされるエピソードも心に残りました。

Photo: April 21 Shinjuku Gyoen National Garden
藤の花、ハルジオン、ラクウショウとオオアマナ、アオスジアゲハ、河津桜の実、イヌザクラ