Reflections

時のかけらたち

ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室 ・・・ the kitchen counter cooking school

2021-08-12 08:01:54 | books

図書館から督促メールが来てしまった ・・・

 

アメリカ人と結婚した主人方の甥のことを思い出します。奥さんは食に全く興味がなく、料理も全部彼が作っています。
ダメ女というわけではありませんが、アメリカにはこういうタイプの女性もいるのだなと思いました。彼女は若かりし頃
日本にいた時、日本人の女の子のグルメぶりに驚いていました。久しぶりに懐かしく思いだし、ネットで見てみると
今では子供二人も独立して、フロリダからマーケットのセミナーを配信したりしていました。YouTubeでも見れて、
セミナーの彼の自己紹介を見て、すごく転職しながらキャリアと積んでいったことがわかりました。日本にいた時も何社か
替わって最後にアメリカの証券会社にヘッドハンティングされてニューヨークに行き、そのあと西海岸、フロリダと移って
行ったことがわかりました。彼の奥さんを紹介したブログに「結局、結婚というのは、ひとりでは到底行けない処へ二人で
行こうとする試みなのかな? と最近は思っています。」と書き、奥様との出会いが人生最高の喜びだと書いています。
確かに二人でないと見れない世界があります。結婚に限らずいろいろな形態はあると思いますが。

この本はいろいろなバックグランド、どういう家庭に育ったかとか、リストラの波などいろいろ苦労している人たちを
食という観点から人生をあぶり出し、生きる喜びをみつけるような感じと、アメリカのあの大量消費、コストコに代表
されるような、に警鐘を鳴らしています。日本人ってやっぱりアメリカを真似したがるし・・・

急いでななめ読みしてしまいましたが、少なく買って多く作るとか、最近の私の傾向と同じでした。

本の初めに
料理だけでなく
すべての物事に喜びを見出す方法を教えてくれた
母イリーナに捧ぐ
と献辞がありました。

ここで注意しなければいけないと思ったのは添加物や半加工品など。あまり中身の表示は見ていなかったけれど
保存食品にはいろいろなものが入っているので、できるだけ最初から作らないといけません。私が使って
いたのはホットケーキミックスくらいかな? 最近ドレッシングは久しぶりに買ってしまったけれど。つい便利さを
選んでしまう私たち。忙しい生活の中ではよけい・・ カレールーはブレンドするカレーの一部として、少しは
使ってしまいます。

この本の中で
自分が食べるものは管理できるようになりたい。
食べ物に何が入っているのかわからない時代でしょ。今って。

人生の選択として地球や環境にやさしい暮らしをすることは大切。

などの言葉が当たり前だけど残りました。

やっぱり抗生物質を投与された肉を使ったハンバーガーは食べないほうがいいようです。
鶏肉も要注意ですね。スーパーではなくそれぞれの専門店で買うことを心がけよう。

そして変わって行って胸を張って生きている姿が気持ちの良い本でした。
自分を変えていくっていくつになっても大切なこと。もちろん変わらない自分もいて。

 

この本は紫苑さんのブログで知ったものですが、高尾に行ったときにコーヒーを自分で入れないの?
と驚かれました。そう若い頃は豆を買って電気でビ~ンって挽いてドリップで飲んでいた時代も
あったっけ。いつからインスタントとネスプレッソになってしまったのかしら? ネスカフェに子供の
頃から浸りきっていたので、最近はあまりインスタントコーヒーを飲む気がしなくて、紅茶も多い日々です。
それで生協で小川珈琲の挽いた豆を売っていたので買ってみました。やっぱりおいしいですね。

久しぶりに自分で入れたコーヒーを飲みながら、速読しました。

今日は本を返しに行って、古い映画のDVDを図書館から借りてこようっと。2日間も一歩も外に出ない生活なので
少し歩かなければ。

叔母が姉である母にお土産のリモージュの小皿を引き取りました。
器は身近な芸術品、もっと楽しみたいですね。

そしてやっと料理に手間をかけてもいい年齢になりました。

 

 

コメント (4)
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