Reflections

時のかけらたち

ベルカントとボビンレース ・・・ Belcant & Bobbin lace

2021-11-18 23:58:43 | my favorite

新しい曲とボビン完成

13日にコーラスフェスティバル以降久しぶりのベルカントのレッスン。
新しい曲の候補が並びました。

禁じられた音楽 ガスタルドン
わが母の教え給いし歌 ドヴォルザーク 日本語版
シューベルトのアヴェ・マリア ラテン語版

それぞれの曲の説明とみんなでさらっと歌ってみました。

「禁じられた音楽」はこの間のホセ・カレーラスのコンサートでも歌われていた、IL Voloのジャンルーカもよく歌う好きな曲です。
まさか自分で歌うとは思いませんでしたが、歌うことによって、その曲の理解が深まります。あの朗々とした感じで歌うスケールの大きな曲
だと思っていました。歌詞はもともとは女性の歌だったそうです。
今回初めてこの曲がカンツォーネというジャンルで、そもそもカンツォーネの意味を取り違えていたことに気が付きました。
カンツォーネ (Canzone) は、イタリア語では歌という意味だけれど、私たちの世代ではあのサンレモに代表されるポップスをそう呼ぶのかと思ってしまいがちです。

Wikipediaの説明です。

1.主にクラシック音楽の歌手によって歌われる、19世紀末から20世紀初頭に書かれたイタリアの大衆歌曲、特にナポリのもの(カンツォーネ・ナポレターナ、
Canzone napoletana)。これらはイタリア民謡とよばれることもあるが、古くより伝承された作者不詳の歌ではなく、近代において専門的な作曲家によって
作曲された流行歌であるため、「民謡」と呼ぶのは適切ではないとする意見もある。

代表的な曲は

ドヴォルザークの曲もほかにルサルカの月に寄せる歌なども候補に挙がっているようです。でもチェコ語なので難しいとか。ドイツ語で
歌われることも多いそうです。サラ・ブライトマンが歌っていて何語だったかと調べたら、La Luna というタイトルでなんとイタリア語訳
でした。心に響く歌です。

シューベルトの歌曲はピアノの伴奏のハーモニーとの関係を知りました。モーツァルトとか、シューベルトのすばらしさを再確認することが
多いこの頃です。あの若さで素晴らしい曲を世に出したシューベルト。短調は現実を長調は幻想を表しているとのことです。

また新しい曲をさらう楽しみがあります。

先生のカンツォーネコンサートがあることを知り、急遽12月のボビンレースの日程を変更させてもらいました。

 

 

ホセ・カレーラスのツィッターを見ていたら、新しい写真と、サントリーのツィッターのリツィートがありました。
本当に精力的に活動していて驚きます。

 

 

コンサートの感動がよみがえります。息の合ったコンビです。

 

 

 

一昨日だったか、やっと小三治師匠の録画してあった追悼番組を見ることができました。なかなか受け入れがたい死でした。
初天神を見ました。一人で演じるその世界に引き込まれました。一期一会の芸。

紫苑さんから色気があると聞いて、私には若いころのやんちゃな感じの小三治さんのイメージが強くて、
今改めて噺を聞いていたら、確かに。とにかく味のある人間です。最後まで舞台に上がっていただいて
ありがとうございました。落語に興味を持ったのがつい最近なので、もっともっと聴きたかった。
やっぱり生でないとだめなのです。

歌舞伎も同じく2年くらい前から見始めて、すぐ吉右衛門さんが倒れてしまい、もうぎりぎりで出会えて
います。

 

 

13日のレッスンの後で九段生涯学習館で千代田区の文化芸術の秋フェスティバル作品展を見に行きました。この期間学習館は
使えないので、神田のスポーツセンターから回りました。

ボビンレースの先生と生徒さんたちの作品が並び、素晴らしかったのですが、私にとっては習い始めて1年後くらいの作品も
たくさんあり、こんなのができるのと驚きで、とても励まされました。

先生の作品は公開可能でしたのでご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

16日には10月から習い始めて、3つ目の課題が終わってソーイングから教えていただきました。このためにハズキ・ルーペを
買いましたが、すごくよく見えるので驚きました。年取ってからの手作業は視力がネックとなります。

 

 

 

次の作品に入りましたが、四角で難しく、家に持ち帰っても角で行き詰まり、今日急遽教えていただきに九段まで出かけて
行きました。他の生徒さんの信じられないような素晴らしい作品を見ることができました。江戸っ子の先生からはお菓子つくりも
教えていただいています。

 

刺繍をはじめられた生徒さんもいて、先生が参考にお持ちになった本も魅力的でした。
11月23日から28日まで南青山サロン・ド・フルールで開催の刺繍展にもぜひ行ってみたくなりました。

 

 

 

 

 

今日の帰り道、図書館から連絡が来ていた「僕は高尾山の森林保護員」が届いているので寄ろうと思ったら、なんと今日は臨時で休館。
前のイチョウがきれいで写真を撮りながら、パン屋さんやスーパーによって買い物して帰りました。図書館には紫苑さんおすすめの映画
「利休にたずねよ」とアンドレア・ボチェッリの「Si~君に捧げる愛の歌」を予約中です。

 

もうクリスマスディスプレイが始まっています。

 

 

 

 

残った卵白とホワイトチョコレートを使ったホワイトチョコラを作ってみましたが、卵が大きかったせいか
スフレのようになってしまいました。それはそれでおいしかったです。
青山Westまで行って、スフレを食べなくても家でおいしく作れそうです。

シフォンケーキやスフレにも挑戦したくなってきました。

 

Nov.18  2021 

 

追記)
フェアアイルは寒くなってきたので、やっとスティークのところをかがりました。あとは2段おきくらいに色変えした
毛糸の結び目をほどき、結びなおして網目の中に入れ込む作業と、洗濯して成形の作業が残るのみとなりました。
コロナを挟んで何年かかったんだという感じです。次に取り掛かったクッションは途中になっています。
しばらくはボビンに時間を取っていくことになります。何事も10年かかるといわれますが、もう時間のない私です。
焦らず自分に合ったやり方でやっていくしかないかというところです。今はとにかく手仕事が楽しくて・・

 

コメント
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