11月5日
今日の夕方運転免許証更新のための高齢者講習に行ってきました。
終わって、肩の荷が下りたような軽い気持ちです。
講習を受けたのは私を入れて8名の高齢者(70歳以上)です。そのうち2名は75歳以上でお一方は
86歳とおっしゃるので驚きました。ブルーの花柄のシャツを着て、髪の毛も若々しくびっくりです。
75歳以上になると認知のテストもあります。年取るということは判断力、記憶力など問題が生じて
きますが、それも仕方のないことですね。当たり前にできていたことがある時それができなくなる。
その時どういう風に方向転換できるかですね。
最初の視力の検査は視界の範囲とか動体視力、夜間視力を測ります。その高齢の方は検査を終わって
見えすぎちゃうと嬉しそうに戻ってきて話しかけられましたが、私は結構知らんぷりをしていました。
あとから教官が年齢を言ったので驚きました。まるで同年代にしか見えません。
終わるころには不思議な連帯感の空気に包まれました。
少し前に1回ペーパードライバー講習を受けて、今日も行く前にネットで方向変換の教習画面を見ていたので
イメージトレーニングがよかったようです。
事前のアンケートでどのくらい運転しているかという欄があったので、正直に運転していないにチェックしたら、
教官がどのくらいと聞くので、さばを読んで10年以上と答えました。教官はまあ軽く乗ってみましょうとおっしゃった
のですが、ちゃんとフルコースでした。S字も車庫入れもあったのですが、なんとうまく行きました。後ろの座席に
乗っていた講習者に終わってからバック上手ですねと言われました。その人は縁石に乗り上げたり、何回も切り返しを
していました。30年のブランクがあると話していましたが、さすが男性は度胸があります。
2時間の実車も含めた講習が終わり、修了証書が配られる頃、みんなに安堵感が流れました。試験ではないというけれど
やっぱりテストですよね。2022年からは75歳以上でもし交通違反をしていたら、更新のときに講習でなく、試験になる
とのことです。
今回試験でないとはいえ、終わってほっとしました
* 写真は神代植物公園の植物多様性センター情報館に置いてあるイズノシマダイモンジソウ