11月6日
時が止まってしまったような・・そしてまた時の流れを感じるコンサート。
1年の終わりのご褒美。
最初の1曲を聞いただけでもう目頭が熱くなる。
初めて生の声を聴いた時の感覚がよみがえります。生だからもちろんソフトで
高い美しい声なのだけど、レコードをはるかに超えます。
2年ぶりでまた年を重ねた写真を見て心配していましたが、変わらぬ歌声で全然心配ないことがわかりました。
来年のコンサートの先行予約も案内がありました。まだ活動も続けることも確認できました。
そして最初からよく声が出ていたのに、アンコールになると絶好調です。
自由に歌い、このまま終わらないでほしい時間でした。いつも聴いていた曲が次々流れて。
自分の長いようで、短い人生が浮かび上がりました。母のことも思い出したり。
サントリーホールで一緒に聞いた友も今はなく、生きることや人生を感じる音楽。
残り少ない時間で何をすべきなのかとも思います。
カレーラスの人生は白血病の患者のためと美しい歌声を世界に届けるけるために自分の持っている
力を生かしていて、高齢なのに素晴らしいと思わずにはいられません。
これからも歌声を届けてくださいね。毎年聴けるのを楽しみに一年一年生きていきたいです。
今回のコンサートではいつも和服美人(ちょっとプロっぽい)が多いのですが(今回は年配の方がかなり
いました)、障害のある方も目立ちました。
いつも最後は花だらけになるのですが、残念ながらコロナで禁止となっているようでした。まぁ普通の
コンサートでもあまり花束を渡すことはないのですが、カレーラスの舞台は最後たくさんの花をもらっている
カレーラスでした。
アンコール
デスポジト:太陽に酔って
ファルヴォ:彼女に告げて
トスティ:かわいい口元
見岳 章:川の流れのように
カルディッロ:カタリ・カタリ
アカンポーラ:冬
ララ:グラナダ
デ・クルティス:帰れソレントへ
いつものようにこのアンコールの数々・・・
おなじみの曲ばかりですが、「川の流れのように」はとても珍しかったです。
歌詞を見ながらでしたが、うれしいですね。
今はブラボー禁止なので、ブラボーに勝る拍手の嵐です。
多くのファンは「グラナダ」が来るともう最後だろうと思います。
でも最近は「帰れソレントへ」が本当のラストだったことを思い出しました。
終わってもいつまでも鳴りやまない拍手・・
「カタリ」のイントロが流れたときはよかったと思いました。この曲を聞かないでは
帰れません。コンサートの始まりから目頭が熱くなってしまいましたが、この曲では涙が
にじんできてしまいました。
トスティの「かわいい口元」は最近毎日頭の中を回っていた曲でした。声がまっすぐに伸びて
生は本当に素晴らしい。今回は舞台の真横の席でピアニストと目が合うくらいでしたが、後ろを向いて歌った
ときは本当に近くでしたが、やっぱり前方の席の方がよかったと思いました。チケットが高いのでちょっと選択を
間違えたかと思いました。以前そう思った時があったのですが、もう少し真横より舞台から斜め前になるかなと
思っていました。
開場前から熱気を感じるコンサートでした。
着物は帯は萩かもみじか菊かと考えましたが、一番好きな菊(秀や)にして、
米沢紬(筬園工房)に合わせました。最初は同じようなサーモンピンクの紅葉の帯に
しようかと思っていました。結局はお気に入りを合わせてしまいます。
道明の帯締めも。
久しぶりに着たら、どうも長襦袢が長すぎるような気がして、そして袖から見えて
しまったりするので、慌てました。同じところで作ったので合うかと思うのですが
着方なのでしょうね。やり直すと崩れていくばかりなので、今回は1回でやり直しなし。
いつもお太鼓のたれが長い私。おしりも大きいのでまあいいかと思ったり。
着物を着ると暖かくて、なんだか幸せな気持ちになります。和服を着て出かけることが
できることに感謝です。正式なロングドレスを着るような気持にもなります。
演奏者や公演者に対するリスペクトです。洋服に近い感覚にもなってきました。
家に帰ったら娘も六本木から帰っていて、写真を撮ってもらいました。
(家の中はPCの入れ替えのとき、出したものがそれっきりで片づけていなくて
写真を撮れる場所がありません。😿)
2年待ったコンサート、今年ぎりぎりで開催されてうれしいです。
今日買い物の行き帰りに公園で遊ぶたくさんの人を見ました。こういう光景は本当に久しぶりに
見ました。まだ感染者数が少なくなったとはいえ、人混みには恐る恐るという感じです。
何の心配もなく、生活ができるようになってほしいですね。世界から人が消えた2年間でした。