Reflections

時のかけらたち

北参道のカレー屋さんまで ・・・ to a curry shop in Kitasando

2020-05-21 23:16:53 | dish
今日は肌寒かったけれど、雨も大丈夫そうだったので、ティコパンに予約のクロワッサンを取りに行って、
神田川を少し歩いておなかがすいたので、途中でUターンして戻ってきました。鳥の鳴き声と、水の流れる音を
聞きながら歩くのはやっぱり気持ちがいいですね。同じ道でも行くたびに違う発見があります。
パン屋さんまでの道でも少しルートを変えただけでも、思わぬ素敵な花に出会えたりして楽しいです。野の花ではないので
どれも家の人が端正に育てたものです。

今日は今とは全然違う日焼け止めクリームが必要な日差しだった1週間前をアップします。娘が自宅待機ではなく、振休の日で
一緒にウォーキング。


5月14日 8.8km 12,308歩

コロナがなかったら、こんなに歩くこともなかったし、歩くことの楽しさも感じなかったかもしれません。
家からひたすらまっすぐ歩くと明治神宮に着くなんて思ってもみなかったこと。歩くと地面がどこに繋がっているのか
わかってくるのが面白いです。私が私をその場所に連れて行ってくれます。

今回は北参道の近くのカレー屋さんにテイクアウトのカレーを買いに行き、近くの小さな公園で食べました。
明治神宮の北池近くの芝生で今、食べることができるかどうかわからなかったこともあり。
娘との共通点はカレー好き。おもしろそうなお店があると探検に行きます。家から近い超有名店は今はテイクアウトのみ
だと思いますが、通常は整理券をもらうだけでもすごく並ぶらしいので行ったことがありません。












リコプアという小さなお店です。



キッチンカーで出かけている曜日もあるようです。



お店の人に教えてもらった小さな公園で、強い日差しを浴びながら、あいがけカレーを食べました。
私はガパオとバターチキン。





娘は本日のカレー、海老鶏団子と具沢山野菜のトムヤムクン風スープカレーと山椒ポークでした。

かけあわせた新しい食べ方です。それぞれ美味しかったです。





北参道にはおしゃれなお店もありました。公園の隣はイタリアの自転車を置いてあるお店のようでした。





カレー屋さんの手前は建築関係のオフィスとギャラリーがありました。



















帰り道に代々木のタリーズ珈琲のテラスでアイス黒糖ラテを飲んで、涼んで帰りました。日差しが強いとそれだけで
消耗します。





新大久保にある皆中稲荷神社のつつじです。




May 14  2020  Kitasando



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目白のケーキ屋さんまで ・・・  to a patisserie in Mejiro

2020-05-20 23:53:12 | my favorite
5月13日

やっと近くにおいしいケーキ屋さんをみつけました。このお店は確か目白に住んでいる後輩が
私が仕事を定年延長して、終わる時に贈られたケーキのお店です。彼女が育休に入ったため
延長を頼まれたものでした。私としては65歳まで働きたかったので、ちょうどよかったオファーでした。


パン屋さんに続くヒットです。歩いて買いに行ける範囲にあるケーキ屋さんが貴重です。
西荻のアテスウェイ、目黒と新井薬師にあるレザネフォール、青山のWest、赤坂のしろたえ、九段のゴンドラ、
上野桜木にあったイナムラ・ショウゾウは日暮里近くのショコラティエのあった場所に引っ越しています。新橋の小川軒の
ケーキも好きですが、いずれも遠いです。大手町を通ると必ず買ってしまうのが、東京えんとつの1種類しかないケーキ。
ロールケーキでは堂島ロールがコスパがいいです。どれもカスタードクリームがすごくおいしくて。最近は他のケーキ屋さんでも
シュークリームばかり。
目白のお店はエーグル・ドゥース
ちょっと駅から離れています。昔は田中屋とか駅の近くにあったのに、ケーキ屋さんがないと思っていました。
横浜にあった実家近くのパティスリー・ラ・ベルデュールもおいしかったことを思い出します。

目白へはおとめ山の脇を上がっていきます。
家の近くの公園の花を見ながら歩いて行きます。



ハルジオン





エゴノキ













バラ

















こんなところに七曲りの坂が現れて、地理が良くわからなくなる。ここを下れば薬王院の近くに行くということかしらね。





目白通りに出る前に、神学校がありました。









目白通りを右に曲がれば、すぐお店が見えました。







帰りも同じ道を帰りましたが、おもしろい建物や、落ち着いた住宅の多い落合あたり。中村彝(つね)アトリエ記念館も
すぐ近くです。



クレマチスが素敵なお宅がありました。





坂道を降りていくと



突き当たりはおとめ山でした。
鳥の声が聞こえていい環境です。ここに小学校と中学校があります。










ケーキはほとんど売り切れていて、残っていた3種類くらいの中から二つ選びました。
口の中に入るととけるように軽く、さわやかなお菓子でした。


May 13  2020  Mejiro
コメント (4)
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その日暮らし ・・・ living from day to day

2020-05-19 23:56:27 | a day in the life


外出自粛生活が続いて、最近になって急に体重が増加してしまいました。
しばらく変動がなかったのですが、運動不足で、食っちゃ寝の生活になってきてしまっているのが原因かと。
天気が悪いと歩く気がしなくて、運動のためのウォーキングはそれが目的ですが、用もないのに
外出するのが苦手で、何処かの何かを見に行くとか、買い物とか何かないとなかなか歩くことができません。
早くヨガに行けるくらい、感染者数が減って危険がなくなってほしいです。

今日はベランダの花の手入れを少しだけして、少し心配だったクリスマスローズの様子を見ました。
ガーデニングと言うほどでもなく、何もないと寂しいから少しだけポットに入れています。
主人はたくさん咲かせることが好きだったけれど・・ 私は育てるのが下手で、すぐダメにしていました。
去年のクリスマスローズ3鉢のうち2鉢今年になって無事咲いて嬉しかったのですが、今はもう枯れっぽくて
カサカサしています。花の季節が終わったようで色が悪くなってきたので、一鉢は花を全部捨てました。
葉っぱも黒くなったところは捨てて、つぼみのまま乾燥したところもあって、葉っぱが出てくるところが黒くなって
いるので病気かどうか少し心配になっています。今日榊を買いに行った花屋さんは大丈夫でしょうと言っていたのですが。






ビオラの所から、昔ペチュニアを植えていたことがあったので、ペチュニアの花が混ざって咲いてきていたので
びっくり。







おこもり生活で、庭のない家ではベランダが見直されているとか。私はまだ家の中も片付かず、
ベランダまで手が回りません。少しはきれいにしないといけませんね。


やっと夕方になって、買い物に出かけました。明日の朝の野菜とお供えの榊を買いに近くまで。
天気が良ければずっと先まで足を延ばして、運動にしたかったのですが。







エゴノキが花をたくさんつけて、散った花が雨に濡れていました。
もう紫陽花が色づいてきたのを見て、季節が雨の季節に向かっていることを感じました。
最近は地震も多いし、これで自然災害が加わったら、もうアウトです。










家に帰ったら、落合の烏梅染めのしぎやさんから封書が届いていてなかに洗える絹で作ったマスクが
入っていました。



おしゃれですね。早く和服を着て出かけられるようになりたいです。




夕食は昨日3食分作ったので(とにかくある材料が悪くならないうちに作っておこうと)、夕食準備の時間で
録画しておいた落語を見ました。他に吉右衛門の歌舞伎も録ってあるのですが、そちらはまた後で。
どちらも最近興味を持った日本の古典芸能です。
NHKの日本の話芸と言う番組で
入船亭扇遊の 落語「ねずみ」 でした。



エキセントリックな笑いとがが氾濫している現代になんという味のある語りなのだろうと
思いました。花緑さんとのご縁に始まり、小三治やほかの人達の落語にも触れることができました。
まだ名前もあまり知らないのですが、話も知らないので、聴く楽しみがあります。子どもがこの話はどうなるのだろう
とワクワクして読み聞かせしてもらている感じと同じです。そしてオチはどうなるのだろうと期待してしまいます。
落語にはどうしようもない人間に対しての愛情があります。どう表現したらいいのかわからないのですがいい感じなのです。
生でまた聴きに行きたいな~と思います。

都民劇場音楽サークルの上期分の公演4回が全部中止になった連絡が来て、もう残念で仕方ありません。
リッカルド・シャイイー指揮のミラノスカラ座フィルハーモニーも9月なのに中止です。

新しい日常はどんなものになっていくのでしょう。工夫して暮らして行かないとなりませんね。

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歩いて明治神宮まで -2 ・・・ taking a walk to Meiji shrine -2

2020-05-19 22:58:56 | wonderland
神社をお参りして、周りにある椅子で少しだけ休憩して帰りました。
家からまっすぐ歩いたら、明治神宮の森に入ることができます。新宿のOZONの方を通って
参宮橋の方から入って行ったこともありますが、北参道の方がずっと近いです。


































都心にある自然のままに守られた森と人が少なかったのでまるで奈良かどこかにいるように静かで美しい建築に
感動の日でした。

May 9  2020  Meiji Shrine
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歩いて明治神宮まで -1 ・・・ taking a walk to Meiji shrine -1

2020-05-18 23:15:41 | wonderland
自粛生活が続き、だんだん食っちゃ寝の生活になってきましたが、今日は電子レンジとキッチンのタイルの
掃除をしました。年末にできなかったところです。気がついたら重曹がもうなくなっていて、代わりにオレンジエックス
でなん度も拭いたら、まぁまぁきれいになりました。電子レンジの中はアルカリ性の何とかを中に入れて1分かけて
冷ましてからふき取るものでしたが、古くなっていたのかあまり効果がありませんでした。
タイルがきれいになって気持ちが良くて、気分も晴れますね。ベニシアさんが道具を大事に磨いて、そして
生活を愛することを久しぶりに思い出させてくれました。シンプルに気持ちよく生きること。


5月9日

明治神宮まで歩いて行けそうなので、同じく歩きたがっていた娘と一緒にウォーキング。
9.1km 14,286歩 でした。

新大久保駅の近くの皆中稲荷神社の横を通って












こんなところにカフェがと言う感じのカフェ。



人も少ない、新宿駅前でした。



代々木駅まではすぐです。



もう北参道の入口です。



おもしろそうなお店があり、調べたらライブハウスでした。



北参道から明治神宮に入りました。



百年祭なのに、いろいろな行事が取りやめになっているようです。















こちらから入るのは初めてなのでキョロキョロしてしまいます。素敵な場所が広がっていそうです。
鳥の声を聞きながら、森林浴。都心の中の森は奇跡です。

























May 9 2020   Shinjuku ~ Yoyogi ~ Meiji shrine
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目的地新宿中央公園ビオトープへ ・・・ Kanda river walking (Shinjuku area)④

2020-05-17 23:57:38 | wonderland
5月11日神田川ウォーキングの最終回です。

今はこういう場所を残そうと思わないと残らない時代になったのですね。昔だったら、どこにでも見られた風景。
ビオトープを見たくて、やって来た新宿中央公園。端の方はかすめたことはあるけれど中に入るのは初めてでした。
ビオトープは思ったよりずっと小さなスペースですが、作り上げて、大事に守って来たことに意味がありますね。



熊野神社を通り越して、新宿中央公園に入ります。



公園の一番奥、熊野神社の横がビオトープです。
小さな池がありました。
その池の前の原っぱが蝶々の宝庫でした。



アオスジアゲハが何匹もやってきました。












蝶々の顔がやんちゃに見えたりして。そして羽のブルーのグラデーションが素敵でした。























上の方に六角堂が見えます。富士見台とよばれ、淀橋浄水場の名残です。
小学生の頃だったか、遠足か何かの帰りにバスで真っ暗になったこの地帯を通って、説明を受けた記憶があります。
すごく広い場所でした。
江戸時代の水道は 玉川・神田、2大江戸上水が人々の生活を支えましたが、淀橋浄水場の歴史をWikipediaから引用しました。

1898年(明治31年)12月1日通水。原水は玉川上水から引き入れた。1965年(昭和40年)3月31日をもって廃止。
その機能は東村山市の東村山浄水場に移された。跡地の再開発計画として新宿副都心計画がスタートし、1960年代後半から
京王プラザホテルを皮切りに住友ビル、三井ビル、東京都庁舎など、次々と超高層ビルの建築が進んだ。現在は新宿中央公園の
一角に淀橋給水所が残る。




センチュリー・ハイアットが見えます。




こちらから見る都庁は初めてで、ちょっと感動ものでした。







小さなバラ園もありました。



















コゲラの鳴き声がするのでどこかと探していたら、近くの地面から木の上に飛んで行きました。
まさか下に降りていたとは! 
望遠レンズで来なかったのはちょっぴり残念でしたが、蝶々が撮れたので満足でした。















見え隠れする都庁舎。



富士見台に登ってみました。









淀橋浄水場があったことが記されています。



大久保ツツジの説明もありました。







都会のど真ん中にある憩いの公園です。



西口方面のビルがこんな風に見えるなんて不思議な世界でした。


帰りは小田急ハルクの食料品階が5時までやっていたので、半額になっていた新鮮な魚を買って
歩いてそのまま帰りました。

May 7  2020  Shinjuku central park


コメント (2)
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失われた色を求めて~植物染め・伝統100色を今の世に~ ・・・ Sachio Yoshioka and the Art of Natural Dyeing

2020-05-16 23:55:19 | art
日本の色の復元



プレミアムカフェ 失われた色を求めて(初回放送:2017年)

ハイビジョン特集 失われた色を求めて~植物染め・伝統100色を今の世に~(初回放送:2017年)
藍、紺、群青…青系色だけで20以上の名がある日本の伝統色の豊かさは、世界に例がない。英国V&A博物館から
永久保存用に「植物染めのシルク」の制作を依頼された染織家・吉岡幸雄さんは、植物を求めて山中を探し、自ら草を
植え、色抽出の手法も奈良時代の文献まで遡る。日本人が愛でてきた「色の世界」とは何かを探る。

NHKのドキュメンタリーの再放送で知った染の吉岡幸雄さん。若い頃、草木染をやっていたので、やっぱり自然の色
には魅かれます。 吉岡さんの色に出会ったのが、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)の学芸員です。
植物で染められた日本の色が永久保存されることになりました。世界を探して巡り会った豊かな色で、世界に類がない
とのことです。この美術館は若い頃何度も通ったという吉岡さん。昨年お亡くなりになったとのことで、その仕事は
京都伏見の工房で娘さんにひき継がれています。

現在V&A博物館で特別展が6月まで延長されたもののイギリスではまだ緊急事態宣言解除になっていないようです。
日本ではなく、海外で永久保存とかとちょっとがっかりですが、世界の遺産はどこでもそれを大切にする人々に
よって遺していただければ嬉しいです。学芸員の方はロンドンに帰るまで興奮が続いたと出会いについて
語っていました。

【V&A博物館 YouTube チャンネルより】短い画像を見ることができます。

In Search of Forgotten Colours - Sachio Yoshioka and the Art of Natural Dyeing

英国V&A博物館
吉岡幸雄作品展
In Search of Forgotten Colours
失われた色を求めて
2018年6月〜2020年6月21日 ロンドン

.

日本の文化の中で色が鮮やかだったのは天平から平安時代にかけてだそうです。以前、池田さんの所のコーディネート講座で
昔の日本に色が少なく暗かったなかに、着物の色はどれだけあざやかに映ったことかと話していました。江戸時代以降は
地味な色に囲まれた世界だったことでしょう。



吉岡さんは植物染めがなくなたのは産業革命によるけど150年200年の間で、それまでは人間はずっと植物で染めて
いたので短い間と話されていました。ただ美しい色を出したいからと言う気持ちからだけです。
正倉院の色を復元し、お水取りや仏教行事で使われるものを作り、日本古来の色を求めて活動を続けられてきました。



定年退職間近に卒業旅行のつもりで京都で開催された職場同期のOB会に参加しました。みんなが辻留に行っている間、
一人奈良のお水取りに向かった時のことを思い出します。京都より、奈良の方が好きだった私。おおらかで異国の香りが
する文化。その時の写真や、主人が亡くなった後の娘を連れて、主人のルーツ愛媛から直島までの旅行、足立美術館と
山陰・倉敷の旅、諏訪・八ヶ岳、北海道、祇園祭から最近の沖縄まで、旅行の写真はすべてアップ途中で、いつかブログに
続きをと思っていたのが、何年も経ってしまい、今この時間がある時と思っても日々の今の日常を追ってしまっていて、
取り掛かれていません。

私は山崎青樹の草木染の本を2冊持っていて、染の参考にしていました。らせん工房にいた時、みんなで草木染にはまり、
家の近くでとれたすすきやセイタカアワダチソウ、皆が持ってきたくりや、いたどり、車輪梅、くちなし、コーヒー、紅花
クサギなどで染めました。藍染もトライしました。当時赤坂にあったカフェ・イ・アルテの織家律子さんがメキシコに買い付けに
行くときにコチニールを持ってきてくれたこともありました。葛を求めて、鎌倉や真鶴まで行ったこともありました。
木曽に旅行に行った時も栗のイガを分けてもらって持って帰って来たこともありました。中心になってくださったのが
国立博物館で館長秘書をされていた今は亡きNさんでした。紅花や藍染もしましたね。素敵な時間でした。独身時代の頃の話です。
燃え尽きてしまった林辺先生のことも思い出します。個性的な方でした。染と織の基礎を教えていただきましたが、先生の教え方
は自分で考えてできるようにするように思えました。





当時のサンプル帳ですが、他に写真アルバムのポケットに糸を入れる形で作ったサンプルもあったと思ったのですが、
みつかりませんでした。シルクとカシミアを合わせてショールやマフラーを織りました。シルクだけではテーブルマットとか
長くすれば帯にもできそうなパターンでも織ってみました。最初は化学染めだったけれど、草木染を始めたら、化学染めは
しなくなりました。

年取って、和服を着るようになってから、呉服屋さんが世の中に草木染信仰があるけれど、化学染めの色もとても
よくてと話していて、そうなのかなと思いましたが、丹後で草木染をしているというご夫婦の糸を見せてもらったら
やっぱりいいなーと思ったことがありました。あの時呉服屋さんは草木染の色は退色するようなことを話していましたが
私が染めたものは色が変わったとは思えませんでした。

追記)
イギリスのクラフトの感覚は日本と似ている感じがします。とても近くに感じます。
林辺先生のらせん工房に通っているとき、丸善を通して、イギリスの雑誌”CRAFT"を取り寄せてもらっていました。
フランスとは食の感覚が非常に近いと思います。あの繊細さ。おたがいに影響を与え合いながら進んでいく文化。

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真夜中のTV-2 ・・・ midnight TV-2

2020-05-16 14:45:18 | my favorite
5月12日の深夜に何気についていたTVを消そうと思ったらおもしろい番組をやっていて、思わず見て
しまいました。以前、時々見ていたコズミック フロントとそれに続くプレミアムカフェ。さすがプレミアムカフェは
全部見れなかったときのために録画しながら見ました。

コズミック フロント☆NEXT「謎のゴールデンハット 秘められた古代天文学」



今から3000年前に作られた黄金の帽子「ゴールデンハット」が、ヨーロッパ各地で相次いで
発見された。高度な技術で黄金が薄くのばされ、表面には不思議な円模様の装飾。いったい誰が何のためにつくったのか?
表面の円模様や同心円の数や規則性をしらべていくと、ゴールデンハットにはカレンダーの役目があることが分かってきた。
しかも、日食や月食という複雑な天体現象の予測にも使っていた可能性があるという。


高校生の頃、地学や物理は本当に苦手でしたが、宇宙についてはその謎にひかれます。空間に限度があるのか、永遠とは何か
とか小学生の時、思いめぐらせて、先生にどうしたの?と言われたことがありました。大人になってからも宇宙についての
物理学の本を借りてきてもさっぱり。こういう画像でわかりやすく解説してくれる番組は助かります。

地球は太陽と月の影響を受けて動いている天体です。3千年前のこの輝ける帽子は月の動きを記したもので、暦は
月の動きをもとに造られ、農業の時代に入り、月の満ち欠けで暦を作り、種をまく時期とかがスケジュール化されて
行きました。潮の満ち干とか引力とか月は不思議な力を持って影響と与え続けます。月の周期だけだと太陽の周りを
回ることで決められある1年との誤差が生じ、このハットを解析すると数式が出て、現代の暦とぴったり合うということでした。
確か月と地球と太陽がぴったり一直線に並ぶ時と・・・ 
このハットは権力者がかぶり、農耕をつかさどったと考えられそうです。農業の時代になり、土地を得、争いが発生し、
そして階級が生まれたという歴史です。鉄の時代が来て、武器を作っていった人間。
ナスカの地上絵の謎も・・古代の底知れない力。



インカやマヤの日時計みたいな陰で暦がわかるのもすごいですよね。レオナルド・ダ・ヴィンチがあの時代にすでに
地動説を語っていたことも凄いけど。


プレミアムカフェ 失われた色を求めて(初回放送:2017年)




ハイビジョン特集 失われた色を求めて~植物染め・伝統100色を今の世に~(初回放送:2017年)
藍、紺、群青…青系色だけで20以上の名がある日本の伝統色の豊かさは、世界に例がない。英国V&A博物館から
永久保存用に「植物染めのシルク」の制作を依頼された染織家・吉岡幸雄さんは、植物を求めて山中を探し、自ら草を植え、
色抽出の手法も奈良時代の文献まで遡る。日本人が愛でてきた「色の世界」とは何かを探る。





若い頃、草木染を結構やっていたので、やっぱり自然の色には魅かれます。
吉岡さんの色に出会ったのが、ロンドンのアルバート&ヴィクトリア美術館の学芸員です。植物で染められたものが
永久保存されることになりました。世界を探して巡り会った豊かな色で、世界に類がないとのことです。
この美術館は若い頃何度も通ったという吉岡さん。昨年お亡くなりになったとのことで、京都でその仕事は娘さんに
継がれています。
通っていたらせん工房で草木染にはまり、山崎青樹と言う染織家のテキストで皆でいろいろな植物と媒染でシルクや
カシミヤを染めて、それを織っていたことがありました。それぞれの家のまわりで採集したものや、時に箱根や真鶴まで
一緒に植物を取りに行きました。自然の色に触れた貴重な時間でした。仕事をしていたので夜原宿の工房に行って11時近くまで
皆で作業をしていました。あの時の染の感覚を少し思い出しました。

とても貴重な番組で、それぞれの色を染める工程がわかり、永久保存版にしたい番組でした。


プレミアムカフェは以前の番組で反響の多かったものなどやっていますが、来週は志村ふくみさんが織の原点を
たどるトルコへの旅で見逃せません。志村さんは名前が出始めた頃から、婦人の友などによく作品が載っていて
とても印象が強く残った人でした。人間国宝になっちゃったんですね。私の職場の先輩のお父様とだした
対談集「一茎有情」を買った時は資生堂ギャラリーかどこかで個展もやっていて、本にサインしていただき、お話も
したことを覚えています。

宇宙の話と織の話は私にとってはとても刺激的なものです。





ツグミさんからのお知らせで5月6日の音楽番組の再放送を録画していました。先日時間があったのでかけてみました。

「外出自粛の夜に オーケストラ・孤独のアンサンブル」
オーケストラのトッププレイヤーたちが、外出自粛の中自宅でたった一人で音楽を奏でる。仲間も聴衆もいない。
でも音楽が心をつなげる。孤独だけど、ひとりぼっちじゃない。

N響、都響、新日フィルなど、オーケストラは演奏会中止、練習もできず、メンバーは自宅にこもり孤独と向き合う
毎日だ。これまで仲間と一緒に聴衆の前でアンサンブルをしてきた各オケのトップ演奏家7名が、今回の外出自粛の中、
たった一人、自宅でクラシックの名曲を孤独に奏でていく。祈り・希求・ぬくもり…今だからこそ生まれる音楽。
同じように一人だけで家にこもる視聴者の方々に、心揺さぶる感動と癒やしをお届けする。


■演奏者・曲目

東京都交響楽団 ソロ・コンサートマスター 矢部達哉
マスネ「タイスの瞑想曲」

東京交響楽団 クラリネット首席 吉野亜希菜
チャイコフスキー「花のワルツ」

NHK交響楽団 トランペット首席 長谷川智之
ドニゼッティ 歌劇「ドン・パスクァーレ」第2幕 前奏曲

新日本フィルハーモニー交響楽団 チェロ首席 長谷川彰子
バッハ・無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調から ブーレ 

NHK交響楽団 第一コンサートマスター 篠崎史紀
シューベルト「万霊節のための連祷」プシホダ編曲
ハイドン 弦楽四重奏曲 第77番 「皇帝」より 第2楽章

東京都交響楽団 オーボエ首席 広田智之
サン=サーンス「オーボエ・ソナタ」 ニ長調 より 第2楽章
グノー 「アヴェ・マリア」

東京フィルハーモニー交響楽団 トロンボーン副主席 辻姫子
「アメージング・グレイス」



それぞれの楽器の音色がとても美しかったです。
矢部達哉さんのタイスの瞑想曲が一番感動しました。何時も心に響く曲なのですが、
なんだかこの状況の中で聞くと家族のありがたさとかも感じてしまいます。
たとえ子供が独立しても家族は家族だと思いますが。社会の最小の基盤ですね。

車もほとんど走っていない東京の道を静かにカメラが回っていきます。
人が全然いない風景と言うのは寂しいものですね。誰もいない街に音楽だけが静かに響きます。


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西新宿の小さな公園でランチのあと、新宿中央公園へ向かう ・・・ Kanda river walking (Shinjuku area)③

2020-05-15 23:55:23 | a day in the life
前回5月11日に神田川ウォーキングをとよみず橋までアップして、中断していました。
本来の流れに戻ります。






とよみず橋から新宿中央公園に向かって歩くと小さな公園があったので、そこでティコパンで買って持ってきたホットドッグで
ランチにしました。若い男の子がランチを持って外に出てきて、食べていました。IT関係のオフィスとか近くにありそうですね。
バイクで走ってきて休憩していた男の子や、親子で遊んでいる人が少しだけいただけでした。















ここはかつて昭和の商店街があったところのようでした。ここにあった街を記念してたてられた碑があり、
西新宿の再開発に最後まで頑張っていたけやき橋商店街もその波に飲み込まれてしまったと書かれていました。



なんだか複雑な思いになります。町は姿を変えていきます。







中央公園に向かって歩くとスタジオの前は花屋さんのように花がたくさんありました。



スィート・ピィーの花がかわいいです。久しぶりに見ました。

























こちらから行くと熊野神社の前を通ります。










May 7 2020  Nishi-Shinjuku
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エゴノキの花が咲くころ ・・・ when Egonoki 's flowers bloom

2020-05-14 23:58:55 | seasons
バラの花が香る5月。つつじやあやめ・花菖蒲の季節でもあります。
エゴノキやウツギなど木の花も咲きだします。
エゴノキの花はあっという間に咲いてあっという間に散ってしまいます。
家の近くのエゴノキは買い物への行き返りにチェックです。小さな公園の脇などに植えてあります。
横浜の両親のマンションの庭に植えてあったエゴノキが見事でした。10年前の5月25日に見事に
咲いていました。父がなくなってからもう10年も経ちました。あの時の花は忘れられません。




スーパー近くのエゴノキはもう終わりが近い状態でした。






















公園の方は見ごろでした。











































May 12  2020  
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