Reflections

時のかけらたち

京都高瀬川あたり ・・・ around Takase river

2021-08-19 16:09:09 | wonderland

7月17日

貴船から京都の中心に戻る途中、出町柳で薬局を探して、娘は必要な薬を買いました。
私もいつも救急備品を持って行くのですが、期限切れになっていました。

薬が効いて、やっと楽になった娘と京阪本線で夕食を予約しているお店に近い三条まで行きました。
ずっと休憩したかったのですが出町柳にもそういうお店がなく以前みつけていた和菓子のお店は
下賀茂神社よりずっと先の方でした。

広々とした鴨川 ・・ 気持ちがいい大好きな風景

 

おなじみになったスタバ‥‥ でも入ったことはありません。

 

 

 

京都でも人気のキルフェボンは1時間待ちとか・・・

 

夕食を予約した「がんこ高瀬川二条苑」方面に行く道も少し歩きながらどこか休憩できないかと
お店を探しました。
若かりし頃、この高瀬川沿いにコーヒーが飲めるお店がいくつかあったように思いますが、
もう40年以上も前のことだから街も様変わりして当然ですよね。

一回りして、最初に見つけた小川珈琲に少しだけ待って入ることができました。
落ち着いたいいお店でした。

ここで前のカウンターに和服で入っていた女性がそれぞれ素敵でした。和服でふらっとコーヒーを
飲みに入るなんて京都らしいですね。最初にいたのは私よりずっと年配の女性がすごく美しい
花柄の手描きの帯に、友禅のような着物で明るくて素敵でした。 次に若い女性が、さらっと
藍色の更紗の着物に大きな格子の帯をして、それは楽そうに着ていました。
京都は本当に着物の似合う街です。すてきで後姿を撮らせてもらいたいくらいでした。
気持ちも楽に着る和服が今の目標です。

 

 

娘は右側のオラウータンコーヒー(自然保護のプロジェクト)、私はコーヒーフロートで涼みました。
やっと座れた! どうして和の店がないの?! 京都は意外と珈琲店とパン屋さんが多いですよね。

やっと再び落ち着いて高瀬川沿いを二条方面に向かって歩きます。

 

佐久間象山と大村益次郎の碑がありました。
最近見た「武士の家計簿」でも息子が大村益次郎と一緒にいて、災難に巻き込まれたのではと
家族が心配する場面がありました。

京都の町は本当に歴史があちこちに息づいています。

 

ここから少しのところに高瀬川二条苑はあったのに、又市役所の方に出て
ぐるぐる回ってしまいました。

 

 

島津製作所のビルが素敵でした。

高瀬川は角倉了以・素庵(1571-1632)親子によって開削された京と伏見を結ぶ全長約11キロの運河です。
素庵のことは俵屋宗達との友情で知りました。

角倉家は京都の医家4代目として生まれましたが、実業家の道へ進みました。
いろいろな事業のほかに、高瀬川の開削の時、三条河原で斬られた豊臣秀次と妻子30人以上を埋めて秀次の首を曝した
「悪逆塚」が荒れ果てていたのを憐れみ、「悪逆」の2文字を削って塚を修復し、供養のために瑞泉寺を建てたということ
を知り、そういう人がいたことにホッとします。何回かの最近の京都旅行で豊臣秀吉の気配も強く感じることが多かったです。

角倉了以については下記の記事が参考になりました。

高瀬川開削400年ー角倉了以と素庵

夕食は了以の屋敷でもあった「がんこ高瀬川二条苑」を勧めてもらって、お庭が見れることと、川床で食事ができるので
選びました。

July 17  2021   near Takase river,  Kyoto

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貴船へ ・・・ to Kibune

2021-08-18 23:55:23 | wonderland

7月17日 
瑠璃光院の次の目的地貴船に向かいました。
高校の時の修学旅行の自由行動の日にとしちゃんと鞍馬に行ったことはありますが、ここ貴船はおととしの
祇園祭の時も行く機会はあったのですが、敢えて暑い京都の町に残りました。

叡山電鉄で宝が池まで戻り、再び貴船方向の電車に乗り換えます。このかわいい電車の運転手さんはとても
親切で他にも東京から来た二人ずれと一緒に迷っていたら、運転席を降りていろいろ教えてくれました。
駅は無人駅でした。無事乗り換えましたが、この路線は2年前の台風でまだ全線復旧していないので
行けるところまで行って、バスに乗り換えました。バスはすでに人が乗った状態で来るので、待っている
人全員が乗れなくてぎりぎりセーフでした。

貴船口まで行って、またそこから神社へはバスを乗り換え、5分くらいで着きました。

今回の京都旅行、神社好きの娘の行きたかった貴船神社が初日の次の訪問地。ここは水を祀る神社で
翌日行った愛宕は火を祀る地でした。京都の古い信仰が残る地です。

 

貴船神社

貴船神社の創建は, いつかわからないようです。 ただ, 1300年前にはすでに社殿の造り替えの記録があるようなので, 平安京の遷都よりさらに歴史があります。

貴船神社は, 水神である高龗神 ( たかおかみのかみ ) をお祀りしている神社です。

昔は、木船や貴布祢とも書かれたそうですが、明治四年 ( 1871 ) 以降は貴船と改められました。

平安時代には, 神社で最も高い格式であり, 日照りや長雨が続いたときや, 国に危険があるときには必ず, 天皇の使いが, 貴船神社に差し向けられ, 祈祷が行われました。

弘仁九年(812)以来は、雨乞い、雨止みの神様として人々に崇められ、雨乞いには黒馬、雨止みには白または赤馬が献上されるのが通例で、記録には、数百回に及ぶそう。

貴船 ( きふね ) は, 古来「 氣生根 」と書かれ, 氣が生じる根源の地と考えられていていました。 氣が生じるところのため, 運氣が上がる『 運氣龍昇 』のご利益が期待できます。この地を「きぶね」と読むことを初めて知りました。神社のほうは「きふね」と読みます。

また, 平安時代の歌人 和泉式部が, 夫の心が他の女性に移ったことを思い悩んでいるときに, 貴船神社に参拝し, 復縁を願ったところ叶えられたので, それ以来, 「 縁結びの神 」として, 崇められるようになりました。和泉式部は恋多き女性というイメージが強いのですが、結構かわいかったのですね。

叡山電鉄がまだ復旧していないので木原からバスを乗り継ぎ、貴船神社近くまで来て、川沿いを歩き始めました。

 

川床のお店が見え始めました。川の流れの勢いはすごいですね。

 

本宮はここから上がりますが、先に鳥居茶屋で鮎雑炊をいただいてから上がって行きました。
川床は値段もとても高くてお料理はそれほどでもということも聞いていたので、時間を取り、ここは
奥宮まで行くことに重点を置きました。夕食は鴨川の川床を予約していました。

 

 

 

お着物でいらしている人たちが何組もいました。

 

七夕祭りのかざりがなんとも縁結びの神様らしい・・

 

 

 

 

娘は水占いをしていました。霊泉に浮かべると文字が浮かぶ「水占みくじ」が有名です。

 

 

 

ここから次の結社に向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

蛍を詠んだすごい感性の歌ですね。

 

思い川  モードは完全に和泉式部です。

 

ここからさらに上に行くと奥宮があります。

 

 

 

 

 

 

ここまで来ると神話の世界のようです。
貴船神社創建の地であり、森に囲まれた神聖な場所です。御鎮座伝説に伝わる玉依姫命(たまよりひめのみこと)が乗った黃船は、
人目に触れぬように石で包み囲んだと伝えられ、今も苔むして奥宮本殿の側に祀られています。 

 

途中カフェで川床に出れるお店もあったのですが、結構人が待っていたので
市の中心に戻ってからお茶をすることにしてバス停の方まで下って行きました。

 

 

 

着た時と同じようにバスを乗り継ぎ、木原から叡山電鉄に乗りました。

木原駅にバス停から向かう途中で会った猫ちゃん

 

 

 

July 17  2021   Kibune, Kyoto

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京都瑠璃光院 ・・・・ Rurikoin, Kyoto

2021-08-17 23:57:31 | wonderland

やっと京都に戻ることができました。1カ月前の京都旅行の写真です。帰ってからすぐアウトラインだけを
夏の京都へ 7月17日ルートメモ にアップしましたが、写真もほとんどスマホだったと思います。

 

7月17日

娘が突然、軽井沢に行けないのなら京都に行こうということになり、二人の行きたい場所を出し合って行った1泊2日の
京都旅。私が一番行きたかったのは瑠璃光院。娘が行きたかった貴船と初日に組み合わせることにしました。私一人だったら
大原寂光院の方を選んだと思うけど・・

瑠璃光院は小学校のミニクラス会の京都旅の時に候補にあがりましたが、少し遠い場所なので他の行程と組み合わせるのに
難しいところもあり、また近年人気で入れないくらいの人が集まるらしいとのことで行けなかった場所でした。

寺院という認識がなく、入り口で聞いたらここ十数年のことと返答がありました。

帰ってから調べると

京都市左京区上高野にある寺院。岐阜市に本坊を置く「浄土真宗無量寿山光明寺」の支院で、本尊は阿弥陀如来
もともとは明治から大正にかけての実業家の別荘で三条実美命名の茶庵「喜鶴亭」があり、現在見られる庭と建物は大正から昭和に
かけて造営されたもの。
その後京福電鉄が所有し、高級料理旅館を営業していたが、廃業に伴い、光明寺が買収し、本堂を設置。

「八瀬」という地名は「矢背」とも記すことができ、これは壬申の乱(672年)で背中に矢傷を負った大海人皇子(おおあまのおうじ、
後の天武天皇)が「八瀬の釜風呂」で傷を癒されたことが由来と言われています。
それ以来、貴族や武士たちから「やすらぎの地」として愛されてきました。

となっていました。

茶庵は見れるかどうかわかりませんが、今度は秋に来てみたい場所です。春と秋だけの特別公開です。

6時半東京発の新幹線に乗って、京都駅から奈良線、京阪本線、叡山電鉄を乗り継いで八瀬比叡山口
で下車。

まず目に入ったのは高野川の清流。家族で来て釣りを楽しんでいる人もいました。

 

 

入り口には少し列ができていただけでした。コロナのため春の特別公開の期間が
延長されています。青もみじは新緑のころなので、少し遅いのですが・・
混雑していなかったのでゆっくり見ることができました。

 

 

 

 

苔の美しい庭です。

 

 

いつもだったら人が多くて、こんなに人が入らない写真は写せなかったかもしれません。

 

 

 

以前京都セミナーハウスに泊まって、曼殊院や実相院に行ったとき、実相院の「床みどり」は
撮影禁止でしたが、ここでは撮影OKでした。

写経もできたのですが、午後の予定があるのでパスして、1階に降りて、庭や釜風呂を見学しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご朱印は自分で日付を書くようになっていました。

 

 

 

 

 

娘が急にコンビニに行きたいというのでスマホで探して、この山の中、道路沿いに
みつけてホッとしました。途中、比叡山に上がるケーブルカーの乗り換え口がありました。

旅行ってハプニングがありますね。

 

              

この写真を見ていた時に、なぜか仕事をしていた時のことを思い出していました。勤め始めたころはなんだか学生時代のように
楽しい時間が流れていました。大規模なリストラがあり、組織改革を皆で考え、ミーティングが続きました。もちろん
先生みたいな某企業から派遣されていたスタッフがリーダーでストーリーはできていたのですが、新しいものを作る機運にあふれて
いる時がありました。その改革でできた学術部会はミニ学会のようなものでそこで多くの先生や研究者の方たちをサポートするのが
仕事でした。京都大学でも思い出す先生方がいて、懐かしく思いました。学術部会を担当して、社会の大人の人たちに初めて
会ったような感覚でした。中でもユーモアのセンスにあふれた計測関連のK先生の会議はこれが大人のやり方と思ったりしたもの
でした。最近AさんのFBから思い出した東北大のT先生も本当に懐かしく、今やっていらっしゃる人間学のセミナーについて
思わずお聞きしてしまいました。

なんだかしみじみしちゃって大丈夫かしら私?
思い出もなんだか引出しをあければ宝物のようなものですね。

 

夜遅くにも救急車の音がして、今ではコロナ以外は考えられないような感じです。
どうなっちゃうんだろう日本。

 

 

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自分との対話 ・・・ dialogue with myself

2021-08-17 01:02:01 | thoughts

8月16日

ヨガは週2回のペース。行きたい時に予約していくシステムでリモートでは申し込めば自由に何回でも受けられます。
でも私はスタジオに行かないと真面目にやる気がしません。月曜日の先生はしっかり組み立ててくれるので楽しくヨガができます。

 

今日もいつものようにシャバーサナから最後のあぐらのポーズで手を合わせて動いてくれた自分の体に感謝します。
自分を支えてくれる体に対する感謝の気持ち、今日は心から感謝の気持ちが生まれてきました。いつも日常でも
働いてくれてありがとうとそう言いたいです。

 

ヨガのポーズは自分を見つめることから始まります。そういう時間はすごく貴重です。自分の心と体を見つめ
対話する時間。

 

私を運んでくれる体に感謝して・・・ そしていつかこの体を置いて旅立つ日が来るのでしょう。

そういうことを思い描くときに「星の王子様」の最後のシーンが浮びます。

 

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こんな夜更けにバナナかよ ・・・・ A BANANA? AT THIS TIME OF NIGHT?

2021-08-16 12:36:20 | movie

ずいぶん昔に録画していた映画を昨日の午後見ました。
ドキュメンタリー、ノンフィクションをもとにした映画が続きます。

- キャスト -
大泉 洋
高畑充希 三浦春馬
萩原聖人 渡辺真起子 宇野祥平 韓英恵/竜 雷太 綾戸智恵/佐藤浩市/原田美枝子
- スタッフ -
監督:前田哲
脚本:橋本裕志
原作:渡辺一史「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文春文庫刊)
主題歌:「フラワー」ポルノグラフィティ(SMEレコーズ)
音楽:富貴晴美 

 

 

 

 

三浦春馬はまるで自分と重ねるように悩める役を演じていました。完成披露試写会の時に素晴らしい仲間と作った時間が
幸せだったと話していました。三浦春馬が1作ずつ大事に作品を作って行った遺産のひとつですね。

キャスティングが素晴らしかったですね。

周りに迷惑をかけなくては生きていけない人がいる。私も子供が小さいころは週末は病院通い、熱が出れば義理の姉にすぐ来て
もらって仕事を続けました。その時に女医さんに3歳児は人に迷惑かけないで育てることはできないと言われ、ホッとしたことが
ありました。助けてと言えることが大切なこと。人は一人では生きられない。

主人はまさに人に迷惑をかけないでは生きられない難病患者でした。この話のように最後は口だけで生きているのです。
支えるのもひとりでは大変で、義理の姉に話を聞いてもらったり、病院でも私のことを心配してくれる心療内科の先生も
いらっしゃいました。家族も含め、多くの人に支えられてきたことは忘れられません。大学病院の先生たち、ソーシャル・ワーカーさん、
訪問看護士、訪問医師、訪問理学療法士、入浴サービスの人たち、そしてヘルパーさんたち・・・訪問入浴のシーンなど
思い出してしまいます。男性のヘルパーさんたちが親身になって世話をしてくれました。
わがままだったけど、時には控えて我慢していた彼。

この映画の主人公が親に甘えず、自立していったことはすごいと思いました。母親からしたら家で面倒を見てあげたかったと
思うけど。彼の自主性を尊重した親もすごい。

社会が在宅看護をして、お互いに支えあう、決して一方通行ではない人間の心の交流を描いていました。そして障がい者の方からも
対等の意識を持つことが大切です。

大泉洋、高畑充希、三浦春馬、綾戸智恵など素晴らしかったです。

 

私が小学生のころ、隣に同じ筋ジストロフィーの青年が住んでいました。筋肉が衰えていく悲しい病気を知りました。年取った
お母さんが一人で面倒を見ていました。ヴォランティアもヘルパーさんもいない時代です。いつもベッドに寝ていたイメージでしたが、
油絵を描くのが好きで、私が持っていた外国製の当時とんでもない値段の可愛いお人形を貸してあげて描いていたのを覚えています。
若くして燃え尽きた命でした。

 

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来月のスケジューリング ・・・ planning for next month

2021-08-15 23:59:03 | a day in the life

季節感がない、梅雨のような天気と豪雨が日本を襲っています。オリンピックが終わり台風が来て、今は前線が停滞しています。
線状降水帯という耳慣れない言葉を頻繁に聞くようになりました。広島に一人で住んでいる高齢の義理の姉が心配になります。

2021年ももう夏まで来て、コロナが今までにない爆発。都民劇場の2021年下期も海外からのオケやアーティストの来日の目途がつかず
中止のお知らせが来ました。それでN響の1回券やwebセレクトの発売について調べたら、現在申し込みが延期となっています。同じく
海外からの演奏者の来日が問題です。

7,8月と歌舞伎座には玉三郎の公演がなかったので、行っていませんでしたが、やっと9月に何と四谷怪談の舞台があります。そんな時に
いつも歌舞伎座にご一緒させていただいているKさんから文楽と歌舞伎のダブルブッキングをしてしまったので、どちらか行きませんかと
嬉しいお知らせ。9月は2度延期した、館野泉のコンサートや昨日ベルカントに行ってチケットを買った新宿文化センターでの安藤先生の
オペラ公演もあり、ちょっと考えましたが、またとない機会でしたので、文楽に行かせていただくことにしました。最近、地下鉄の通路で
文楽のポスターを見て、また見たいな~と思っていたところでした。

 

『寿式三番叟』『双蝶々曲輪日記』の第1部で、
能楽の特別な曲「翁」を移した「寿式三番叟」は国立劇場55周年記念を寿ぐとともに、コロナの災厄を払い、安穏な
日々が戻ることを祈って上演するとのことです。翁は能で今一番見たいものですが文楽の方が最初になってしまいます。
「双蝶々曲輪日記」は吉右衛門で昨年歌舞伎で観たものです。歌舞伎-文楽-能と同じ演目がどう変わって行くのかも
楽しみですね。

今回は7月に文化審議会から重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定するよう文部科学大臣に答申されたに桐竹勘十郎氏が
「双蝶々曲輪日記」に出演です。

 

国立劇場は高校生の頃、歌舞伎教室で行ったことがありますが、あの時は出来立てだったのですね。あっという間に月日が
たち、あの時の教室ではピンとこなかった歌舞伎にやっとなじんできたところです。

9月にはヨガスタジオ主宰のファスティング講座にも参加することにして、Zoomでのレクと今回は3日間のファスティングと前後3日の
準備期間と回復期があり、8月末から始まる講座と自分自身でファスティングの時期を決めて実行するので、他のスケジュールとの
調整を含めて、私の9月の予定がざわついています。すでに経験済みのベルカントの先生からは水分を取りすぎてもいけないとか
回復期には体が新しく変わっていくので、頭痛があったり、変調があるかもしれないとお話を聞きました。ヨガの先生には高齢なので
きっちり指導をお願いしています。1日ファスティングは経験がありますが、ちょっとした挑戦になります。

 

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武士の家計簿 ・・・・・ Abacus and Sword 

2021-08-15 23:51:17 | movie

12日にTVで「武士の家計簿」をやっていたので、ずいぶん昔にもTVでやってみたことがあったけれど、印象的な
シーンを少し覚えていただけだったのでもう一度見てみることにしました。これは江戸時代のホームドラマです。
特別な人ではないけれどやっぱり明治維新へと巻き込まれていく一家の話でした。江戸時代も現在の延長線上に
あることを感じさせる映画でした。

 

武士の家計簿

公開日     2010.12.04  
メインキャスト 堺 雅人/仲間由紀恵/松坂慶子/中村雅俊/草笛光子/西村雅彦
スタッフ 監督:森田芳光
原作:磯田道史
脚本:柏田道夫
イメージソング:Manami 「遠い記憶」(TOY'S FACTORY)
エグゼクティブプロデューサー:飛田秀一 豊島雅郎 野田助嗣 原正人
プロデューサー:元持昌之
音楽:大島ミチル
撮影:沖村志宏 
照明:渡辺三雄
録音:橋本文雄
編集:川島章正
美術:近藤成之

このにらみ鯛のシーンとお母さんがなくなるときに着物を取り戻してかけてあげるシーンが残っていた
程度だったのでTVだったし、ちゃんとみていなかったのかもしれません。

堺雅人がとても自然でよかったです。まるで彼の性格がそのまま主人公のようでした。
堺雅人は多才でいろいろな役がこなせますが、やさしいけれど芯の強い役が似合いますよね。

私が好きなナチュラルな演技ができる日本の俳優は加瀬亮、浅野忠信くらいでしょうか・・
加瀬亮は10年以上前に山田太一の久々のTVドラマ「ありふれた奇跡」がとてもよくて注目の俳優で、
脚本もよかったし、とてもいいドラマだったことを覚えています。
今ネットでみたら、加瀬は浅野忠信の付き人をしていたとか、良くわかります。加瀬亮みたいに
その人自身がじわっと出てくるようなそういう俳優っていいなーと思います。

この武士の家計簿では大島ミチルの音楽もしみじみとして良かったです。時代は変わって行っても
同じような人間が脈々と生きてきたことがわかります。

 

 

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植物多様性センターで大好きな花たちに囲まれて -2 ・・・ happiness surrounded by my favorite flowers -2

2021-08-14 23:47:45 | my favorite

8月12日 の神代植物公園、植物多様性センターの続きです。

情報館の中にも立派な鉢植えのレンゲショウマとミヤマウズラが置いてありました。

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマウズラ

去年高尾山で見たのと少し違うような・・

昨年の横山先生との花巡りでは戦争中の暮らしなどいろいろなことを教わって、貴重な時間でした。
先生は今どんな花巡りをされているのでしょうか・・・
明日は終戦記念日。コロナやオリンピックで戦争感が薄れたような感じがしました。

11日の夜中に「原爆初動調査 隠された真実」の再放送を偶然見て、思わず見入ってしまいました。
その中で一番印象に残ったのはアメリカの医師ジェームズ・ノーランの話です。

ジェームズ・ノーラン医師。マンハッタン計画に参加し、その後、広島で調査を行った放射線の専門医でした。

ジェームズ・ノーラン教授「祖父に『日本はどうだった』と聞くと『想像を絶する惨状以外の何ものでもなかった』と答え、それ以上何も話しませんでした。祖父は生涯、深い苦悩にさいなまれていました」

残りの人生を、患者の命を救うことに捧げたというノーラン医師。「真実を言えなかった」という負い目があったと、遺族は考えています。

ジェームズ・ノーラン教授「グローブスは『医師たちがこう言っています』などと言うことで、医師の専門性を利用していました。ある意味では、祖父たち科学者も『共犯者』になっていたのです。祖父は戦後核実験が行われたという記事を読むたび、こう嘆いていました『あいつらは核の恐ろしさを分かっていない』」

見ごたえのあるドキュメンタリーでした。核を政治に利用しないでほしいと思いました。人間ってなんて恐ろしいことをしているのでしょう。

 

 

 

 

シマホタルブクロ

 

 

外のレンゲショウマはちょっと小ぶりな感じ。

 

ヌスビトハギ

 

カリガネソウ

 

イトトンボを撮っている人がいて、はいつくばって撮って、バックに茶色を入れるといいよと
教えてくれました。

 

もうピントが合わなくて・・・

キイトトンボも飛んできましたが、あっという間で撮ることができませんでした。

 

コバノギボウシももう終わりでした。

 

ミシマサイコ

 

ツマグロヒョウモン

 

ツルウメモドキ

 

シマホタルブクロ 伊豆諸島のエリアにありました。

 

ハマカンゾウ

 

キツネノマゴ

 

ハマゴウ

 

 

サンゴジュ

 

マメガキ
Uさんが葉っぱの下のかわいいい実を見せてくれました。

 

 

 

最後にまたお気に入りの水草を見て帰りました。

トチカガミ

 

イヌタヌキモ 

 

ガガブタ

 

ミズキンバイ

 

 

今回はお昼ご飯のことも考えず、飛んできたので、Uさんと深大寺のお蕎麦を食べて帰りました。
一人で来て、午前中だけで帰り、午後のヨガ、図書館へと行く予定でしたが、最初から3つ予定を入れるのは
難しいと思いつつやってきたので、ヨガはキャンセルしました。

 

植物園から近いお蕎麦屋さん るりり

 

冷たい水でしめたお蕎麦はこしもあり、すごくおいしかったです。

 

Aug.12   2021 Jindaiji

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植物多様性センターで大好きな花たちに囲まれて -1 ・・・ happiness surrounded by my favorite flowers -1

2021-08-13 23:59:51 | my favorite

オオヒナノウスツボが自然教育園に咲いていると聞いたので、行ってみようかと思っていましたが、Uさんや多摩散歩人さんの情報で
多様性植物センターにも新たに追加されていること知りました。たまたま発見した神代植物公園の植物多様性センターのツィッターに
その他、私の大好きな花たちが、花ざかりだったことを知り、調布に行くことにしました。昨日か今日しか晴れ間はないのかと思い、
昨日午前中に出かけましたが、今日は午前中から雨になり、正解でした。8月になって初めての花巡りです。Uさんに行く途中に
メールをしたら、お近くなので、自転車でいらして久しぶりにお会いすることもできました。いつもいろいろなお花のことを
教えてくださるので、花巡りに行く時はいつもメールで教えてもらっています。彼女は前日高尾山薬王院のレンゲショウマを見てきた
所でした。

8月12日

久しぶりの植物多様性センターの入り口近く。ワクワクしますね。

中に入って、とりあえず情報館に行って、今咲いているお花マップを確認します。

東口に到着していたUさんを水槽の前で大好きなガガブタを見ながら待って今いました。

足元に飛んできた茶色い色をしたバッタ。

 

トチカガミ

ガガブタ

ガガブタを小さくしたようなヒメシロアサザ

 

ハッカ

 

 

ミゾカクシ

 

オオヒナノウスツボ

 

 

始めて見る花です。

 

マキエハギ

 

キンミズヒキ

 

マツヨイグサ(待宵草
夕方に花径3~5cm位の黄色い花を咲かせ、翌日の朝には黄赤色に変わってしぼんでしまう一日花。

 

カワラナデシコ

 

バアソブ これももう終わってしまっています。

 

レンゲショウマ

 

 

 

ガガイモ

 

 

 

 

もうナンバンギセルが出ていました。

 

 

この木何の木? 黒い実がなっていました。

 

フジカンゾウ

 

ウマノスズクサ 
高尾山でオオバノウマノスズクサは見たけれど、ウマノスズクサの花は見たことがありませんでした。

 

 

Aug. 12  2021  Plant Diversity Center

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ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室 ・・・ the kitchen counter cooking school

2021-08-12 08:01:54 | books

図書館から督促メールが来てしまった ・・・

 

アメリカ人と結婚した主人方の甥のことを思い出します。奥さんは食に全く興味がなく、料理も全部彼が作っています。
ダメ女というわけではありませんが、アメリカにはこういうタイプの女性もいるのだなと思いました。彼女は若かりし頃
日本にいた時、日本人の女の子のグルメぶりに驚いていました。久しぶりに懐かしく思いだし、ネットで見てみると
今では子供二人も独立して、フロリダからマーケットのセミナーを配信したりしていました。YouTubeでも見れて、
セミナーの彼の自己紹介を見て、すごく転職しながらキャリアと積んでいったことがわかりました。日本にいた時も何社か
替わって最後にアメリカの証券会社にヘッドハンティングされてニューヨークに行き、そのあと西海岸、フロリダと移って
行ったことがわかりました。彼の奥さんを紹介したブログに「結局、結婚というのは、ひとりでは到底行けない処へ二人で
行こうとする試みなのかな? と最近は思っています。」と書き、奥様との出会いが人生最高の喜びだと書いています。
確かに二人でないと見れない世界があります。結婚に限らずいろいろな形態はあると思いますが。

この本はいろいろなバックグランド、どういう家庭に育ったかとか、リストラの波などいろいろ苦労している人たちを
食という観点から人生をあぶり出し、生きる喜びをみつけるような感じと、アメリカのあの大量消費、コストコに代表
されるような、に警鐘を鳴らしています。日本人ってやっぱりアメリカを真似したがるし・・・

急いでななめ読みしてしまいましたが、少なく買って多く作るとか、最近の私の傾向と同じでした。

本の初めに
料理だけでなく
すべての物事に喜びを見出す方法を教えてくれた
母イリーナに捧ぐ
と献辞がありました。

ここで注意しなければいけないと思ったのは添加物や半加工品など。あまり中身の表示は見ていなかったけれど
保存食品にはいろいろなものが入っているので、できるだけ最初から作らないといけません。私が使って
いたのはホットケーキミックスくらいかな? 最近ドレッシングは久しぶりに買ってしまったけれど。つい便利さを
選んでしまう私たち。忙しい生活の中ではよけい・・ カレールーはブレンドするカレーの一部として、少しは
使ってしまいます。

この本の中で
自分が食べるものは管理できるようになりたい。
食べ物に何が入っているのかわからない時代でしょ。今って。

人生の選択として地球や環境にやさしい暮らしをすることは大切。

などの言葉が当たり前だけど残りました。

やっぱり抗生物質を投与された肉を使ったハンバーガーは食べないほうがいいようです。
鶏肉も要注意ですね。スーパーではなくそれぞれの専門店で買うことを心がけよう。

そして変わって行って胸を張って生きている姿が気持ちの良い本でした。
自分を変えていくっていくつになっても大切なこと。もちろん変わらない自分もいて。

 

この本は紫苑さんのブログで知ったものですが、高尾に行ったときにコーヒーを自分で入れないの?
と驚かれました。そう若い頃は豆を買って電気でビ~ンって挽いてドリップで飲んでいた時代も
あったっけ。いつからインスタントとネスプレッソになってしまったのかしら? ネスカフェに子供の
頃から浸りきっていたので、最近はあまりインスタントコーヒーを飲む気がしなくて、紅茶も多い日々です。
それで生協で小川珈琲の挽いた豆を売っていたので買ってみました。やっぱりおいしいですね。

久しぶりに自分で入れたコーヒーを飲みながら、速読しました。

今日は本を返しに行って、古い映画のDVDを図書館から借りてこようっと。2日間も一歩も外に出ない生活なので
少し歩かなければ。

叔母が姉である母にお土産のリモージュの小皿を引き取りました。
器は身近な芸術品、もっと楽しみたいですね。

そしてやっと料理に手間をかけてもいい年齢になりました。

 

 

コメント (4)
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