Reflections

時のかけらたち

レトロを切り取る ・・・・ blinging me back to the past

2021-11-09 23:59:01 | wonderland

11月3日のお墓参りの帰りにどこかによろうと思ってカメラを持って行ったのですが、
レンズを花用にマクロレンズにしたままだったので、建物には向きませんでした。
大きく切り取った一眼レフの写真です。

 

旧自証院霊屋

 

高橋是清邸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊達家の門

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天明家(農家)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Nov.6  2021   Koganei

 

 

 

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レトロな雰囲気で遊ぶ・・江戸東京たてもの園 ・・・retro feeling in Edo-Tokyo Open Air Architectural Museum

2021-11-08 23:51:11 | wonderland

11月3日

お墓参りの後で、一駅手前の花小金井で降りて、小金井公園の中にある江戸東京たてもの園に行ってみました。
暖かい日差しの中、祝日の公園はたくさんの人で賑わっていました。緊急事態宣言が解除になって、少しずつ人々が
外に出始めた感じです。道路も大渋滞。

 

小金井公園は高校時代の英語の教師の祐本先生がお花見に誘ってくださった公園です。
素敵な奥様と小金井に住まわれていました。今ではすべて思い出になってしまいました。

 

小金井公園の中にある江戸東京たてもの園には娘が小さいころ来たことがあります。
もう20年近く前のことです。娘が新しくカメラを買ってから写真をあまり撮ってないということで
思いついた場所です。

 

高橋是清邸

 

 

 

 

 

 

上野消防署 望楼上部

 

 

 

若い人に今昭和レトロがブームとか。私たちには懐かしい知っていた過去だけど、
面白い世界なのでしょうね。 タバコ屋さんもそうそうこういう作りでしたね。型にはまったように
決まっていたのが面白い。

 

 

 

 

今でも神田あたりに残っていそうな商店。

 

 

 

子宝湯

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天明家(農家)

すっきりしていて素敵でした。

 

 

 

 

 

お気に入りだった田園調布の家。この家にそっくりな設計の善福寺の老夫婦のお宅に行ったことがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜にでもありそうですが、信濃町にあった家だそうです。

 

昔の街並みに迷い込んだような楽しい一日でした。

 

Nov. 3 2021  Koganei

 

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二年ぶりのホセ・カレーラス ・・・ Jose Carreras recital for the first time in two years

2021-11-07 20:33:09 | music

11月6日

 

 

時が止まってしまったような・・そしてまた時の流れを感じるコンサート。
1年の終わりのご褒美。

最初の1曲を聞いただけでもう目頭が熱くなる。
初めて生の声を聴いた時の感覚がよみがえります。生だからもちろんソフトで
高い美しい声なのだけど、レコードをはるかに超えます。

2年ぶりでまた年を重ねた写真を見て心配していましたが、変わらぬ歌声で全然心配ないことがわかりました。
来年のコンサートの先行予約も案内がありました。まだ活動も続けることも確認できました。

 

そして最初からよく声が出ていたのに、アンコールになると絶好調です。

自由に歌い、このまま終わらないでほしい時間でした。いつも聴いていた曲が次々流れて。
自分の長いようで、短い人生が浮かび上がりました。母のことも思い出したり。
サントリーホールで一緒に聞いた友も今はなく、生きることや人生を感じる音楽。
残り少ない時間で何をすべきなのかとも思います。

カレーラスの人生は白血病の患者のためと美しい歌声を世界に届けるけるために自分の持っている
力を生かしていて、高齢なのに素晴らしいと思わずにはいられません。
これからも歌声を届けてくださいね。毎年聴けるのを楽しみに一年一年生きていきたいです。

今回のコンサートではいつも和服美人(ちょっとプロっぽい)が多いのですが(今回は年配の方がかなり
いました)、障害のある方も目立ちました。

いつも最後は花だらけになるのですが、残念ながらコロナで禁止となっているようでした。まぁ普通の
コンサートでもあまり花束を渡すことはないのですが、カレーラスの舞台は最後たくさんの花をもらっている
カレーラスでした。

 

 

アンコール

デスポジト:太陽に酔って
ファルヴォ:彼女に告げて
トスティ:かわいい口元
見岳 章:川の流れのように
カルディッロ:カタリ・カタリ
アカンポーラ:冬
ララ:グラナダ
デ・クルティス:帰れソレントへ

 

いつものようにこのアンコールの数々・・・
おなじみの曲ばかりですが、「川の流れのように」はとても珍しかったです。
歌詞を見ながらでしたが、うれしいですね。
今はブラボー禁止なので、ブラボーに勝る拍手の嵐です。
多くのファンは「グラナダ」が来るともう最後だろうと思います。
でも最近は「帰れソレントへ」が本当のラストだったことを思い出しました。

終わってもいつまでも鳴りやまない拍手・・

「カタリ」のイントロが流れたときはよかったと思いました。この曲を聞かないでは
帰れません。コンサートの始まりから目頭が熱くなってしまいましたが、この曲では涙が
にじんできてしまいました。

トスティの「かわいい口元」は最近毎日頭の中を回っていた曲でした。声がまっすぐに伸びて
生は本当に素晴らしい。今回は舞台の真横の席でピアニストと目が合うくらいでしたが、後ろを向いて歌った
ときは本当に近くでしたが、やっぱり前方の席の方がよかったと思いました。チケットが高いのでちょっと選択を
間違えたかと思いました。以前そう思った時があったのですが、もう少し真横より舞台から斜め前になるかなと
思っていました。

 

開場前から熱気を感じるコンサートでした。

 

 

着物は帯は萩かもみじか菊かと考えましたが、一番好きな菊(秀や)にして、
米沢紬(筬園工房)に合わせました。最初は同じようなサーモンピンクの紅葉の帯に
しようかと思っていました。結局はお気に入りを合わせてしまいます。
道明の帯締めも。

久しぶりに着たら、どうも長襦袢が長すぎるような気がして、そして袖から見えて
しまったりするので、慌てました。同じところで作ったので合うかと思うのですが
着方なのでしょうね。やり直すと崩れていくばかりなので、今回は1回でやり直しなし。
いつもお太鼓のたれが長い私。おしりも大きいのでまあいいかと思ったり。

着物を着ると暖かくて、なんだか幸せな気持ちになります。和服を着て出かけることが
できることに感謝です。正式なロングドレスを着るような気持にもなります。
演奏者や公演者に対するリスペクトです。洋服に近い感覚にもなってきました。

 

 

 

家に帰ったら娘も六本木から帰っていて、写真を撮ってもらいました。

(家の中はPCの入れ替えのとき、出したものがそれっきりで片づけていなくて
写真を撮れる場所がありません。😿)

 

2年待ったコンサート、今年ぎりぎりで開催されてうれしいです。

 

今日買い物の行き帰りに公園で遊ぶたくさんの人を見ました。こういう光景は本当に久しぶりに
見ました。まだ感染者数が少なくなったとはいえ、人混みには恐る恐るという感じです。
何の心配もなく、生活ができるようになってほしいですね。世界から人が消えた2年間でした。

 

 

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お墓参り日和 ・・・ fine weather to visit grave

2021-11-06 14:10:55 | a day in the life

11月3日

ここのところインディアン・サマーという言葉を思い出させるような日差しの暖かい日が
続きます。

11月1日は主人の誕生日だったので、久しぶりに彼の大好物だったシブーストを買って帰り
供えました。そして3日の祝日に娘とお墓参りに行くことにしました。

 

我が家のお気に入りケーキの一つ。ブールミッシュのシブースト。

 

宿題のボビンレースは間違いながら、時に一歩前進二歩後退で何とか進んでいます。
点にピンを刺して糸をひっかけながら編んで(織って)行きます。
まだ織り方は4種類と端のやり方をいくつか習っただけです。

 

お墓までの道は今までで一番多くの人たちで賑わっていました。コロナでお墓参りも控えて
いたのでしょう。

家の近くで買ったブーケを備えました。

 

ポカポカしていたので、ミネソタのペンパルから最近誕生日プレゼントで
もらったジャケットを着ていきました。

 

 

 

木々の下に眠る樹林墓地です。

 

 

 

 

 

お参りの後はおなかもすいて、近くのカフェでランチ
ここでも外でまるでピクニックのように気持ちのいいランチタイムでした。

 

 

 

ヘルシーなランチ。ポテトサラダに柿とバナナが入っていておいしかったです。

 

 

 

目の前を流れる小川用水はきれいな水で多摩川上水の分水の一つ。
男の子が何かを捕まえようと遊んでいました。なんと蛍も飛びそうです。

 

 

 

 

 

 

この後は一駅先の花小金井からバスで小金井公園にある江戸東京たてもの園で
カメラ片手に散歩することにしました。

 

Nov. 3  2021   Kodaira

 

 

 

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高齢者講習修了! ・・・ complete the lecture for the elderly driver's license renewal

2021-11-05 23:58:02 | a day in the life

11月5日

今日の夕方運転免許証更新のための高齢者講習に行ってきました。
終わって、肩の荷が下りたような軽い気持ちです。

 

講習を受けたのは私を入れて8名の高齢者(70歳以上)です。そのうち2名は75歳以上でお一方は
86歳とおっしゃるので驚きました。ブルーの花柄のシャツを着て、髪の毛も若々しくびっくりです。
75歳以上になると認知のテストもあります。年取るということは判断力、記憶力など問題が生じて
きますが、それも仕方のないことですね。当たり前にできていたことがある時それができなくなる。
その時どういう風に方向転換できるかですね。

最初の視力の検査は視界の範囲とか動体視力、夜間視力を測ります。その高齢の方は検査を終わって
見えすぎちゃうと嬉しそうに戻ってきて話しかけられましたが、私は結構知らんぷりをしていました。
あとから教官が年齢を言ったので驚きました。まるで同年代にしか見えません。
終わるころには不思議な連帯感の空気に包まれました。

 

少し前に1回ペーパードライバー講習を受けて、今日も行く前にネットで方向変換の教習画面を見ていたので
イメージトレーニングがよかったようです。

 

事前のアンケートでどのくらい運転しているかという欄があったので、正直に運転していないにチェックしたら、
教官がどのくらいと聞くので、さばを読んで10年以上と答えました。教官はまあ軽く乗ってみましょうとおっしゃった
のですが、ちゃんとフルコースでした。S字も車庫入れもあったのですが、なんとうまく行きました。後ろの座席に
乗っていた講習者に終わってからバック上手ですねと言われました。その人は縁石に乗り上げたり、何回も切り返しを
していました。30年のブランクがあると話していましたが、さすが男性は度胸があります。

 

2時間の実車も含めた講習が終わり、修了証書が配られる頃、みんなに安堵感が流れました。試験ではないというけれど
やっぱりテストですよね。2022年からは75歳以上でもし交通違反をしていたら、更新のときに講習でなく、試験になる
とのことです。

今回試験でないとはいえ、終わってほっとしました

                                                                                                                                                               

* 写真は神代植物公園の植物多様性センター情報館に置いてあるイズノシマダイモンジソウ

 

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Giant

2021-11-03 23:52:29 | movie

ジェームス・ディーンの遺作をちゃんと見たいと思っていました。
たぐいまれな演技力を持っていたジェームス・ディーン。

どの作品もそこにいるのはジェームス・ディーンそのものでした。

彼はGiantでも最もインパクトの強い独白のシーンを自分で作って、監督を説き伏せたという。
エデンの東ではアドリブが多くて、父親役のレイモンド・マッセィを本当に怒らせて、いい芝居になったとか。
彼の出演する映画には痛々しいほど彼があらわています。

私がこの映画を初めて見たのは小学生か中学生の頃、TVで日本語吹き替え版を放送していました。覚えているのは
レズリーの子供たちが名前を付けてかわいがっていた七面鳥がクリスマスの食卓に出てきて、みんな泣いてしまって
収拾がつかなくなったかわいいシーン。翌日だったか学校でその話をしたことを覚えています。子供心に
老け役のジェームス・ディーンは今でいうと田代まさしみたいなちょび髭でかっこ悪いと思っていました。

60年ぶりくらいにちゃんとこの映画を見たら、なかなかの名作でした。撮影時にはジミーもリズも23歳。そしてロック・ハドソン
出さえ28歳という若さで、老け役をこなしていました。

ジェームス・ディーンの演じるジェットの存在が大きく、それもジミーでなければここまで陰影のある役にならなかった
と思います。ジェームス・ディーンなくして、この作品はありえないとも言われています。ジェームス・ディーンという人は
心の動きを演じることができる俳優です。レズリーに対する思いが痛いほど伝わってくるシーン。目の演技も素晴らしいです。

エリザベス・テイラーもあの若さで貫禄のある堂々とした演技でした。最初候補にグレース・ケリーがあがっていたとか。
あの頃の映画は「風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リーといい強い女性を描いていますね。南部の女性蔑視や
人種差別に対して、はっきりとした態度をとっていくレズリー。海外の戦争で国民を失っていくアメリカの姿は
今も昔も変わらないことを感じた歴史大作でした。メキシコ人から土地を奪って、今ではヒスパニックの多いアメリカ。

そんな中でも、差別に対して、今まで戦うことのなかった、ビックがそれに立ち向かい、叩きのめされてしまっても
今まで守ったことのない人のために戦った夫をたたえてレズリーがベネディクト家は100年かけて真の成功者になったと話す
シーンが Giant の映画のタイトルの由来となっています。メキシコ人を妻にした息子の子供と娘の子供の面倒を見て、二人が
人種を超えて仲良くしているシーンがラストシーンです。ここに希望を託した映画でしたが、まだまだ今のアメリカには問題は
そのまま残っているというかますます激しくなってきているようにさえ思えます。

この映画の一番強烈なシーンは最後のジェットの演説で、酔いつぶれて、自分の思いと過去を吐露するシーンです。
このシーンはほとんどジェームス・ディーンが作ったとのことですが、まるで成功しても心が満たされない
自分自身の思いをぶつけているように痛々しい演技でした。共演者がそのまま泣いてしまっているのが映し出されて
います。借りてきたDVDには監督のジョージ・スティーブンスの息子のジョージ・スティーブンス・ジュニアの
解説が入っていて、それがとても面白かったのですが、共演者は感動して泣いてしまったとのことです。
また、レズリーの娘役を演じたキャロル・ベイカーはジミーと同じアクターズ・スタジオの出身でリズより年上だった
ということです。アクターズ・スタジオ出身で舞台俳優だったジミーはハリウッド映画のスターたちとは違う演技
だったと話していました。ディーンは想像力が豊かでいくつものヴァリエーションを考えていた、写実的表現の俳優だったとか。

ジェームス・ディーンはこの映画の完成前に事故で亡くなりました。彼の部分の撮影が終わったところで、スポーツカーに
乗ることを監督は許可したとのことで、それ以前はこの映画には多くの人がかかわっていてその人たちの生活がかかって
いるのでもし怪我でもして撮影ができなくなれば大変だと禁止されていたそうです。そしてカーレースに出たいと
話した時も車の移動はトラックでと監督が行ったにもかかわらず自分で運転して事故にあってしまったとのことです。

リズはショックで寝込んでしまいましたが、撮影が再開され、最後の年取った夫婦の過去を振り返るシーンが
撮られ、ジミーのおかげでみんな本当に年を取ってしまったような深みのあるシーンになったとのことです。

 

この映画の撮影中、ジェームス・ディーンとエリザベス・テイラーはよく話し合っていたそうです。エリザベス・テイラーが
亡くなったあとで公開してもいいというジミーの不幸な過去がリズの死後知らされました。リズはジミーを愛していたと語り、
不幸の連続だったとも・・・ リズ・テイラーはジミーの最後の理解者だったのでしょうね。

 

James Dean / Giant (film)ジャイアンツ(映画) / ジェームズ・ディーン

 

1956年製作/201分/アメリカ
原題:Giant
配給:ワーナー・ブラザース映画
日本初公開:1956年12月22日

キャスト

 

スケールの大きな南部の歴史物語でも、普通のどこにでもいるような夫婦の話でもあり、よく作られていたと思います。

 

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花を楽しむ空間で -2 ・・・ a place of comfort with flowers -2

2021-11-02 23:55:08 | wonderland

暖かい日差しの中、向島百花園の中を花を見つけながら、歩きました。
庭師の愛情が感じられる数少ない庭園です。

赤い木の実もかわいい季節。ツィッターでの情報もまめに発信されています。

 

 

 

 

アケボノソウはまだ咲いているかしらと池の方に向かいました。入り口に置いてある鉢植えは
あまり花が残っていませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アケボノソウはまだまだ咲きそうです。

 

キチジョウソウも結構あちこちに出ています。

 

今回見られたのはモンキチョウ、ツマグロヒョウモン、シジミチョウでした。

 

萩の花は終わっても気持ちのいい萩野トンネル。

 

 

 

 

 

カラタチバナ (百両)

 

マユミ

 

 

サンシュユの実は初めて確認しました。

 

 

ここでは少しベンチに座って休憩。

 

 

今回見たかったのはサネカズラの実。

和菓子の鹿の子かルビーの指輪か?

 

 

サンシュユ

 

 

 

 

 

 

何が起きたかよくわからなかった。シジミが飛んでいたので、撮ろうと思っていたのですが、
視界から消えました。緑色でよくわからなかったのですが、カマキリがとらえたみたい。
自然の厳しさを感じるシーンでした。

 

ここにもリンドウが隠れていました。

 

 

 

 

バラの実

 

冬が来ることを知らせる山茶花

 

 

 

 

マンリョウ

 

 

 

菊の鉢がたくさん飾ってありましたが、仰々しくなくかわいかったです。

 

そういえば、今年は母の小花の柄の小紋を洗い張りに出して、裄丈と身幅を出したので、
着てみなくてはと思い出しました。洋服ではそういう季節感は無くなりまたが
和服には季節を楽しむことが残っています。

 

 

 

最後に入り口近くのサネカズラを再び。

 

 

秋は菊の季節で、山でも町の公園でもたくさん見ることができます。

 

Oct. 30  2021  Mukoujima Garden

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花を楽しむ空間で -1 ・・・ a place of comfort with flowers -1

2021-11-01 23:55:21 | nature

向島百花園は江戸時代からの庶民の庭園。この規模感といい、くつろげる感じがなんともお気に入りの公園です。

 

江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804~1830年)に造られた庭園。庭を造ったのは、それまで骨とう商を営んでいた佐原鞠塢。
交遊のあった江 戸の文人墨客の協力を得て、旗本、多賀氏の元屋敷跡である向島の地に、花の咲く草花鑑賞を中心とした「民営の花園」
を造り、開園しました。
 
開園当初は、360本のウメが主体で、当時有名だった亀戸の清香庵字臥竜梅の梅屋敷に対して「新梅屋敷」と呼ばれたほどです。その後、
ミヤギノハギ、筑 波のススキなど詩経や万葉集などの中国、日本の古典に詠まれている有名な植物を集め、四季を通じて花が咲くように
しました。「百花園」の名称は、一説で は、「梅は百花に魁けて咲く」または「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたものです。

百花園は当時の一流文化人達の手で造られた、庶民的で、文人趣味豊かな庭として、小石川後楽園や六義園などの大名庭園とは異なった
美しさをもっています。
 
民営としての百花園の歴史は昭和13年まで続き、同年10月に最後の所有者の小倉未亡人から東京市に寄付され、翌14年7月に東京市が有料で
制限公開を開始しました。なお、昭和53年10月に文化財保護法により国の名勝及び史跡の指定を受けました。

 

花を見ないではいられない、自然の中で過ごしたくなって、ヨガでストレッチした後、今回は西日暮里、北千住を経由して行きました。
調べたら日暮里からバスもあるのですが、緊急事態宣言が解除されているせいか道路が混んでいるような気がして、全部鉄道にしました。
行きは急いでいたので正確に動ける電車でしたが、帰りはバスで日暮里まで出ました。道路は別に混んでもなく、途中都電に乗り換えの
駅もあり、家の方から乗っていく都電の行き先三ノ輪がこのあたりだということを初めて知りました。どんなところに行くのだろうと
ミステリアスな都電でしたが。帰りも都電に乗り換えればシルバーパスが使えましたが、帰って調べたら1時間近くかかることが
わかりました。

ヨガスタジオから一番近いのは小石川植物園でしたが、向島百花園のリンドウの花が一番見たかったので向島までにしました。

 

手を入れすぎていない、自然を残した庭が好きです。

この青空の下、向島百花園の前の行列ができるパン屋さんでパンを買って
お昼ご飯です。

  

和風鯖サンドとイチジクとクリームチーズのアンパン
鯖サンドには紫蘇の葉と多分蜂蜜梅干しで和えているような感じの鯖の甘辛煮が挟んでありました。

 

 

おなかがすいていたので、作ってきたコーヒーとパンを食べてから、秋の花を見つけながら
園内をくるくる歩き回りました。

ツワブキ

 

センニンソウの綿毛が見え始めています。

 

 

 

フジバカマ

 

 

 

コセンダングサ

 

池のふちにたくさんのリンドウが咲き始めていました。
発見した時はすごくうれしかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園の入り口に鉢植えもありました。

 

センブリも一輪だけ鉢植えでありました。

 

Oct. 30  2021  Mukoujima Garden

 

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