飯嶋和一、河出書房新社。
1989年の作品。デビュー作。
落ちぶれかけたボクサーの魂と肉体の再生物語。
これでひどい終わりだったらどうしようと思ったけど、
主人公への愛があるなら、ひどい終わりはないだろう、と
おもいつつ、はらはらしながら読み進めた。
トカラ列島の南端、宝島生まれの主人公、新田駿一。
大きな体を生かしたボクサーだが、試合に恵まれず、
アルコール中毒になっていたが・・・
なんとも素直な、希望のある作品。さわやかだー。
主人公の欠点も含めた、人間を大事に描いている。
ちょっと、「一瞬の夏」を思い出す。
宝島って、本当にあるんだなあ。
1989年の作品。デビュー作。
落ちぶれかけたボクサーの魂と肉体の再生物語。
これでひどい終わりだったらどうしようと思ったけど、
主人公への愛があるなら、ひどい終わりはないだろう、と
おもいつつ、はらはらしながら読み進めた。
トカラ列島の南端、宝島生まれの主人公、新田駿一。
大きな体を生かしたボクサーだが、試合に恵まれず、
アルコール中毒になっていたが・・・
なんとも素直な、希望のある作品。さわやかだー。
主人公の欠点も含めた、人間を大事に描いている。
ちょっと、「一瞬の夏」を思い出す。
宝島って、本当にあるんだなあ。