河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

先生と僕

2009-07-22 20:50:19 | 読書(小説)
坂木司、双葉社。
「僕」は、今年大学生になりたての、伊藤二葉、18歳。
「先生」は、中学校1年生、瀬川隼人。
怖いのが嫌いなのに、ミステリー研究会などに入ってしまった二葉は、
偶然、隼人に出会い、家庭教師として雇われつつ、
ミステリーマニアの隼人に、怖くないミステリーを紹介してもらう。
出会いかたは、あり得ないけどね。
しかも、二葉は、隼人に慕われすぎで、ちょっと気持ち悪い・・・
載ってるミステリーはほとんど読んだことないから、読んでみようかなーとは思う。

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わくらば追慕抄

2009-07-22 20:43:49 | 読書(小説)
朱川湊人、角川書店。
わくらば日記のつづき。
過去を見る目を持つ姉・鈴音と、語り手の妹・和歌子。
新たなライバル登場!?
すごい登場の仕方だったけど、1話と4話だけ。
なんかこう、続きをほのめかすような感じでなんつーか。
まだ続くのかなあ、という伏線がちらほら。
「澱みに光るもの」「黄昏の少年」「冬は冬の花」
「夕凪に祈った日」「昔、ずっと昔」
4話は、怖い。知らない方がよい、過去。
昭和30年代、いまよりよかったことも悪かったことも。
そういうのを描こうとするところが面白い。
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